SAT隊員の殉職を悼む

愛知県で起きた拳銃篭城事件。最初に駆けつけた警官が撃たれ、その場に数時間放置される、更には事件の解決に当たっていたSATの隊員が撃たれ、殉職されました。
殉職されたSAT隊員は24歳。将来ある若者が、拳銃を持って篭城する反社会的な人間の凶弾に倒れた事は、なんとも残念な事です。



SAT隊員死亡「今回は不運…」、迫られる装備改善
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000214-yom-soci
 愛知県長久手町の立てこもり事件で、同県警特殊急襲部隊(SAT)の林一歩(かずほ)巡査部長(23)(18日付で警部に2階級特進)が銃撃を受けて死亡したことで、警察当局は、優秀な人材を失うとともに、装備改善を迫られることになった。

 銃などから完全に身を守る装備をしながら、現場で機敏に動き回らなければならないという、相反する課題を乗り越えることを宿命とするSAT。警察庁は対策への模索を始めた。

 テロ対策などで犯人制圧を行うSATの隊員になるには、体力テストや銃技能テストで優秀な成績が必要なうえ、協調性も重要視される。このため、約25万人の警察官のうち、8都道府県で約300人しかいない超エリートだ。


全国で約300人のエリートが、反社会的な行動を繰り返す人間に殺されてしまったのか・・・
このような事件は二度と繰り返してはならないと思います。

しかし、この記事では『装備改善』という見出しになっているが、果たしてそうだろうか。

素人なりに言わせていただこう。


○現場のマスコミを規制をせよ。
 昨日も記事にしたが、犯人の狙撃に備えているSATの姿を生放送するのは、犯人に協力するようなものじゃないのか?
 当然、取材はして良い。しかし、生放送などは止めさせるべき。つーか、止めさせられないのか?

○犯人に対しての対応が甘すぎる
 悪いけど、銃を持ち、人質を取って立て篭もっている犯人に対し、狙撃して死亡させたとしても今の国民は非難せんだろ。この事件で、
『日本の警察は、銃を持って立て篭もっても、警官を射殺しても、撃ってこない』という事を全国に宣伝したようなもんじゃないのか?
 死刑制度に否定的な欧米諸国であっても、このような事件の場合、犯人を狙撃しても非難される事は無いだろう。こんな犯人を守る為に人権ってのがあるわけではないだろうし。



どこが一番責任が重いのか。やはり、現場の指揮を取っていた警察の上層部ではなかろうか。
マスコミの罪は重いと思うが、奴らは責任には問えんだろう・・・


『マスコミ』ってのは無責任なもんだから。