山田洋行、刑事告発へ

ま、当然だと思いますね。
本日のテレビ番組で、石破防衛大臣が、防衛省への水増し請求問題や、防衛省事務次官などへの不適切な関係が話題となっている『山田洋行』に対し、『これは、水増し請求というレベルではなく、詐欺である』と断言していたところを見かけましたが、確かにその通り。見抜けなかった防衛省もちょっと情け無いけど、悪いのはこの山田洋行という会社であることは間違い無いかと。



石破防衛相 山田洋行刑事告発を指示

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071125-00000914-san-pol

 石破茂防衛相は25日、テレビ朝日の番組で、防衛専門商社「山田洋行」が旧防衛庁への装備品納入にからみ水増し請求をしていた問題に関し防衛庁全体をだまそうとして請求書や見積書を偽造したもので、詐欺であり有印私文書偽造だ。告発はきちんとやれと言っている」と語り、同社の刑事告発を検討するよう省内に指示したことを明らかにした。

 石破氏はまた、「山田洋行のみならず全部調査してみなければいけない」と他社との契約についても水増し請求の有無を調べる意向を表明した。商社を通じて外国メーカーと取引を行う慣行についても「調達庁のようなものを作るべきだということであれば、その方法も探求しなければいけない」と述べ、防衛省自らがメーカーと直接取引する仕組みも検討する考えを示した。

 山田洋行海上自衛隊救難飛行艇の機材など2件の装備品納入契約で計約360万円を水増し請求していたことが判明しており、防衛省はすでに同社と同社の米国法人を取引停止処分としている。


ま、途中に代理店が入ることで、メリットがあるとすれば、その代理店は防衛省のニーズを拾い、また、メーカーからの情報を拾い上げ、調達する『物』についての『専門知識』を持っていると言う事かな。
防衛省に『調達庁を設ける事を検討』という事が、まさか防衛庁に調達部門が無いという事を意味しているのでは無いと思うが・・・そこの負担を下げる事で生じるコスト効果と、代理店の手数料がつりあうならばその存在価値があるわけで。

ところが、この会社は、手数料収入だけでなく、メーカーからの請求書を偽造して水増し請求を行っていたとか。

この会社の存在に異をとなえる人はいなかったのか。疑問に思います。

とりあえずね、この会社、刑事事件として告発する事で、この会社の手口と、この会社を取り巻いている有力者などを明らかにするべきかと。

今頃、ガクガクブルブル(((( ;゜Д゜)))の政治家は多いんだろうね。



こういう犯罪捜査は国会で素人がごちゃごちゃやってないで、警察に任し、本来の仕事に専念してもらうのが当然かと。

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