太郎VS一郎

アメリカ発の金融危機、これが世界中の国に影響を与えている昨今。
本日、日本の生命保険会社とRIETの運営を行っている会社が破綻したと言うニュースが流れました。
日本の金融機関は、バブル崩壊の後不良債権処理を続け、比較的健全であると言われていた日本の金融機関にも影響が出てきていると言う事。これは深刻な事態です。

この事態を受けて、日本の政治をリードする二人の人物の発言、行動を比べて見ますか。

まずは、日本国首相である麻生太郎首相。


麻生首相>G8開催の意向表明…金融危機に対応
10月10日20時26分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081010-00000119-mai-pol

 麻生太郎首相は10日、金融危機に対応するためG7(先進7カ国財務相中央銀行総裁会議)の結果を見たうえで、G8(主要8カ国)首脳会議を主催する用意がある」と述べ、緊急にG8を日本で開催する意向を示した。今年1年間、日本はG8の議長国を務めている。参加国については「G8に限る必要はない。G20とか12とかいろいろある」と語り、中国、ブラジル、インド、韓国などの参加を促す考えも示した。

 河村建夫官房長官も10日の記者会見で「金融不安の払拭(ふっしょく)に向けて必要なリーダーシップを取っていかなければ。こういう思いを首相が強く持っていることは事実だ」と語った。

 金融危機を踏まえた4日の欧州首脳緊急会合で、サルコジ仏大統領らがG8開催を求めていた。麻生首相は「ただちに対応できるのは財務相(というの)が当然だと思う」と述べ、10日に米ワシントンで開かれるG7を見守る意向だった。

 しかし、10日も株安が急激に進行するなど金融危機の影響が深刻化しており、日米欧の協調体制をアピールし早急に対応する必要があると判断したとみられる。



日本がリーダーシップを取って、この金融危機にいち早く対応しようと言う姿勢を見せる事は非常に良い事ではないか、と。
これまでの総理よりは、この手の動き、『メッセージ発信力』ってのは際立っているように思えます。
国内ではマスコミからのバッシングに晒されながら、大したもんです。

その一方、衆議院選の結果次第では日本の代表になるかも知れないこの人は・・・


第2党でも政権交代目指す=野党結集、与党の一部と連携も-小沢民主代表
10月10日19時56分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081010-00000155-jij-pol

 民主党小沢一郎代表は10日のテレビ東京の番組収録で、次期衆院選後の政権の枠組みについて「基本的には(衆院)第1党が中心になって組閣すべきだ。ただ、第1党ではないけれども、合わせると圧倒的に過半数、という場合もある。それを否定する必要はない」と述べた。
 自民党の獲得議席を下回った場合でも、他の野党勢力を結集して政権交代を目指す考えを示したものだ。民主党が第1党に届かなければ与党が過半数を維持する可能性が高いことから、与党の一部との連携も視野に入れた発言とみられる。



さすが小沢盗首。目線の先には政権奪取だけですか。


与党の一部との連携も視野に入れた発言とみられる。


これは、アレですか。平たく言うと・・・公明党との協力を模索するって事ですか

しかし、現在直面している経済危機に対して、一言も言及が無いのは、興味が無いから?それとも知識が無いから?

民主党って、国民の生活が第一って言ってなかったか?


アメリカ発の金融危機で、国民の生活が脅かされてる今、それに対応するのではなくまず政権奪取ですか。


民主党の言う国民の生活が第一と言うのは、いったいどこの『国民』なんですかね。


で、太郎さんが一郎さんに党首会談を呼びかけたそうで。


党首討論、来週民主に申し入れ=財源やテロ対策で論争を-自民・大島氏
10月10日18時27分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081010-00000129-jij-pol

 自民党大島理森国対委員長は10日午後、国会内で記者団に対し、麻生太郎首相と民主党小沢一郎代表による党首討論の開催を来週後半にも、民主党に正式に申し入れる考えを明らかにした。大島氏は論戦のテーマとして、両党が掲げる政策の財源、テロ対策、社会保障などを挙げ、党首討論は国民が待ち受けている」と語った。



さて、小沢盗首は、討論できるんでしょうかね。


『解散せよ!解散せよ!!』と、オウムみたいに繰り返すだけが良いところかな。


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