韓国もダメですな・・・

アメリカ発の金融危機で、アイスランドIMFに支援を求めたとか。


アイスランド 小さな金融大国が崩壊した
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/187145/
 世界最北の島国アイスランドが、金融危機の大波に襲われている。中央銀行は10月15日、政策金利を3・5%の大幅利下げで12・0%にすると発表した。アイスランドではすでに上位3銀行を国有化するなど、異例ずくめの危機対応に追われている規制緩和による金融大国を目指して急成長した人口32万人の小国はいま、国家的な危機にある。

 ■「成功モデル」が…
 余波は意外なところにも及んだ。25日から東京、大阪などで来日公演を予定していたアイスランド交響楽団の来日が15日、中止と決まった。銀行国有化で楽団の口座も凍結され、費用を引き出せなくなったためという。

 アイスランドでは、カードの普及で現金の流通量は国内総生産(GDP)のわずか1%。世界で最もキャッシュレスに近づき、「小国開放経済の成功モデル」ともてはやされてきた。金利で海外マネーを吸い寄せ、国内銀行の総資産はGDPの10倍になった。

 1970~80年代、欧州最貧国だったという面影は全くない。当時は漁業以外にほとんど見るべき産業はなかったのだ。政府は90年代に市場自由化と民営化を進めた。産業多角化モデルの一つが金融だった。

 ロンドン大LSE校のダニエルソン教授は「自由化を進めれば世界中のカネが集まり、手数料収入が見込める。小国が金融への特化を図るのは自然」と言う。欧州ではスイスやルクセンブルクも同様の手法を取る。

 集まった海外のカネで建設ラッシュが起き、ポーランドや中国からの出稼ぎ労働者が増えた。地熱発電を利用したアルミ精錬事業も拡大した。3~5%の経済成長が続き、2004年には1人当たりGDPで世界6位。国内2位のランズバンキ銀行の会長は06年、サッカーの英イングランド・プレミアリーグウェストハムを買収した。

 ■露に融資打診
 しかし、この勢いはバブルが生んだ見せかけにすぎなかった。米国発の金融不安は突然、資金の流れを詰まらせた。

 通貨クローナは6日、対ユーロで30%も急落。ゲイル・ハーデ首相(57)は「国家崩壊の危機」を訴え、議会はすべての国内銀行を国有化する法案を可決した。国有化された上位3行の負債はクローナ暴落でGDPの何十倍になるのか想像もつかない。100以上の団体が約10億ポンド(1800億円)を預けていた英国は、反テロ法を適用しアイスランドの銀行が英国内に持つ資産を凍結した。オランダやドイツも預金返還を求めている。

 欧州に頼れないアイスランドはついにロシアに緊急融資を打診した。ロシアも前向きで、40億ユーロ(約5500億円)を融資する意思を表明。実現すれば北大西洋条約機構NATO)加盟国にロシアが財政支援する初のケースになる。金融危機は政治地図をも塗り替えかねない。
 (ロンドン 木村正人/SANKEI EXPRESS)


これは大変な状況ですが・・・
身近なところにも、同じような状況に陥った国があるようで。



金融危機>韓国は「アジアのアイスランド」に?日中に支援要請
―中国紙
10月20日6時59分配信 Record China
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081020-00000002-rcdc-cn

2008年10月18日付「環球時報」は、米金融危機を回避するため、韓国政府が中国政府と日本政府に支援を要請していると伝えた。

それによると、金融危機津波に飲み込まれて、韓国はアジア初のアイスランドとなるのか――。ソウル株式市場では16日、韓国総合株価指数(KOSPI)が前日終値比126.50ポイント下落で、過去最大の下げ幅となった。同日の韓国ウォン相場も1997年のアジア通貨危機以来の最安値を記録。英経済紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、「韓国が(金融危機に陥った)アイスランドの後に続く可能性が高く、破産の瀬戸際に立たされている」と報じた。

韓国の外貨準備高は2400億ドルに達するとはいえ、それは短期流動性が不足しているだけのこと。韓国の金融機関7社が格下げ方向で「クレジット・ウォッチ」に指定されているだけに、市場への懸念は深まるばかりだ。さらに、韓国の金融機関の預貸率は136%に上っている。アジア地域で最も高い比率で、平均水準の82%を大幅に上回る。アジア通貨危機の打撃を最も受けたインドネシアでさえ現時点で100%未満だ。

韓国はいくつかの分野で、金融危機津波のなかにいる米国、英国との相似性を示しているという。記事は、「韓国市民は政府と金融機関が、“アイスランド式”の爆発を回避できると信じたまま」と指摘しながらも、「李韓国大統領は、ウォン崩壊の危機を直視しない市民を指摘するなど、警鐘を鳴らし始めている」と伝えている。

韓国政府は総額800億ドルの通貨互換方案を提出するなど、東アジア諸国に支援を求めている。また、中国政府、日本政府が早急に手を差し伸べるよう要請するとともに、ASEAN東南アジア諸国連合)と共同で地域サミットを開催し、現在の危機を協議したいとの意向を示しているという。



しかし、何でまた大嫌いな日本に支援を要請してくるんだろ。よくそんな事が恥ずかしげも無く出来るもんだ。
韓国を支えているのは、やはり同胞のようで。北ではなく中国在住の同胞。



金融危機人民元高でウォン買い支え?在住の韓国人―中国

http://www.recordchina.co.jp/group/g24791.html
2008年10月11日、韓国の通貨ウォンが急落する中で、中国在住の韓国人がウォン買いの動きを次々にみせているという。韓国聯合ニュースが伝えた。

「ウォンが急落している今が、買いのチャンス」。そう判断したのは中国に在住する韓国人、金さん夫婦(仮名)。夫は韓国某大企業の常務。人民元の切り上げを期待して元預金をしてきた金さん夫婦だが、中国で働いて貯めた5000万ウォン(約25万元)を今後2~3年のうちに韓国に送金しようと決めた。

「いつもなら1~2人の客しかいないのに、その日は20人余りが並んでいた」。金さん夫婦は、北京市内にある韓国系銀行での光景をそう話す。中国に進出している韓国系銀行には、数日前からウォンへの両替を求める客がひっきりなしに訪れている。

また、人民元をウォンに両替して韓国に送金したいとの問い合わせも殺到しているという。韓国友利銀行の北京支店長によれば、今週に入って1人民元=200韓国ウォンを突破したことで、送金に関する問い合わせが急増したという。

同支店長は次のように話す。
「しばらく元高基調で推移するとの見方が強く、韓国への送金額が1日平均で数10万ドルに達しています。送金者の大部分が、中国在住の韓国人かビジネスマンです」。

このほか、中国金融部門が北京五輪を機に外貨両替規制を緩和したことが、両替急増の要因との見方もある。短期的な資金流動を回避するため、中国政府は証明書なしの両替を禁じている。しかし、北京五輪期間に中国を訪れた外国人のため、今月17日まで、パスポートの提示だけで1日1人当たり最大5000万ドルの両替に応じているという。



先週、韓国出張した同僚によれば、
『一万円で14万WON近いレートだった。ちょっと前の半分だ。』
との事。『せっかくだから、円に両替しないで帰って来ましたよ』と大量のWON札を見せてくれました。
まあ、金額にして2万円分くらいでしょうかね。韓国の通貨は最大の額面が1万WON札(現在800円くらい?)ですから、今のレートで2万円分あれば二つ折りの財布が折れなくなるくらいの量になりますか。

ただ、願わくば・・・同僚が持つWONが紙切れにならない事を祈るのみ。

韓国も秒読み段階のようです。しかし・・・



こっちを見るな、と。



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