山田&赤松&ミラクル韓直人口蹄疫 2010年7月19日 副大臣の反省

副大臣と言っても、元脳衰副大臣、現脳衰大臣。牛殺しの山田君とは違って、今の脳衰副大臣ね。
現場で口蹄疫、封じ込めの対策で、東国原知事や、JA等と協力してあたり、現場の状況を良く知っておられる方のようです。
民間種牛を救えなかった事について、コメントを出されているようです。


口蹄疫民間種牛殺処分 「力不足で済まない」 篠原副農相が陳謝 /宮崎
7月17日15時3分配信 毎日新聞

 撤収が決まった現地対策本部の篠原孝副農相は16日、県庁で記者団の取材に応じ、民間種牛の殺処分が決まったことに「円満な解決を目指したが、力不足だった。薦田さんには済まない気持ちだ」と陳謝した。
 副農相は東国原英夫知事に「敬意を表したい」と述べたうえで、非公式見解で「なるべく助けたかったが、達成できなかった」と漏らした。今後の備えとして「こういうことがないように法律を作り、県だ国だ、ではなく国が責任を持って対処すべきと述べた。【石田宗久】


長野選出の民主党代議士である篠原孝副大臣
宮崎県知事と民間種牛を守れないかと動いてくれていた様子。
そして、民間種牛の救命嘆願書には、民主党選出代議士の署名もあったとか。
 
もう、殺処分が行われており、終わった話ではありますが、民主党の議員の中でも色々な捕らえ方が会ったという事については、小さな希望、そして僅かな救いを感じます。
 
種牛を守ろうという声に対しては、地元の方々の意見も分かれている様子。
とにかく、現在宮崎県の畜産農家が置かれている状況、兵糧攻めから抜け出すには、他に方法が無かったという事でしょうか。
 
この篠原議員、結構突っ込んだコメントを残してますね。
 
>今後の備えとして「こういうことがないように法律を作り、県だ国だ、ではなく国が責任を持って対処すべきと述べた。
 
『ミヤザキガー』とか、『コクバルガー』では無く、
『まず、国が責任を持って対処するべきだ』と。
 
これ、山田脳衰大臣に向けた言葉と言って良いのかな。
 
東国原知事のブログには、山田脳衰大臣との生々しいやり取りが書き残されている。
結構、勇気の有るブログへの書き込み内容です。一部抜粋します。


○山田大臣の答えは「赤松大臣は認めたかも知れないが、今は俺が大臣だ。俺は認めない」だった。
○その後、僕の方から「どこにでも会いに行くから、話を聞いて頂きたい」と面談を申し入れたが、
  「嫌だ。事務方になら会っていい」と言われた
○僕は、これまで様々な大臣や副大臣等に要望書や嘆願書を持参したが、受取ろうともせず、
  「そこに置け」と言われたのは初めてであった。こういう方を信用・信頼しろという方が無理である。
○山田大臣が、「あくまでも殺処分ありき」という論理矛盾を押し通し、自分のメンツや意地だけを優先
  し、「殺処分しなければ、移動制限解除はさせない」と強引・高慢な方針を突っ張られたからである。
○現地対策本部長の山田氏が「僕がここに来たのは、ワクチンを打ちに来たんだよ」と嬉しそうに、
  まるで宮崎が実験場であるかのように仰られたことを言っているのか?
○「知事さん、このリングワクチンを地元に説得出来なければ、あんたのリーダーとしての資質は
  無いんだ。知事として失格だな」と低い声で言われた。


ここに書かれている内容が本当であれば、恐ろしい人物が大臣をやってるんですな
 
さらに、東国原知事の本日のブログには、新たな記事がUPされている。


理由(わけ)
 一昨日のブログにちょっと付け加え・・・・・殺処分前提のワクチン接種農家さん達と薦田氏との平等性について・・・・・・薦田氏は、そもそも県に無償譲渡を提案された。つまり、薦田氏から6頭の所有権は剥奪され、よってワクチン接種農家には補償される補償金等は一切支給されない。このことを持って完全に平等ということでは無いが、ここに不平等性の緩和は少なからず発生する。

 山田大臣が「6頭の特例を認めると、次から、我も我もとなり、防疫対策上支障を来す」と盛んに指摘される件・・・・・・・仮に、次にこのようなリングワクチンという事態が発生した場合、その時にワクチン接種を拒否される農家は、今回の本県のようにまずは都道府県に無償譲渡され、かつ都道府県がその価値を認め、受け入れる場合のみに特例措置は成立される。
 果たして、そのような事例が今後どれくらいの確率・件数で起こり得るのか?

 一昨日のブログでも幾つかの指摘をしたが、以上の理由からしても、山田大臣が「特例を認めない」とする理由は、これらの根拠からだけでは甚だ乏しいと言える。つまり、「特例を絶対に認めない。殺処分ありき!」という断固たる姿勢を貫くには、他にも理由があるとしか考えられない。ならば、他の理由とは一体何か?

 ①・・・今回の口蹄疫対策は現政権においては、絶対に失敗出来ない施策であった。わずか2週間の間に二人の首相が形だけでも現地入りし、また各関係閣僚が悉く現地を訪れたことでもそのことは伺える。
 「政治とカネ」「普天間問題」等の失政・失態に加え、口蹄疫対策の失敗は政権の根幹を揺るがしかねない、謂わば、下手すると命取りになる可能性も否定出来ない。
 アメリカの原油流出事故等もそうであるが、この手の失策は直接政権運営に支障を来すことになり兼ねない(まぁ、アメリカは、こういうケースは国家の責任・威信において対応していることだけでも偉いが・・・)。

 ②・・・国としては、今回の口蹄疫に対する責任は出来るだけ回避し(場合によっては、自治体や当事者等に出来るだけ責任転嫁し)、国家防疫・国家危機管理対策として封じ込めに成功した実績と危機に強い政権というイメージを作る必要が(選挙のためにも)あった。それが、「政治とカネ」等で失墜した国民からの信頼を勝ち取る手段でもあった。

 ③・・・一方、特に大臣がコロコロ変わる農水省においては(というか誰も大臣をやりたがらない農水省においては)、いつ大臣が変わっても行政運営・機能には影響無いような強固・安定・複雑怪奇な組織体(ステルス)を作っておく必要がある(まぁ、これは全ての省庁に当てはまるが)。ただでさえ、ヤミ専従等の問題や各利権等が指摘され、最も魑魅魍魎が跋扈し、一筋縄ではいかない鬼門の省庁と言われている農水省である。その農水省所管内で今回の口蹄疫が発生した。
 その農水省相手に、当時の副大臣として、そして大臣として、山田氏はどういう采配・行動を取る必要があったのか?
  
 ④・・・また、現政権における農家個別所得補償制度等は、それまでの農業政策(大規模化・集約化)を大きく方向転換する政策であった。「その個別所得補償制度は僕が作った」と言って憚らない人物が新大臣に就任した。因みに、山田氏は小沢派で、以前、中国や韓国から子牛を輸入し、一大畜産地帯を造る構想を持っていた。
 農水省としては、政権交代する度に、或いは大臣が変わる度に農業政策がコロコロ変わることは、国内就農者は元より、国家食料安全保障や国際的信用の見地から言っても避けたい。農業(食料安全保障)はあくまで長期的・大局的見地が必要不可欠である。ただでさえ、この国の国家的食料安全保障に関する危機意識は、今回の口蹄疫の危機意識と同じく、大きく欠如しているという指摘がある。
 しかし、農業団体等との微妙な関係性もある中、政策は方向転換され、そんな中で今回の厄介な口蹄疫が発生した。・・・・・・・・・
 
 ・・・・・・・・立場上、余り突っ込んでは書けない。あくまで上っ面なことしか書けないが、上記①+②+③+④等を参考・ヒントに、山田大臣が「民間種雄牛の6頭はとにかく殺せ!」と譲らなかった他の理由を皆様に推察して頂きたい。

まあ、実態としては、私の想像通りの事が起きているって事かな。
残された宮崎県のスーパー種牛5頭、そして、残された冷凍精液を使って宮崎県の畜産が復活する事を願うのみです。
 
つーか、今の技術ならば。
残された精子からクローン牛を作る事は出来るのでは無いだろうかね? 
金はかかるだろうけれども、こういう時にその技術を生かすのが必要なのでは無いかと思うけれども。
 
(*あくまでも個人の感想ですけど、山田と赤松は許せません)
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