JRの記事を書いて思い出した事・・・

先週の土曜日に、『目黒』に行ったんですよ。
JR目黒駅、だいぶ変わりましたね・・・
実はここの駅には、思い出があります。

十数年前、私が20代はじめの頃、ここの駅で、線路に落ちたおじさんを助けました。

友人と東京で遊んでいて、終電に間に合わせようと地下鉄に乗り、目黒駅へ。
東京駅方面のホームで電車を待っていると、酔っ払った50代くらいのおっさんがふらふらと線路へ・・・


『おじさん、危ないよっ!!』

叫んだ直後に、線路に落ちました・・・
周りに駅員はおらず、次の電車は前の駅に入るところだと言うような掲示が・・・

友人と相談しました


も:『どうする?』
友:『確実に死ぬね、あのおっさん』
も:『俺、降りるよ。そんで、登れるか試す。んで、登れたら2人で降りないか?』
友:『登れなかったら?』
も:『俺だけ助けて』
友:『了解』


私の方が背が高かったので、私が降りて登れたら、少なくとも2人は逃げられるだろうと。
んで、降りて、余裕で登れたので、2人で降りました。

20代はじめの男二人・・・おっさんを立たせて、2人がホームに上り、引きずり上げる。



んで、引き上げた後、おっさんを駅員室に連れて行ったのです。
次の電車はおっさんを引き上げて数分後にホームに滑り込みました。

事務所に連れて行った私たちに駅員が言った言葉・・・


駅員『あっ、そう。ご苦労様です。でも、危ないからやめてね。ところでキミらどこまで帰るの』

も:『T駅ですが』

駅員:『ありゃ~さっきの電車が最終だよ。キミら帰れないね・・・ホテル探した方が良いよ』



教訓・・・

怪我でもしなきゃ、誉められないのか?(^^;)

いや、誉めてくれとは言わないが・・・ちょっと冷たくないか?(苦笑)



事務所で知った事・・・
ホームのベンチで、無表情な顔で成り行きを眺めていた中年の女性。
ホームに落ちたおっさんの奥さんだったとか
駅員に、『家はどこですか?』と聞かれ、小さな声で『横浜です』と答えるおっさん・・・
私たちに言ったのと同じような声で
『あ、それじゃ、帰れないね、終電出ちゃったから』と言い放つ駅員(^^;)


まあね。今から十数年前・・・のんきな時代だったのかも(笑)

今にして思えば、飛び込みだったんだろうなぁ・・・

教訓。






電車に飛び込むのはやめましょう

助ける方も危ないからね♪

悪いけど今は助けに降りないで駅員を呼ぶなぁ・・・あとは緊急停止のボタンを押すくらいかな。