やっぱ円借款は欲しいんだね(笑)

日本政府が、中国に対しての円借款の年度決定の見送りを決めて・・・
ただ、『アジア開発銀行からの融資』という抜け道もあるという指摘もあり、中国へのお金の流れそのものは止まらないという説もありますが・・・

中国は結構、焦ってるようですね

円借款見直しを批判 中国、関係改善に不利益
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006032301006372
 【北京23日共同】中国外務省の秦剛・副報道局長は23日の定例会見で、日本政府が2005年度分の対中円借款供与の閣議決定を当面見合わせる方針を明らかにしたことについて「日本側の一方的な決定は、中日関係を改善するうえで利益にならない」と批判した。
 副報道局長は一方で、「中日とも、円借款の円満な終了がお互いの利益になるとの共通認識があり、中国側の立場に変化はない」と強調、「問題があれば話し合いで解決すべきで、円借款問題もこうした精神で解決すべきだ」と述べた。
 見合わせの方針は、日中関係の悪化を踏まえ、自民党内で高まっている供与の慎重論に配慮したほか、東シナ海ガス田問題で中国をけん制するのが狙い。塩崎恭久外務副大臣が同日、自民党の外交関係合同会議で明らかにした。


あのね・・・
>b>「日本側の一方的な決定は、中日関係を改善するうえで利益にならない」
『中国の一方的なガス田開発は、日中関係を改善する上で利益にならない』
って置き換えても通るね(笑)

「問題があれば話し合いで解決すべきで、円借款問題もこうした精神で解決すべきだ」

歴史問題にしても、ガス田問題にしても、君ら『話し合いの余地は無い』というスタンスじゃなかったかね。
こんなニュースも・・・


中国紙が円借款を高く評価「貧富格差の縮小に貢献」
2006/03/24(金) 20:02:03更新
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0324&f=business_0324_010.shtml
  日本政府が2005年度の対中円借款の新規供与について、年度内の決定を見送ったことに関連して、24日付の中国青年報は日本からの円借款を含むODA(政府開発援助)を高く評価する論説を掲載した。

  中国青年報はODAのメリットを紹介。主な方式となる有償資金援助(円借款)について、「返済する必要があるが、低利で償還期間が長い」と説明。さらに、日本のODAの実施規模も大きかったと評価している。

  その上で、「日本からの巨額のODAがインフラ建設や人材育成など差し迫ったニーズに貢献してきたことは誰も否定できない」「人々の生活水準を向上させたり、沿岸部と内陸部の貧富格差を縮小するのに役立った」などと強調している。



なんだか必死だな・・・(笑)
そこまでありがたいなら、もっと早くそれなりの態度を取るべきじゃないのかね。
まあ・・・


無くして初めて分かるありがたさ

って事ですか。



ただ、こんな気になるニュースも・・・

対中支援の重要性を強調、JICA・緒方理事長
http://www.sankei.co.jp/news/060324/kok085.htm
 【北京=福島香織国際協力機構(JICA)の緒方貞子理事長は24日、訪問先の北京で記者会見し、エネルギー、環境面での人的、技術的対中支援が、日中の共通の利益に通じるとして、その重要性を訴えた。

 緒方氏は「日本の一部には中国の発展に対する一種の不安感もあるが、巨大な隣国の安定した発展が日本にとっての関心事」と指摘した。



国連で活躍し、高く評価されている緒方貞子さんですが・・・
中国への支援を支持している・・・立場もおありなんでしょうが・・・




緒方貞子さん、中国の調略を受けてないよね・・・(^^;)