原田衆院外務委員長、良い事言ったっ!

最近、中国政府に対しての、日本国民の世論は厳しくなっているように感じます。
ま、私の周りだけかも知れませんがね。
そのせいかどうか分かりませんが、最近中国に対してはっきりと物を言う人が増えてきましたね。
たとえば、原田衆院外務委員長。どんな人か知らんのですが、良いこと言ってます。


靖国」で中国要人と激論 原田衆院外務委員長
http://www.sankei.co.jp/news/060425/sei012.htm
 中国を訪問していた原田義昭衆院外務委員長(自民党)は24日、北京市内で中国の武大偉外務次官、姜恩柱全人代外事委員会主任委員らと相次いで会談、靖国問題などで激論を交わした。
 武次官は小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「両国の政治外交関係が頓挫しているのは、日本のごく少数のリーダーがA級戦犯が祭られた靖国に参拝するからだ」と批判した。

 原田氏は靖国神社は敬愛されており、首相の参拝は当たり前。中国の批判に圧倒的多くの日本国民と議員は怒りを感じている。中国と同様に日本も誇り高い独立国であって、内政干渉に屈するのは断じてできない」と中国側の再考を促した。

 原田氏は東シナ海日中中間線付近での中国のガス田開発の中止を要求したが、武次官は拒否した。また原田氏は中国原子力潜水艦領海侵犯事件、上海領事館員自殺事件、反日暴動について「中国の謝罪は行われていない」と指摘。中国の軍拡には懸念を示した。

 同日夜帰国した原田氏は「意見の違いを認めつつ極めて重要な日中関係を築くのが両国の政治家の役目だ。中国は日本国内の意見を正確に知るべきだ」と話している。



まさに正論じゃないだろうか。これまでは、中国のあからさまな内政干渉を許しすぎただけ。これくらいはっきり物が言い合えないと、本来は分かり合えないだろうと思うわけです。
小泉首相も、今日は同様の発言をしているようで・・・


首相、靖国参拝で「中国、韓国はおかしい」
http://www.sankei.co.jp/news/060425/sei063.htm
 小泉純一郎首相は25日、中国や韓国が首相の靖国神社参拝に反発し首脳会談を拒否していることについて「1つの問題があるから話し合いに応じないというのは理解できない。外国の首脳はすべて私の言っていることを理解している。『小泉さんは正しい』『中国、韓国はおかしい』と言っている」と反論した。
 さらに「相手のメンツもあるから時間がかかる。しかし、こういう時期が必要だと思う。将来、何でこういう問題で首脳会談を行わないなんておかしなこと言ったのだろうか、と後悔するときがあると思う」と述べた。

 今年の8月15日に参拝するかについては「適切に判断する」と述べるにとどめた。首相官邸の前庭で記者団の質問に答えた。


まあ、諸外国の首脳の発言の真偽は計りかねるが・・・
おそらくそういう意見の方が多いだろうね

さて、そんな中、空気読めてないように思う人が一人・・・



福田氏、小泉外交の修正に強い意欲
http://www.sankei.co.jp/news/060425/sei069.htm
 自民党福田康夫官房長官は25日、都内で講演し、亡父の福田赳夫元首相が在任中に打ち出した対東南アジア外交の基本原則「福田ドクトリン」を基礎に、新たな対アジア政策を策定すべきだとの考えを表明した。小泉外交の修正に強い意欲を示したもので、9月の自民党総裁選出馬への布石ともいえそうだ。
 福田氏は、ポスト小泉候補の1人に目されていることについて「メディアがつくった虚構だ」としながらも「現実がそうなるかは未知数だ。メディアが総裁問題を取り上げるのは寸前でいい」と述べ、立候補の可能性を否定しなかった。同時に「あくまで自民党内の総裁選びで、大掛かりにやる必要はない」と述べた。

 また、小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「この問題は国際的な広がりを持ってしまい、日本にプラスになっていない」と批判した。

 福田ドクトリンは1977年に福田元首相がマニラで表明したもので、日本が軍事大国にならず、アジア各国と対等の立場で相互理解の関係をつくるとの理念を掲げた。


駄目だこいつ・・・

小泉純一郎首相の靖国神社参拝について「この問題は国際的な広がりを持ってしまい、日本にプラスになっていない」と批判した。

中国と韓国以外(北朝鮮は無視)靖国神社の参拝に異を唱えた国家元首は居るのか?中国大陸と半島以外にどんな広がりがあるんだ?
そもそも、『福田ドクトリン』って何だよ。今でもそんな考え通用するのか?
中国は明らかに軍事大国になっている。あんたの父親が首相だった頃の中国とは大きく変貌しているわけだ。その環境の変化に気がついて無いんじゃないのか?


教訓。

30年も前の考えを元に今を語る無かれ