金峯山寺:奈良 吉野

吉野を訪問するのは二度目。一度目は、去年の桜の季節でした。
最初に訪問したのは、金峯山寺
初めて『吉野に行こう!』と思ったのは、東京の世田谷美術館で、金峯山寺蔵王権現像を見たとき。
堂内にある蔵王権現の解体修理が完成し、公開された、それを見に行ったのが始まりです。
その後、本尊の秘仏蔵王権現三体が特別公開されると聞き、吉野に向かったのでした。
去年は桜にはちょっと早かったのですが、それでも大変な賑わい。
まあ、平日だからアレほどでは無いだろうと思っていたら、思ったよりもずっと静かな雰囲気です。

イメージ 1

ロープウエイを降りてしばらく歩くと黒門です。この門をくぐると金峯山寺の境内。
かつては大名といえどもこの門をくぐるときには、馬を降り、槍を伏せて通ったといわれる格式の門だとか。

イメージ 2

次に見えてくるのは、『銅(かね)の鳥居』
大仏を鋳造した時の余りの銅で作ったといわれているそうです。

イメージ 3

ここを過ぎると、蔵王堂の巨大な建物が見えてきます。木造建築としては、世界で二番目の高さだとか。一番高いのは、東大寺の大仏殿だそうですが。
本堂に近づくと、なにやら行われております・・・

イメージ 4

山伏姿の行者さんが、めちゃめちゃかっこいいです(笑)
法要が終わって、法螺貝の音に先導されて官長さん(?)が・・・

イメージ 5

イメージ 6


なんとなく、私も法螺貝吹いてみたくなりました・・・
ここから吉野山の奥に続く道沿いには、土産物屋や法具を扱うお店があります。
当然、法螺貝を売っているお店もあるわけです。一個五万円位だったかなぁ・・・
安いような、高いような・・・・
あるお店で、有名人に法螺貝の吹き方を指導している写真をおいているお店が・・・
たとえば・・・






イメージ 7


え~~~と、この人は、国民新党の党首の人ですか。
この間の選挙のとき、印籠を出してコマーシャルに出ていた悪代官顔の人・・・










ご利益は無いようで(笑)