韓国製テレビより・・・

日本の家電量販店に行くと、寒損NG電子等の韓国メーカー製品は特売品として扱われてます。
まあ、ネームバリューもありませんし、日本は家電メーカーが多いのでどうしても負けてしまう・・・
でも、海外では寒損NG電子ってのはブランドが確立されていて、日本製品よりもネームバリューがあったりするようです。
韓国なんかでは、寒損はトップブランドだったりするわけで。日本じゃ特売品扱いの韓国製品は、『日本の家電量販店で売られている日本メーカー品』よりも高価です。

そんな韓国製品も、昨今のWON高で苦しんでいるようで・・・


サムスンより安くなったソニー液晶テレビ
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/07/27/20060727000012.html
【特集】韓日電子業界の第2ラウンド(3)
 米国ニュージャージー州パラマスにある米国第2の電子製品流通メーカー、サーキットシティの売り場。ガラス張りの大型ドアを開けると、ソニー液晶テレビブラビアBRAVIA)が顧客を迎える。少し前まではベストバイ、サーキットシティ、ホームデポなど米国の主な流通メーカーでは、売り場の最も人目につく場所には韓国メーカーの製品が並べられていた。この場所にもわずか数日前まではサムスンのテレビが置かれていたのだが、いつの間にかソニーブラビアテレビに置き換えられていた。

日本製品は高い」という固定観念崩れる…米国で価格逆転 

 サーキットシティのヘラルド・ロドリゲズマネジャーは「なぜここにソニー製品を置いているのか」との質問に対し「この製品を求める顧客が多いから」と答えた。

 同氏は詳しいマージン率については言及しなかったもののサムスンやLGの製品よりソニーのテレビを販売した方が利益が大きい」と説明した。

 日本メーカー復活の背景には攻撃的な価格引き下げがあった。

 ドル安によりドル以外の通貨価値が上昇するなか、ウォンは独歩高となっている。一方、円はウォンに比べ上昇スピードがはるかに緩やかだ。

 日本のメーカーはまさにこの点に着目した。米国市場でも日本企業は円高を背景に攻撃的な低価格引き下げを断行し、韓国企業を脅かしている。韓国企業の場合、採算を取るためにはむしろ価格を引き上げなければならないが、とてもそうはできないのが実情だ。

 現在、米国の液晶テレビ市場の主力製品は40インチテレビだ。ソニーは昨年末のブラビア40インチ発売当初からサムスン電子LG電子の競争製品より数百ドル安い価格で発売し、今年に入ってからも3000ドル(約34万8000円)以下の40インチ液晶テレビを他社メーカーに先駆け発売した。現在、ブラビアの40インチテレビのうち、最低価格のモデルはわずか2373ドル(約27万5000円)。サムスン製品より約300ドル安い。

 サーキットシティのバート・ワトキンズさんもソニーのテレビを購入しようと売り場を訪れたという。同氏は「これまでもソニーの製品は好きだったが、値段が高いので日立や東芝製品を買っていた。だが最近ではソニー製品の価格がかなり安くなり、うれしい」と話した。


ソニー液晶テレビ用大型パネルを作っているのは、S-LCDという会社。
これは、サムソンとソニーが出資し設立した液晶メーカーです。確かサムソンが51パーセントの出資比率ではなかったかな。サムソンの液晶工場の中にある会社のはず。
同じ敷地の中に、S-LCDと、サムソンの液晶工場があるという関係だとか。

つまり・・・


同じ敷地で作られているパネル、その一方はソニーに供給され、サムソンが生産して外販するパネルもある。

ということ。

これは何を示しているか・・・



‘韻険嫋愁僖優襪鮖箸辰得宿覆作られている。
△覆里法▲愁法爾留嫋愁謄譽咾諒?安く売られ、しかもそれでも利幅が大きい。
サムソンは液晶パネルが売れて利益を得ているかも知れないが・・・
 しかし、(今は)最終製品はソニーとの競争に負けている


な~んでか?


○液晶パネルだけではテレビにはならない。
○それ以外の、電子部品が当然必要。
○そこら辺の技術は日本製の物に頼らざるを得ない・・・
ソニーは液晶パネルをサムソンから調達しているが、それ以外は自社の技術で製造できる。
○サムソンは、自社で調達する液晶パネルを使用できるがそれ以外の部分は他社に依存している。
そこに来てのWON高・・・


まあ、一点集中で成功を収めた韓国メーカーの戦略が時代遅れになりつつあるって事かと。
そういえば、日本の半導体メーカーが得意にしていたメモリーなどの分野に進出し、日本メーカーは韓国、台湾メーカーに価格競争で負けて行ったわけですが・・・




なんだかあの頃の日本メーカーの姿を見るような気がする私・・・


さて、韓国の経済を支えていると言っても過言ではないサムソンですが・・・
どうなる事やら。
やっぱ・・・




寒損と言う呼び名のほうがぴったりかも(笑)