また亀田か・・・

WBAの総会にあたって行われた亀田大毅選手の試合、試合前はこんな感じの強気のコメントでした。

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亀田大毅が超覚醒!?「世界はオレの強さに気づくかな?」=9.27プロ第6戦
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000017-spnavi-spo
 9月27日に後楽園ホールで行われるプロ第6戦目に臨むボクシング亀田三兄弟の次兄・大毅が26日、前日公開計量を行った。今回の契約体重は52.5キロ。亀田大毅はリミットの52.5キロで一発パス。対戦相手のバレリオ・サンチェスも同じく52.5キロでパスした。

 互いに計量を終えると、大毅の方から手を差し伸べて歩み寄ってガッチリと握手。もちろん、ただの握手ではなく、“儀式”ともいえる恒例のメンチ切りでサンチェスをにらみつけ、右手には相手の拳を握りつぶさんくらいのパワーが込められている。
 ただ、今回はメンチは切るものの終始冷静なたたずまいの大毅。最後はサンチェスに向けて笑顔を送るくらいリラックスした表情を見せていた。気合が入っていないのではない。それもこれも、今回の第6戦目に絶対的な自信を持っているからこその余裕だったのだ。
 「いつもより余裕やな。調整も順調にいったし、今なら誰とやっても負けへんな。オレの相手には担架が必要や。オレのパンチはホンマにヤバい。なんせ宇宙一やからなぁ」
 第2戦目こそKOできずにつまづいたものの、3戦目以降は3連続の早期KOで対戦相手をことごとく粉砕。この破竹の勢いが、大毅に絶大の自信と余裕をもたらしているのだろう。こうなったら、大毅のビッグマウスは止まりようもない。威勢のいい言葉がポンポンと口をついて出てきた。
 「人間なら誰でも覚醒することはあると思うけど、オレのは覚醒を超えたな。地上最強の覚醒やな。最近、『オレは人間かな?』と思うもん。ヤバいよ~。『あ、また強くなってる。うわっ、また強くなったわ』って、何か知らんけど強くなってんねん。ホンマでっせ」
 当然、“地上最強の覚醒”を遂げた今の大毅の目には、WBC世界スーパーフライ級21位・サンチェスのことなど眼中にはない。まるで格が違うとばかりに、最悪でも3RまででKOすることを予告したのだ。
 「世界ランカーやし、今までやってきた相手の中では一番強いやろうけど、ま、見とってや。今のオレはホンマにヤバい。他に言葉が出てけえへん。どんなに最悪な状況になろうと、3ラウンド以上はないわ。普通にいけば、1ラウンドで終わる。顔面に一発入れたら、腰引くやろ。見逃さんとってや」

 また、25日にはWBA総会が東京で開幕し、27日の後楽園大会には世界中から集まったWBAの役員、および世界的なプロモーターが観戦に訪れ、大毅の試合をナマでみることになる。強さを世界中にアピールするには絶好の試合だが、ニヤリと笑みを浮かべながら当の本人は余裕しゃくしゃくにこう語った。
 「まあ、オレの強さは世界を超えてるからなぁ。オレの強さに気づいてくれるかな?」

 協栄ジム金平桂一郎会長が「大毅にとってはターニングポイントの一戦になる。WBAの役員やプロモーターに大毅の存在を知ってもらうために、この日程で試合を組んだ」と大きな期待を込める第6戦。大毅はまたしても圧倒的パワーを見せつけ、世界にその名をとどろかせることになるのか。

ほぉ~強さが世界を超えてるかぁ(笑)
しかも、亀田大毅17歳、対戦相手は36歳とか。
自分の父親くらいの年齢差ね。どうなんだろ。普通はこんな年齢差で試合なんてありえないよな。

その結果はどうだったのか。


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亀田大毅辛勝で“場外大乱闘” 御前試合台無し…
http://www.sankei.co.jp/news/060928/spo000.htm
 “御前試合”が大荒れだ! プロ6戦目に臨んだ「亀田3兄弟」の二男・大毅(17)が、WBC世界Sフライ級の元ランカー、バレリオ・サンチェス(36)に流血する苦闘の末、2-0の判定で辛勝した。現在、都内で開催されているWBA世界ボクシング協会)総会の公式行事の一環で催されたこの試合には、要人も観戦。試合直後には一連の“亀田家バッシング”の余波から観客同士の大乱闘騒ぎが勃発。日本ボクシング界の信用を揺るがした。

 兄から弟へ。“負の遺産”が引き継がれた。長兄・興毅(19)の論議を呼んだ判定勝利に続き、大毅の判定決着が、またもリングを揺さぶった。

 勝利した直後、大毅がリング上でインタビューを受けているときだった。試合中から赤コーナーに陣取った亀田の父・史郎トレーナー(41)、興毅に対して「オヤジ、じゃまだ」「こんな勝ち方でうれしいのか」などとヤジを飛ばしていたアンチ亀田の観客数人と、亀田を応援するシンパのファンが、リングサイドのコミッション席近くで衝突。怒声、人の波が大きく揺れた。乱闘騒動だ。

 おりしも、WBA総会が都内で開催中で、関連行事の一環で行われたこの試合にはヒルベルト・メンドサ会長をはじめ約40人の関係者が観戦していた。騒動から危うく避難した同会長は「わたしは大丈夫」と、驚いた表情で足早に会場をあとにした。

 この衝突に、近くにいた史郎さんもおっとり刀で突進。関係者が必死になって押さえ、騒動は数分でおさまったが、日本ボクシングコミッションJBC)は事態を重く見て、トレーナー・ライセンスを持つ父が乱闘に加担していた場合、安河内剛事務局長は「暴力行為などがあれば何らかの処分を考える」と明言した。

 8月、興毅が世界初挑戦で、WBA世界Lフライ級王座を獲得したが、このときの微妙な採点による判定決着が、いまだに尾を引いている。2-1に割れた採点には、判定に疑義をとなえるファンの抗議が中継したテレビ局などに殺到。史郎さんがテレビに生出演し、興毅は負けていたとする元世界王者・ガッツ石松氏や漫画家のやくみつる氏と口論を展開し、社会現象にまで発展した。こうした“亀田バッシング”の伏線が、大毅も飲み込んだのだ。

 協栄ジム金平桂一郎会長(40)はこの日の採点について、「大毅に辛すぎる。“亀田バッシング”の弊害が出ているのでは」と憤りをあらわにした。結局、興毅は10月18日に、さきの王座決定戦で闘ったフアン・ランダエタ(27)=ベネズエラ=と再戦を行う。史郎さんは「大毅はクリーンヒットなんてもらってない。こういうジャッジをするから観客も調子に乗ってヤジを飛ばすんや」と吐き捨てた。亀田ファミリーの“場外戦”は、まだ終わらない。


ボクシングのトレーナーが乱闘に参加しちゃ駄目だろ(苦笑)
もうね・・・

亀田父が世界目指したら良いんじゃないの?