ノムヒョン復活?

クリスマスイブの夜、目にしたニュースは、われらが寒流スター★ノム様のニュース。
すっかり、娯楽読み物として定着した感のある、朝鮮日報の社説&コラムです。


【社説】「盧武鉉が帰ってきた」
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/23/20061223000011.html
 一昨日、盧武鉉ノ・ムヒョン)大統領は民主平和統一諮問会議で演壇に立ち、暴言を連発した。これについてノサモ盧武鉉を愛する会)」の会員らは「盧武鉉が帰ってきた」と喝采(かっさい)を送っているという。盧大統領が本来の姿を取り戻し、本来の「心情」を露わにしたとの評価だ。

 この国が過去4年間不安定な歩みを続けてきたのも、その盧大統領の「心情」に引きずられたせいだ。常軌を逸してしまった盧大統領の政治路線も問題だが、今回露わとなった赤裸々な「心情」が発揮されることで、1年後に控えた大統領選挙にどのような波乱を巻き起こすのか、懸念は高まる。

 盧大統領は、自ら高建(コ・ゴン)氏を盧武鉉政権の初代首相に起用しておきながら、「わたしだけ村八分にされた」とし、「失敗した人事」と言い切り、引きずり下ろした。現在、盧大統領の支持率は10%に過ぎず、高元首相の在任当時に比べ数分の一に落ち込んだ。果たして失敗したのは誰だったのか、自身の胸に手を当てて考えてみるべきだろう。

 また高元首相は、盧大統領が弾劾の訴追を受けた際、大統領に代わって国政を担った人物だ。その彼に対し、こうした盧大統領の非難はあまりに理不尽だ。

 盧大統領は2004年3月、テレビカメラが回る中、検察の捜査を受けていたある企業家に対し「いい学校を出て成功した方が…」と侮辱した。その直後、この企業家は自殺した。こうした事件があれば、その次からは公の場で特定の人物を非難・侮辱するのを控えるのは当然だ。しかしその衝撃的な事件でさえ、盧大統領には何の教訓ももたらさなかったようだ。

 盧大統領はまた、「リンカーンのように、金槿泰(キム・グンテ)氏や鄭東泳(チョン・ドンヨン)氏を要職に起用する融和的な人事を行ったのに、文句しか出てこなかった」と語った。リンカーンは、自身を「ゴリラ」と非難した、自らの最大の政敵を登用したことで知られる。しかし金槿泰、鄭東泳の2人は、盧大統領と大統領候補選で競い合った関係ではあるものの、基本的に盧大統領と同じ勢力に属する身内だ。この2人を起用したことも、盧大統領の基準では自画自賛の対象となるらしい。

 今回、盧大統領が政治的な「心情」を明らかにしたのには、何か理由があるはずだ。そしてこれまでの発言を見るかぎり、大統領の頭の中に、もはや高建・金槿泰・鄭東泳の3人は存在しない。盧大統領は今、誰か別の人物を大統領候補に想定し、吟味しているということだ。その意向を押し通すために、またどれほど無茶な手段が動員されるかと考えると、国と国民の将来が心配で仕方がない。


韓国の大統領の支持率は低下の一途をたどっているわけですが、とうとうマスコミからもここまで露骨にバカにされるようになったことは驚きです。
こんな大統領の対日批判を真に受けて、『日本は周辺諸国から批判されている』と言っていたマスコミもいたような気がしますが・・・

さて、同じ朝鮮日報のコラムは、もっと
辛口です。

【コラム】「盧大統領の精神状態はまとも」なのか(上)
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/24/20061224000014.html
 盧武鉉ノ・ムヒョン)大統領は21日、民主平和統一常任委員350人を前にして70分以上にわたって熱弁を振るった。何かにとりつかれたかのように全身を震わせ、両手をポケットにつっこんでは抜き、時にはこぶしを握り、時には演壇をたたきまでした。

 この時大統領がまくし立てた言葉を文章にしてみたところ、200字詰め原稿用紙で102枚にもなった。驚くべきはその分量ではない。単語一つ一つが想像を絶する毒気を放っていた。

 大統領は70分間にわたって国民をこき下ろし、先達たちをあざ笑い、軍をばかにして、大韓民国の歴史を侮辱し、自らが任命した前首相に責任をなすりつけ、同盟国に言いがかりをつけ、新聞を愚弄(ぐろう)した。国民や歴代の指導者、韓国軍、大韓民国や同盟国、新聞が、次々と大統領の独善主義の犠牲となった。この無差別攻撃から無傷でいられたのは、盧大統領から「常識がある」と評価された北朝鮮金正日キム・ジョンイル)総書記しかいなかった。

 この日の大統領には実に「盧武鉉らしさ」がよく表れていた。ありのままの「人間・盧武鉉」の中身や考え方に触れた思いだ。しかし「盧武鉉らしい盧武鉉」は、決して「大統領らしい大統領」ではなかった。「大統領らしい大統領」なら、国民に対し、こうした言動を行えるはずがない。

 盧大統領が語ったように、韓国民は「米国のズボンのすそにしがみついて、そのお尻の後に隠れ、僕は兄さんをどこまでも信じるよ」などと言ったことはない。また韓国民は米国が韓国から「もう帰ります」と言ったからといって発作を起こしたこともなければ、米軍の2個師団が外れたらみな死んでしまうかのように恐れおののいたこともない。ましてや大統領とその部下に「四六時中安保問題について騒ぎ立てて欲しい」と要求したこともない。これらはすべて大統領の創作に過ぎない。

 盧大統領はかつて弁護士や判事を歴任した。その大統領がこうした事実無根な話を持ち出して、韓国民の名誉を傷つけたのだ。世界は広しと言えども、自国民をこんな風にこき下ろす大統領がほかに存在するだろうか。盧大統領は国民を甘く見ている。しかし自分が大統領になれたのも、かつて国民が票を投じてくれたからだ。今度はその国民から手痛いしっぺ返しを食らうことになるだろう。国民はこの日受けた屈辱を忘れない。

 盧大統領は今年還暦を迎える。戦時作戦権問題に関し、盧大統領にどうか話を聞いてくれとした韓国軍の元幹部たちは、そのほとんどが80歳を越えている。大統領が産声を上げたころ、韓国戦争(朝鮮戦争)の戦火の中を戦っていた人々だ。名も知らぬ山野に戦友や上官や部下を葬り、遺体の代わりにアルミニウム製の軍籍番号札を持ち帰りながら、涙を流したかつての兵士たちだ。

 大統領はこの老兵たちからの一度だけ会ってほしいとしいう要請をにべもなく断り、その時間に「ノサモ盧武鉉を愛する会)」の会員らを呼んで、食事会を持った。そんな対応をしておきながら、盧大統領は彼らに「胸章をつけてやれ国防長官だ、参謀総長だと偉そうに振る舞ってきた」と暴言を吐いた。さらには「職務を放棄しているも同然だ。恥を知るべきだ」と叱責しさえした。


【コラム】「盧大統領の精神状態はまとも」なのか(下)

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/24/20061224000015.html
 この国には道理というものが欠如しているらしい。「東方礼儀之国」と言われた国で、なぜこんな大統領が出てきてしまったのか。いくら節操のない世の中だとはいえ、これではあんまりだ。どうやったら軍の最高統帥権者から、国軍将兵らに対し「その大金(国防費)でモチでも買い食いしたのか」といった下品な言葉が飛び出すのか。やたらリンカーン大統領を引き合いに出す大統領だが、こうした無礼な語り口もリンカーンに学んだとでも言うのだろうか。リンカーンが聞けば、どう思っただろうか。盧大統領は国の品格を完全に破壊した。

 大統領は韓国の歴史の一部を引っ張り出しては、「数百人、数千人を弾圧し、殺した国、それが韓国だ」と、民族の歴史すら侮辱した。「正義が敗北し、日和見主義がのさばってきた大韓民国の歴史」とした発言から更にエスカレートしている。

 驚き、あきれさせられるのはこれだけではない。一国の大統領が「同盟国がイカサマ賭博を仕組んで、自分を手なずけようとした」と公の場で論じるとは、頭がどうかしているとしか思えない。世界の目に、大韓民国とその大統領はどんな風に映るだろうか。国民は恥ずかしくて世界に顔も向けられない。

 大統領は国民が自分のことを「これを機に揺さぶりをかけてやれ。この馬の骨め」と考えていると言う。国民はそんな言葉を口に出していったことはない。大統領が自分一人でそう思いこみ、その恨みを国民にぶつけているのだ。

 また大統領はこの日、「わたしの精神状態はまとも」と語った。「まともな精神状態」にあってもこれほどひどいなら、まともではない時はいかほどなのか。考えるだけでも恐ろしい。

 大統領としての残りの任期である428日間もの間、韓国を盧大統領のいう「まともな精神状態」に委ねるわけにはいかない。このままでは韓国は粉々に分解してしまうだろう。



なんつーか・・・


心より同情いたしても良いのですが・・・
君らが選挙で選んだ大統領だからね。(苦笑)

つーかね。


この無差別攻撃から無傷でいられたのは、盧大統領から「常識がある」と評価された北朝鮮金正日キム・ジョンイル)総書記しかいなかった。

これが全てを語ってますかね。


>また大統領はこの日、「わたしの精神状態はまとも」と語った。「まともな精神状態」にあってもこれほどひどいなら、まともではない時はいかほどなのか。考えるだけでも恐ろしい。


まともでない時は、普通なんじゃないの?
背中のスイッチがOFFになってるときとか?












盧大統領は国の品格を完全に破壊した。

破壊できるほどの品格があったのかね。(苦笑)