北への抜け穴が・・・
北朝鮮のミサイル乱射事件と核実験強行で、日本政府は北朝鮮に対して経済制裁を実施しています。
恐らくそれは、大きな成果を上げているのでしょう。山崎拓氏の北朝鮮訪問でも・・・
『日本の制裁？効いてないね。それより、日本は北朝鮮のアサリとかマツタケ食べられなくて困ってるでしょ。輸入再開してよ。国内の業者も困ってるしさ』
とか言う発言もあったようで・・・
明らかに効いてますな(笑）
さて、その北朝鮮への抜け穴があったようで。
「北朝鮮、第三国の船を通じ日本から貨物輸入」
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/01/18/20070118000034.html
日本政府の厳しい対北禁輸措置にもかかわらず、北朝鮮に対する輸出が今も秘密裏に行われていることが分かった。
16日、日本の鳥取県境港市で中古自転車8,500台と中古トラック16台を積んだカンボジア国籍の貨物船が、北朝鮮の元山港に向け同港を出発した、と日本の読売新聞が報じた。
貨物船は、長野県所在の貿易会社が日本政府の制裁を避けるためにロシアの海運会社を通じて調達したものだという。
今年初め、ロシア極東のナホトカを出発したカンボジア籍の「ARGUS」号は、今月14日に境港に到着。これらの貨物を積んだ後、16日夕に北朝鮮の元山に向け出港した。
これらの中古品は、日本国内の貿易会社によって集められたもので、輸出先は北朝鮮の軍関係の商社とみられる。
北朝鮮と取引している日本企業の関係者によると、北朝鮮の企業はこれまで中古自転車などを輸入し国内で流通させる一方、中国などに向け再輸出することで差益を得ているという。
従って、今回境港を出た貨物も外貨獲得のための手段として活用される可能性が高いとされている。
同紙によると、昨年10月に北朝鮮籍の船舶の日本入港が禁止されて以来、日本から北朝鮮に向け大量の物資が輸出される動きが発覚したのは今回が初めてという。
これと関連し、日本の税関側は「今回の積み荷は禁輸対象にはなっていないため、入港が許されている国の船を使えば北朝鮮に輸出することに問題があるとはいえない」とし、頭を抱えている。
日本政府の関係者も「制裁は包括的に考えており、今回のケースも考慮しながら、どのような制裁が適当なのか判断していきたい」と話している。
一方、日本国内のある北朝鮮専門家は「第三国の船での北朝鮮への輸出が始まれば、制裁の実効性はなくなり、制裁は骨抜きになる」とし、輸出を規制する品目の拡大を検討すべきと話している。
そりゃ、第三国経由での抜け道はあるだろうね。
しかしだね。
＞ 中古自転車8,500台と中古トラック16台
カンボジアの船を雇って、ロシアを経由して・・・
そこまでして輸入するものが、中古の自転車と中古のトラックですか・・・
せつねぇ・・・何でまたそんなものを・・・
そりゃ、必要だからだろうけどさ・・・他にもいっぱい必要なものあるじゃないか・・・
なのに何故・・・
それしか買えないくらい金が無いって事か？
北朝鮮は、もっとてっとり早く、現金を入手したいようで。
＜国連＞北朝鮮援助見直しへ 金政権の「資金源」と指摘受け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070120-00000023-mai-int
【ニューヨーク坂東賢治】国連の潘基文（バンギムン）事務総長は１９日、国連開発計画（ＵＮＤＰ）が北朝鮮で実施している援助事業について緊急調査を実施するよう指示した。米政府が「金正日（キムジョンイル）政権の資金源になっている恐れがある」と指摘、調査を求めたため。ＵＮＤＰ側は外貨現金での支払いを３月から停止するなど北朝鮮に対する援助の仕組みを見直し、独立監査機関による調査を進める方針を明らかにした。
米国連代表部で国連改革問題を担当するウォレス大使が１６日付でＵＮＤＰに送った書簡で疑惑を指摘した。保守系紙ウォールストリート・ジャーナルは１９日、「１億ドル（約１２０億円）以上が渡った可能性がある」などと報じた。６カ国協議の再開に向けて米朝が協議を重ねる中、北朝鮮への政治的圧力を強める狙いもあるとみられる。
書簡は、ＵＮＤＰが北朝鮮で実施している人道、衛生、環境分野などでの援助事業について
（１）北朝鮮政府関係者が財務や事業管理の中心的な役割を果たしている
（２）一部が北朝鮮側の要求に応じ、現金で支払われている
（３）北朝鮮が外部監査や現地視察を認めていない
――など問題点を列挙し、ＵＮＤＰの規則にも違反していると懸念を示した。
問題点は監査担当者からの聞き取りで明らかになったもので、９９年以降の内部監査報告にも明記されているという。書簡は「少なくとも９８年以降の事業は組織的に、北朝鮮住民よりも金正日体制の利益のために悪用されてきた」と決め付け、援助資金が違法な目的に使われていないかを徹底的に調査するよう要求した。
ＵＮＤＰ側は監査で問題点が指摘されていたことを認めた上で、北朝鮮に対する援助の仕組みは約２０年間変わっておらず、国連児童基金（ユニセフ）や世界食糧計画（ＷＦＰ）も同様の状況だと説明した。その上で北朝鮮に対する安保理の制裁実施も考慮して援助体制を見直し、監視を強化する方針を明らかにした。
ＵＮＤＰによると、北朝鮮に対する０５～０６年の援助予算は約２２００万ドル（約２６億円）だが、実施されたのは約５００万ドルにとどまっているという。０７～０９年は約１８００万ドル（約２２億円）の予算が計上されているが、援助見直しで大幅に減額されることも予想される。
北朝鮮に対する国際的な援助物資が一般住民に渡らず、横流しされているなどの疑惑はこれまでも指摘されてきた。
ならず者国家に支援をしても、困っている国民に支援がいきわたらないのは明らかな事。
テレビでは訳知り顔のコメンテーターが、『日本を無視して、アメリカは北朝鮮との会話に応じようとしている』などと発言してるけれど・・・
どうなんだろ。制裁は続いていると見るほうが正しいと思うんだけどな。
恐らくそれは、大きな成果を上げているのでしょう。山崎拓氏の北朝鮮訪問でも・・・
『日本の制裁？効いてないね。それより、日本は北朝鮮のアサリとかマツタケ食べられなくて困ってるでしょ。輸入再開してよ。国内の業者も困ってるしさ』
とか言う発言もあったようで・・・
明らかに効いてますな(笑）
さて、その北朝鮮への抜け穴があったようで。
「北朝鮮、第三国の船を通じ日本から貨物輸入」
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/01/18/20070118000034.html
日本政府の厳しい対北禁輸措置にもかかわらず、北朝鮮に対する輸出が今も秘密裏に行われていることが分かった。
16日、日本の鳥取県境港市で中古自転車8,500台と中古トラック16台を積んだカンボジア国籍の貨物船が、北朝鮮の元山港に向け同港を出発した、と日本の読売新聞が報じた。
貨物船は、長野県所在の貿易会社が日本政府の制裁を避けるためにロシアの海運会社を通じて調達したものだという。
今年初め、ロシア極東のナホトカを出発したカンボジア籍の「ARGUS」号は、今月14日に境港に到着。これらの貨物を積んだ後、16日夕に北朝鮮の元山に向け出港した。
これらの中古品は、日本国内の貿易会社によって集められたもので、輸出先は北朝鮮の軍関係の商社とみられる。
北朝鮮と取引している日本企業の関係者によると、北朝鮮の企業はこれまで中古自転車などを輸入し国内で流通させる一方、中国などに向け再輸出することで差益を得ているという。
従って、今回境港を出た貨物も外貨獲得のための手段として活用される可能性が高いとされている。
同紙によると、昨年10月に北朝鮮籍の船舶の日本入港が禁止されて以来、日本から北朝鮮に向け大量の物資が輸出される動きが発覚したのは今回が初めてという。
これと関連し、日本の税関側は「今回の積み荷は禁輸対象にはなっていないため、入港が許されている国の船を使えば北朝鮮に輸出することに問題があるとはいえない」とし、頭を抱えている。
日本政府の関係者も「制裁は包括的に考えており、今回のケースも考慮しながら、どのような制裁が適当なのか判断していきたい」と話している。
一方、日本国内のある北朝鮮専門家は「第三国の船での北朝鮮への輸出が始まれば、制裁の実効性はなくなり、制裁は骨抜きになる」とし、輸出を規制する品目の拡大を検討すべきと話している。
そりゃ、第三国経由での抜け道はあるだろうね。
しかしだね。
＞ 中古自転車8,500台と中古トラック16台
カンボジアの船を雇って、ロシアを経由して・・・
そこまでして輸入するものが、中古の自転車と中古のトラックですか・・・
せつねぇ・・・何でまたそんなものを・・・
そりゃ、必要だからだろうけどさ・・・他にもいっぱい必要なものあるじゃないか・・・
なのに何故・・・
それしか買えないくらい金が無いって事か？
北朝鮮は、もっとてっとり早く、現金を入手したいようで。
＜国連＞北朝鮮援助見直しへ 金政権の「資金源」と指摘受け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070120-00000023-mai-int
【ニューヨーク坂東賢治】国連の潘基文（バンギムン）事務総長は１９日、国連開発計画（ＵＮＤＰ）が北朝鮮で実施している援助事業について緊急調査を実施するよう指示した。米政府が「金正日（キムジョンイル）政権の資金源になっている恐れがある」と指摘、調査を求めたため。ＵＮＤＰ側は外貨現金での支払いを３月から停止するなど北朝鮮に対する援助の仕組みを見直し、独立監査機関による調査を進める方針を明らかにした。
米国連代表部で国連改革問題を担当するウォレス大使が１６日付でＵＮＤＰに送った書簡で疑惑を指摘した。保守系紙ウォールストリート・ジャーナルは１９日、「１億ドル（約１２０億円）以上が渡った可能性がある」などと報じた。６カ国協議の再開に向けて米朝が協議を重ねる中、北朝鮮への政治的圧力を強める狙いもあるとみられる。
書簡は、ＵＮＤＰが北朝鮮で実施している人道、衛生、環境分野などでの援助事業について
（１）北朝鮮政府関係者が財務や事業管理の中心的な役割を果たしている
（２）一部が北朝鮮側の要求に応じ、現金で支払われている
（３）北朝鮮が外部監査や現地視察を認めていない
――など問題点を列挙し、ＵＮＤＰの規則にも違反していると懸念を示した。
問題点は監査担当者からの聞き取りで明らかになったもので、９９年以降の内部監査報告にも明記されているという。書簡は「少なくとも９８年以降の事業は組織的に、北朝鮮住民よりも金正日体制の利益のために悪用されてきた」と決め付け、援助資金が違法な目的に使われていないかを徹底的に調査するよう要求した。
ＵＮＤＰ側は監査で問題点が指摘されていたことを認めた上で、北朝鮮に対する援助の仕組みは約２０年間変わっておらず、国連児童基金（ユニセフ）や世界食糧計画（ＷＦＰ）も同様の状況だと説明した。その上で北朝鮮に対する安保理の制裁実施も考慮して援助体制を見直し、監視を強化する方針を明らかにした。
ＵＮＤＰによると、北朝鮮に対する０５～０６年の援助予算は約２２００万ドル（約２６億円）だが、実施されたのは約５００万ドルにとどまっているという。０７～０９年は約１８００万ドル（約２２億円）の予算が計上されているが、援助見直しで大幅に減額されることも予想される。
北朝鮮に対する国際的な援助物資が一般住民に渡らず、横流しされているなどの疑惑はこれまでも指摘されてきた。
ならず者国家に支援をしても、困っている国民に支援がいきわたらないのは明らかな事。
テレビでは訳知り顔のコメンテーターが、『日本を無視して、アメリカは北朝鮮との会話に応じようとしている』などと発言してるけれど・・・
どうなんだろ。制裁は続いていると見るほうが正しいと思うんだけどな。
