奈良町から新薬師寺へ

奈良町から、新薬師寺に向かいます。『新薬師寺薬師寺じゃ無くって?新しいの?』
『新薬師寺薬師寺じゃ無くって?新しいの?』
と、思われる方もいらっしゃるかと。ここは、決して『新しい薬師寺』ではありません(笑)天平時代から存在する古いお寺で、かつては、奈良の7つの大寺の中に数えられていた歴史のあるお寺です。『新』は『あらたかな』という意味だそうで。
奈良時代から残っている建物は、この本堂のみ。
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この建物の屋根の『カーブ』が、なんとも癒されるような。

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境内に残る桜と、本堂を一枚。
あと、地蔵堂の仏像を・・・

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本堂の中は、本尊の薬師如来十二神将。本堂自体を含めて、13個の国宝が目白押し状態です。(十二神将のうち一体は江戸時代の地震で破損。後補になっています)

さすがに、内部は撮影できない為・・・


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以前紹介した、近鉄奈良駅にある、『ならなら館』の模造のバサラ大将♪
粘土で作られた『塑像』であるこの仏像は、『いつ壊れてもおかしくない』状態な訳で、お寺では、この仏像のデータを取るなどの取り組みをされているようです。その結果が、これです。

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1250年前の姿は、こんなに煌びやかな姿であったのか・・・

このお寺、奈良の中心からちょっと外れているから、『観光客』と言われる人は、東大寺興福寺に比べると少ないようです。そのどちらにも劣らない歴史を持っているわけですが。だから、1250年の歴史ってのを主張したいようで。


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萩の古寺 新薬師寺
1250年前 ここ

なんとなくおかしくないかぁ~1250年前はここで、今はどこなんだ?(笑)それにしても、そろそろ1260年前位になっているのではないだろうか。ま、良いかぁ~(笑)