『じゃんじゃん』、バリバリ2

さっきの記事で言及されていた、沖縄の基地移転問題の記事です。

辺野古の海は “波 高し” 2007/05/20
http://www.janjan.jp/area/0705/0705195728/1.php
 辺野古の海に自衛隊が動員されるというショッキングな情報に、平和を望む沖縄の人々は現場に駆けつけた。18日の現場の状況を報告する。

 米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への代替施設移設に伴う海域調査(事前調査)で那覇防衛施設局は調査機器の設置を行った。海上自衛隊掃海母艦「ぶんご」が辺野古沖に停泊し調査を支援するという。阻止行動に対する政府の強い意思とみてよい。

 詳細については下記情報をご覧いただきたい。それ以外にも特に大手メディアと地元メディア、市民による情報などを比較してほしい。

 午前10時過ぎに現場に着いた私の五感を捉えたのは異常な非日常の世界だった。水平線を見渡すと巨大な巡視船が4隻おぼろげに、しかし、はっきりと確認することができる。上空にはマスコミの飛行機、ヘリコプターが旋回し、耳障りな音をたてている。時より「ドスン!」という轟音が近くの米軍基地から聞こえる。まさに戦場だ。

 平和を望む沖縄の人々約100名が深夜から集まった。日中は約50名が浜に座り込み、海上での阻止行動を見守った。住んでいるところも、性別も年齢もバラバラ、各自自主的に集まって来た人たちだ。マスコミが見出しで使う「反対派」という、なにか暴力的な政治的団体のようなレッテルがいかに事実に相反するものか強調しておきたい。

 阻止行動をしているのは市民団体のメンバーが中心かもしれないが、団体に属していないそれ以外の市民も多いのだ。そういった真実を伝えるためにも、今後予想される大手メディアにおける「反対派」ネガティブ・キャンペーンに対し、市民メディアの役割は大きい。

 午後2時過ぎヘリ基地反対協の安次富浩さんから座り込みを続ける人々に現状報告があった。

 「汀間(てぃーま)漁港でわたしたちが船を出そうと準備をしていると、10名位の海上保安官が来まして、船に積載する用件など全部をチェックされた。その内、一隻はどこかに不具合があるということでストップをかけられた。あと一隻は準備不足ということでこれもストップをかけられた。海上保安庁はわたしたちを妨害したことになる。こちら(辺野古?)のウミンチュ(漁師)が船を出すときには点検もなにもしない。

 まさに狙い撃ちでわたしたちの抗議行動の邪魔をするということが明確になったわけです。海上保安庁として、船の安全ということをかなぐり捨てて、事業者のガードマンとしての動きということが顕著になっています。

 海上の阻止行動では、海上保安庁の巡視船がわざと波立たせてこちらのカヌーを横転させるという暴挙までやっています。事業者のための海上保安庁ということがはっきりしています。

 そんな中で忘れてならないのが、宜野座のウミンチュの船4隻が私たちの活動をサポートしてくれていることです。

 民間の潜水士と自衛隊の潜水士の区別はつきません。そういう形で自衛隊員が介入しているのははっきりしています。市民運動自衛隊が介入し私たちに脅かしをかけたということは、今後の市民運動自衛隊が介入するという先駆けみたいな形になっていると思います。民主主義を守るためにもこの暴挙を全国に発信していかなければなりません。

 と同時に沖縄の歴史の中で、復帰前は米軍が銃剣とブルドーザーでわたしたちの土地を奪い住宅を壊していった。同じように今回は自衛隊の力で海を奪っていこうとしている。このことを絶対に許してはいけない」

(西脇尚人)



・・・これ、『インターネット新聞』だよな?

今後予想される大手メディアにおける「反対派」ネガティブ・キャンペーンに対し、市民メディアの役割は大きい。



大手メディアのネガティブキャンペーンって(爆)
どう見ても、大手のメディアは君らに好意的な立場だと思うぞ。いかに君らが左に寄ってるかを示す表現だね。



民間の潜水士と自衛隊の潜水士の区別はつきません


そうかそうか、それで分かった。残念ながらもうリンク先は消えてるけど、読売新聞の報道で、こういうのがあったわ。


普天間移設、海自支援で調査機器設置…名護沿岸海域
 沖縄県の米海兵隊普天間飛行場宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への移設問題で、那覇防衛施設局は18日、シュワブ沿岸部で海域の現況調査に使用する機器の設置作業を始め、本格的な調査に着手した。反対派の抗議行動に備え、調査支援のため派遣された海上自衛隊掃海母艦「ぶんご」(基準排水量5700トン)の潜水員も参加。海上では移設に反対する市民団体のメンバーらが、カヌーなどで抗議行動を展開した。

 調査機器はサンゴの産卵状況を調べる着床板や、ジュゴンやカメなど海洋生物の生息状況を調べるビデオカメラなどで、海底の112か所に設置する。

 県は、日米両政府が合意した2本の滑走路をV字形に配置する政府案が修正されなければ環境影響評価を認めない方針。

 これに対し、防衛施設庁はサンゴの産卵時期(6月)を逃せば移設計画が遅れるため、環境影響評価に先立ち、民間業者に委託して現況調査を実施することにした。

 普天間移設を巡っては、かつての辺野古沖案のボーリング調査を反対派の阻止行動で断念した経緯がある。このため国は今回、一部作業に自衛隊を関与させる異例の対応を取った。

 しかし、同県では沖縄戦の歴史から、自衛隊には県民の厳しい目が向けられており、仲井真弘多知事は「海上自衛隊が参加するような状況にあるとは考えられない。反自衛隊感情を助長するようなことは避けるべきだ」とのコメントを発表し、防衛省の対応を批判した。

     ◇

 この日午後、
海中で作業をしていたダイバーが、タンクからの空気を吸うため口にくわえたレギュレーターを反対派とみられるダイバーから外されたことが分かり、第11管区海上保安本部(那覇)が捜査している。けがはなかった。

 ほかにも機器にしがみつき作業を妨害するなどの行為があったとの情報もあり、確認を急いでいる。



自衛隊のダイバーと、民間のダイバーの見分けが付かないからとりあえず襲ったってことですか。
それは、こういうことですか?自衛隊員のレギュレーターを外すのは罪にならない』と思ってらっしゃる、と。


どう見ても殺人未遂です。というかテロ行為そのものです。

こんな人たちを支持するインターネット新聞ねぇ・・・コレを読んで、全くその通りと思う人たちがいるのだとすると、暗い気分に陥ります・・・