さすが偽造大国ですね。

中国と言う国と付き合っていると、不思議に思う事があります。
彼らの作る偽物の事です。

彼らは、非常に精巧な偽物を作ります。中国で物を手配する時、いつも問題になるのが偽物の存在。
一見するとホンモノと見分けが付かない・・・

しかし。


機能はコピーされていない。

要は、外見だけが一緒で、中を開けて見ると、とんでもない部品だったりするわけです。



『外見がコレだけ精巧にコピーできるのに、中身はコピーしないのかね』

コレが私の最大の疑問です。
かつて日本であったコピー品は、外見はともかく、中の機能は全く同じ、場合によっては更に改善されているという物であったのですがね・・・

しかし、外見だけをコピーすればOKってな物もあるわけで・・・



外国人登録証>偽造防止シール偽造 中国から買い付け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070617-00000012-mai-soci

 法務省外国人登録証(外登証)の偽造防止に導入した光るホログラムシールが、中国の工場で簡単に偽造されていることが愛媛、愛知両県警の合同捜査本部の調べで分かった。今年2月、岐阜県内の偽造グループ拠点を捜索し、中国人ら顧客約1200人のデータなどを押収。顧客の多くは中国人で、不法滞在者も含まれているとみられる。この事件では既に24人が逮捕されており、合同捜査本部は、偽造ルートの解明を進めている。
 合同捜査本部は今月14日、シールを買い付けていたリーダー格の産廃業者、奥村正弘容疑者(39)=岐阜県多治見市=を有印公文書偽造の疑いで逮捕した。調べでは、奥村容疑者は今年2月、同市内の拠点で、知人の中国人らとシールを使って外登証を偽造した疑い。偽造外登証の売り上げは少なくとも500万~600万円に上り、グループ内で山分けしていた。偽造シールを中国で買い付けた日本人が逮捕されるのは異例という。
 シールは法務省のシンボル「桐(きり)」をデザインしたもので、奥村容疑者が風評を頼りに中国・四川省の製造会社に発注すると、高精度なシールが出来上がったという。製造会社はインターネット上でも紹介されている一般企業。
 ホログラムシールを使った偽造事件では、警視庁が今月、中国から偽造シールを使ったタクシー券を大量に輸入していたとして、暴力団組員ら2人を偽造有価証券輸入容疑で逮捕している。【後藤直義】



この例の場合は、ホログラムを作っている一般企業に発注して、外国人登録証のホログラムを偽造したわけか・・・
しかし、こんなものも簡単にコピーできるようじゃ困るね。

とりあえず、新しい偽造防止を考えるべきかな。ホログラムだけに頼るのでは限界があるだろうし。

早く対策しないと、偽者の外国人登録証でドンドン人が入ってきちまうぞ・・・