光市、母子惨殺事件について・・・

最高裁において、『死刑を回避するに当たらない』と差し戻された光市母子殺害事件
犯人は、一審二審では、反省の言葉を口にしていたというが、ここへ来て殺意を否認する発言をしているようで。
その事実一つとっても、更正の余地なしと思うのは私だけでは無いと思います。

この犯人も許せなければ、恐らくこの証言のストーリーを作り上げた弁護士も許せない。

そして、もう一人・・・




光市母子殺害 「被告パニック状態」 犯罪心理鑑定人が証言

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070628-00000025-san-soci

 山口県光市の母子殺害事件で、殺人などの罪に問われ、最高裁が1、2審の無期懲役判決を破棄した元会社員の男性被告(26)=事件当時(18)=に対する差し戻し控訴審の第4回公判が28日午前、広島高裁(楢崎康英裁判長)で始まった。前日に引き続き犯罪心理の鑑定人への弁護側の証人尋問が行われ、「被害者を死亡させた行為では、パニック状態で正常な判断ができなくなっていた」と証言した。

 鑑定人は、被害者の本村弥生さん=当時(23)=に抱きついて抵抗にあった際の被告の心理について、「癒やしてほしいという感情を阻止され、自分勝手に腹を立てた。他者からは理解されない感情だ」と分析。一方で、動かなくなった弥生さんの胸を触るなどの行為については「性的欲求が起きてもおかしくはない。(欲求がなかったという)被告の主張は必ずしも適切ではない」との見方を示した。

 また、被告の更生可能性について「自分を正当化する意識が強く、反省は全く足りない」としながらも、「心から謝罪できるための専門家のサポートが必要だ」と述べた。さらに、山口家裁が作成した被告の調査記録に触れ「調査結果を精査していれば母胎回帰のストーリーが見えてきたはず。なぜきちんと吟味しなかったのか」と、差し戻しまでの審理に対して疑問を投げかけた。

 午後からは、検察側の反対尋問が行われる。




この差し戻し審に参加した、被害者遺族の本村さんはこうコメントしている。

『聞くに堪えない3日間だった』と。

この事件のニュースを目にした私ですらそう感じる。ましてや、被害者のご遺族の気持ちを思うと。。。


この鑑定士。




「調査結果を精査していれば母胎回帰のストーリーが見えてきたはず。なぜきちんと吟味しなかったのか」



これまで、母胎回帰のストーリーが見えなかった事がおかしいとおっしゃいますか。
これまでの鑑定結果や、裁判で認定された事っては無視ですか。
あんた一体何者なんだ?






日本福祉大学、加藤幸雄教授。今回の弁護士と共著で本を出している死刑廃止論者・・・





明らかに中立の立場の鑑定者では無いって事ですか。

この裁判では、おかしな人が次々と出てきて、色んな事を教えてくれますね。




この人たちはひょっとして、『無くなった人間に人権など無い。人権は生きている人間にのみ与えられる』と思っているのだろうか。
『裁判所の中では、原告と被告だけが当事者であり、被害者の遺族など無視してよい存在だ』とでも思っているのだろうか。

私には、どうにも理解できません。

明らかになった事は一つだけ。





死刑廃止論者の中心人物は、狂人に近い
という事だろうか。
どう考えても、この裁判、被告に有利な展開にはならないだろう。
そして、この裁判の結果は、
犯人の命と、日本の死刑廃止運動の命の二つを消してしまうものになるのではないだろうか、と。

あと、弁護士に対しての信頼もな。


そういう意味では、安田弁護士、GOOD JOBだわ。