他に選択肢は無いのかね。。。

なんと申しますか、強い怒りと、やるせなさを感じます。。。


国重文の拝殿に放火=52歳無職男を逮捕-静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070819-00000047-jij-soci


 静岡市葵区宮ケ崎町の静岡浅間神社の境内にある国の重要文化財麓山神社拝殿に放火したとして、静岡中央署は19日、非現住建造物等放火の疑いで住所不定、無職鍋田伊佐夫容疑者(52)を逮捕した。
 調べでは、鍋田容疑者は18日午後11時10分ごろ、麓山神社拝殿にガソリンをまいてライターで火を付け、建物裏手の引き戸や廊下部分など約10平方メートルを焼いた疑い。同署員が火災発生後、現場に戻ってきた同容疑者に職務質問したところ容疑を認めた。「放火すれば、刑務所に行けるから」などと供述しているという。
 鍋田容疑者は1988年と93年にも同じ麓山神社拝殿に放火したとして逮捕、起訴され、実刑判決を受けている。 



放火の理由は、刑務所に行きたいからですか。
刑務所に行きたいから、国の重要文化財に放火ですか。

やっぱりアレですか。
『放火して、人命が失われるようなところは放火したくない。』
っていう最小限の理性はあったんですか。でも、その辺の物置小屋に放火しても罪は軽いから、実刑を食らうかどうか分からん、と。
そんで、重要文化財を放火みたいな論理ですかね。

人の頭の中なんか分かりませんけど、もしそうだとしたら、結構計算高い人ですな。

大体、この人は・・・


>鍋田容疑者は1988年と93年にも同じ麓山神社拝殿に放火したとして逮捕、起訴され、実刑判決を受けている。 

この神社を放火する常連さんですか。

浅間神社の神様に、恨みでもあったんですかね。
もし、恨みがあったとしても。。。。相手は神様ですからね。

完全な逆恨みです

というか、この事件の問題点。
刑務所が福祉施設みたくなってるという事か。刑務所に入る事が刑罰ではなく、刑務所を出てからの方が辛いという事か。


『刑務所に入りたい』と犯罪を犯す人がこれからも出てるのでしょうね。
どうすれば良いのか・・・


なんとなくだけど、今の日本の刑罰って、非常に軽いように見えて・・・
ある意味、非常に厳しいのではないかと。

刑務所を出所した後、安定した職に就けるのか。コレはちょっと難しいだろう。
もちろん、職種にもよるだろうけど。

いったん、そっちの世界に入り込んでしまうと、そこから抜け出して生活していくというのは、実はとんでもない苦労があるのかも知れないな、と。

しかし、刑務所がセイフティネットになるようじゃ、この先思いやられます。

いっそのこと、刑の長期化が効果的なのでは無いかと。

刑務所にかかる経費ってのが馬鹿にならないから、コレも考える必要があるのか。

時々、刑務所内作業品をスーパーなんかの特設会場で売ってるのを見ることがあるけど・・・

家具とか作ってないで、コメとか野菜とか作った方が儲かるんじゃないのかな。

農業を教えた方が、出所してからつぶしが利くと思うんだけどな。

なかなか難しい話ではあります。

しかし・・・




神様を粗末にする人間には、それなりの報いはあると思います。

というか・・・



そんな人間だからこそ、神殿に火を放とうと思ったという事なのかな。


この犯人には、執行猶予つけて、行動を監視するのが一番重い罪になるのかも知れません。