仮想敵はやはり大陸に。

これはアメリカの話。
経済的な結びつきが強くなった結果、アメリカと中国の関係は非常に良好であり、むしろ日本は蚊帳の外に置かれている・・・
日本のマスコミの描く世界情勢はそんな感じですが、どうもそうとは言えないようで。



仮想敵は「中国」 米空軍長官
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070920/usa070920008.htm
 マイケル・ワイン米空軍長官は19日、軍事専門シンクタンク主催のフォーラムで、コスト高などを理由に次世代戦闘機F35の調達数削減を求める意見に対し「中国の広さがどれくらいあると思っているんだ」と述べ、米軍が「仮想敵」として中国を念頭に置いているとの認識を示した。ロイター通信が伝えた。

 米国では軍事面も含めた「中国脅威論」が高まっているが、国防総省現役幹部が名指しで仮想敵扱いするのは異例。長官の発言は中国を刺激しそうだ。

 米政府はレーダーに捕捉されにくい性能を持つF35を2034年までに約3000億ドル(約34兆7000億円)かけて約2400機調達する計画。

 しかし航続距離が短いとの指摘やコスト面での問題から調達数を半分程度に抑制すべきだとの研究を、フォーラムを開いたシンクタンクが発表した経緯があり、長官の発言はそれに対する反論。(共同)


まあ、確かにそうだよな。アメリカからみたら、中国は、自らの価値観と全く異なる共産主義一党独裁国家でしかないわけで。
経済的な結びつきが強く、友好関係を結んでいるとはいえ、注意すべき相手であることは良く分かっていると言う事か。

片手で握手しながら、もう片方の手では武器を握り締めている

国と国との関係ってのは、そんなものかも知れないですね。

そんな中、日本という国は
『どんな相手とも両手で握手している』という事かな。

そりゃ、都合の良い相手であることでしょうよ。

日本の牙を抜き取ったアメリカは、両手で握手する日本を敵とは見なさない。その代わり、尊敬も払わないという事かと。

そして・・・




日本が丸腰であることを知っている特定アジアの国々は、常に片手に武器を持って握手を求めてくる、と。


アメリカの後ろ盾が今も多少は効いているんだろうけど、肝心のアメリカも、イラクでの戦争にてこずって、かつての勢いは無いと見られているのではなかろうか。

そろそろ、日本も、『片手で握手、もう片方の手には武器を持って』国と国との交渉を行うべきではないのかな。



安倍首相はそれをやろうとして、潰されたのかも知れないな・・・

果たして、この国の行方がどうなるか。この先の舵取りは難しいだろうな・・・




福田さんには無理だと思うな。


これでも、この国の行方を憂いています。
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