本日の中国毒餃子。season22 サブタイトルは『中国からの撤退』

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中国の毒餃子問題。全然解決に向かってないわけですが、この状況で中国からの加工食品を輸入する事には当然リスクが高いわけで。

当然、こうなりますわな。



<JT>冷凍食品の中国企業生産委託を廃止…ギョーザ事件で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080223-00000051-mai-soci
 日本たばこ産業(JT)は、中国の天洋食品に生産を委託した自社製冷凍ギョーザが中毒事件の原因になったことから、冷凍食品の中国企業への生産委託を原則廃止する方針を固めた。加ト吉など自社グループの工場に生産を集約する方向で調整しており、一部、国内への生産移管も検討する。再発防止策の一環で、自ら工場の管理・監督ができる体制に変えるため、生産拠点を抜本的に見直す。

 JTは現在、中国に17の生産拠点を持つ。このうちJTが2拠点、子会社の加ト吉が4拠点で自社グループの工場は計6拠点あり、残る11拠点は生産を委託した現地企業の工場だ。中毒の原因となった冷凍ギョーザを製造した天洋食品には、年に1回程度、日本から社員を派遣して管理体制のチェックを行っていたが、日常的な監視はしていなかった。

 このため、原則的に委託生産を廃止し、中国の加ト吉の工場や国内に生産を順次移管することにした。ただ、加ト吉の工場の生産能力の問題などから、部分的に、委託生産を続けざるを得ない場合は、日本人社員を工場に常駐させる方針だ。

 将来的には、加ト吉の工場の拡張や、新工場の建設などで生産能力の向上を図る。設備投資などで多額の出費が予想されるが、早急な信頼回復が求められており、安全対策を最優先させる考えだ。

 また、社内に検査機関を設立するなど検査体制を強化するほか、顧客からのクレームに対する体制も充実させる。


今日、スーパーに買い物に行って気が付いたんですがね。
冷凍食品やチルド食品の一部に、『国内工場で製造』と言うシールが貼られている。
まあ、国内で生産されている食品も今回の騒ぎで売り上げが落ちているとすれば、『国内**工場で作られています』という表示で、多少は安心を得られるのでは無いか。そして、それを行うのは当然ではないかと思いますね。

しかし・・・



天洋食品には、年に1回程度、日本から社員を派遣して管理体制のチェックを行っていたが、日常的な監視はしていなかった。


それじゃどう考えても管理など出来ないだろ。

そんな中、中国の方は必死で逆切れを続けているようで。



「責められるべきは日本側」=肉まん・カツの殺虫剤検出-中国紙

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080223-00000107-jij-int
 【北京23日時事】中国各紙は23日、日本で有機リン系殺虫剤が検出された中国製の肉まんと冷凍カツについて、山東省にある「日本の単独出資企業」で生産されたことを強調し、「原料仕入れの管理が十分でなかったのが原因」とする国家品質監督検査検疫総局の見解を一斉に伝えた。
 検疫総局は「日本の基準に従って生産され、日本側の駐在人員が監督管理に責任を負っている」と指摘しており、英字紙チャイナ・デーリーは「責められるべきは日本側」との見出しを掲げた。
 また、共産党機関紙・人民日報海外版は「中国食品を故意におとしめようとしているのではないか」と疑問を呈する記事を載せ、ギョーザ中毒事件で高まる中国批判にいら立ちを表した。



あのな。アホの johnkimのコメントも、ひょっとしてこの記事読んで、大喜びで書いたのかもしれんけどな。↓

2008/2/23(土) 午後 4:41

日本企業が中国の工場で生産したものなら、当然日本企業が責任を負うべき。そして、中国当局はこの日系企業責任者を刑事立件すべきではないか? 日本の世論が騒いだ結果、事必歸正となった。
[ johnkim10053 ]




天洋食品は中国の国営企業だろうが。
残留農薬も問題だ。それは材料の受け入れ検査などにも責められる点があるだろう。
しかし。



天洋食品で起きた事件は、餃子を食べた直後に意識を失うと言う高濃度の混入だった。
これは、残留農薬ではありえない。


一つだけ明らかなこと。



ギョーザ中毒事件で高まる中国批判にいら立ちを表した。




毒入り餃子事件の騒ぎは、中国にとって『痛い』事である。

このまま、この問題を忘れないように、このシリーズ続けますかね。それが、彼らにとって、一番痛いことだろうから。


あと、もう一つ。




johnkim10053氏は、相手にする価値の無い人物だと言う事かな。





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