中国終了のお知らせ、その28・・・『隠し切れない真実』

チベットで起きている、中国公安警察や軍によるチベット民族への虐殺行為について、在日中国大使館は次のような発表をしているとか。


チベット暴動>死者に僧侶はいない 在日中国大使館

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080318-00000145-mai-cn

 在日中国大使館のトウ偉参事官は18日、チベット自治区の暴動で中国政府が発表した死者13人について、「身元確認中のため民族の内訳は不明だが、(チベット仏教)僧侶が死亡したという情報はない」と説明した。また、暴動に対処するため「公安、武装警察が投入されたが、人民解放軍は出動していない」と述べた。


そうですか 、人民解放軍は出動していませんか。
BBCより。↓

http://www.bbc.co.uk/mediaselector/check/player/nol/newsid_7290000/newsid_7299700?redirect=7299754.stm&news=1&nbwm=1&bbram=1&bbwm=1&nbram=1&asb=1

中国の警察は、装甲車も持ってるんですか。ってか、どう見ても軍人のようですが

そして、死者13人については身元確認中で不明ですか、そうですか。


チベット騒乱 ほころぶ中国の情報統制 携帯・ネット“真実”流出

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080320-00000090-san-int

 中国チベット自治区などでの大規模な騒乱の発生以降、中国当局国内でテレビ、インターネット、電話を一部遮断するなど、情報封殺に躍起になっている。ただ、その効果は限定的で、厳しい規制をかいくぐり、騒乱の画像や映像が内外に広まりつつある。情報統制は中国国民の政府への不信を高めただけではなく、むしろ携帯電話やネットが情報流出に重要な役割を果たし国際社会を動かしたことにより、海外からの厳しい批判を招いている。(北京 矢板明夫、ロサンゼルス 松尾理也)

 北京にある産経新聞中国総局の衛星テレビには14日ごろから、電波障害が起きている。CNNやNHKをはじめとする外国のチャンネルでチベット関連のニュースが始まった途端、画面が黒くなり音声も消える。次のニュースまでこの状態は続く。同様の現象は中国全土でみられるという。

 ネットでは、チベット騒乱と関連するキーワードが検索不可能となり、米国に本拠を置く動画投稿サイト「ユーチューブ」も利用できなくなった。チベット自治区ラサに電話をかけても、寺院などは「回線故障中」の録音が流れ、不通になっているところが多い。

 中国当局は騒乱を「一部の暴徒の仕業」と印象づける情報戦略も始めているチベット人とみられる若者が放火し暴れる映像や、親族を失った漢族被害者への国営中央テレビのインタビューなどを繰り返し放映している。

 しかし、情報の遮断と操作による効果は、中国ではもはや限定的だ。チベット問題に関心の高い人は携帯電話のショートメッセージで情報を交換し、海外サイトへのアクセス制限を解除する専用ソフトを使うなどし情報収集をしている。

 チベット騒乱に関する中国当局の一方的な報道との違いを知った中国人は、自国メディア不信をさらに高め、外国メディアへの依頼度は加速した。
「(中国共産党機関紙)人民日報は日付だけが信用できる」と揶揄(やゆ)する知識人もいる。

 一方、今回、反中国政府の立場から活発な情報提供を行っている非政府組織(NGO)チベット人権民主化センター」(インド・ダラムサラ)は、中国四川省での抗議デモ中に治安部隊に射殺されたチベット人の遺体だとする写真をネット上で公表した。

 現地の状況を伝える記事も連日更新されている。ユーチューブなどの動画サイトにも、携帯電話のビデオカメラ機能を利用して撮影されたとみられる映像が公開されている。中国では閲覧規制がかけられたが、海外には及ばない。

 こうした状況を米紙ワシントン・ポストのコラムニスト、アン・アップルバウム氏は「昨年はミャンマーから、そして今年はチベットから、不鮮明で素人くさい画像がインターネットに流れた」と指摘する。アマチュア画像の絶対量はまだまだ小さいものの、「携帯電話は、一部の東アジアにとって、ニュースを伝えるためのもっとも重要な手段となった」と強調した。

 中国当局が外国人のチベット入りを禁止した措置に対し、17日の中国外務省の会見では、「記者の安全を守るという理由なら、なぜ中央テレビを許可したのか、不公平ではないか」との抗議が外国メディアから殺到した。統制の網の目を抜けた情報の流出は、海外メディアを中心とした国際世論をすでに動かしている。


記事で紹介されている、『チベット人権民主化センター』のホームページでは、今回の騒乱の犠牲になった方々の写真が公開されています。

衝撃的な映像です。URLを書くかどうか迷いましたが、ここに記しておきます。
残酷な映像にショックを受けられる方もいらっしゃるかと思います。そういう方は、見ない事をお薦めします。

http://www.tchrd.org/press/2008/pr20080318c.html


中国政府は、『発砲』を否定していたが、この犠牲者の方々は明らかに銃で撃たれて命を落とされている。
この方々が、チベット僧侶かそれとも一般市民か分からないが・・・



中国政府の残虐さだけは良く分かります。

このような事実を突きつけられても、彼らは堂々と嘘をつき続けるんだろう。
何度かここに書いてますけれど・・・



南京事件という『伝説』が作られていく過程と同じ物をここで見せられていると言う事ですか。



『中国軍がチベット東トルキスタンで行っている仕打ちを考えれば、過去の日本軍の行動について中国人は何も言えないような気がする。』


いや。


『中国軍がチベット東トルキスタンで行っている仕打ちについての中国政府の発表を考えれば、中国政府のいう事など全て嘘のような気がする』


という事ですね。

この中国の行動に対し我が国の国会議員の反応は・・・




チベット騒乱 中国非難の声明 超党派議連「自制求める」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080320-00000078-san-pol

 超党派の「チベット問題を考える議員連盟」(代表・枝野幸男民主党政調会長)は19日、国会内で総会を開き、チベット騒乱への中国政府の鎮圧行動を「五輪開催国にふさわしく、武力の行使や人権侵害を行わないよう自制を求める」と非難する声明を発表した。

 声明は報道の自由がない中で、中国政府による一方的なプロパガンダや弾圧がなされている疑義を持たざるを得ない状況が悪化するなら、胡錦濤国家主席の訪日を到底歓迎できない状況になりかねない」としている。

 民主党鳩山由紀夫幹事長や自民党馳浩副幹事長、社民党阿部知子政審会長ら衆参議員27人が出席した。枝野氏は「弾圧している疑いのある国の元首を歓迎していいのか。政府は踏み込んだ対応をとれ」と強調。出席者から「胡主席自身が昔、チベットを弾圧した。人権を顧みない中国は問題だ」(玉沢徳一郎防衛庁長官)「調査団派遣を求めている欧州連合(EU)議会と連動しよう」(藤田幸久民主党参院議員)などの意見が出た。

 チベット問題では、昨年11月に鳩山氏ら同議連メンバーが訪日中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世と会談し、中国側から抗議を受けた。平成13年には、中国側が同議連メンバーに「活動をやめないと所属政党の幹部が訪中しても、中国要人に会えなくなる」と圧力を加えたことが明らかになっており、今後の中国側の反応も注目される。



自省を求める事が抗議の意思なんだ。生ぬるいと思うけどね。
今も、チベットでは、新たな犠牲者が出ているかも知れない。そんな状態を明らかにせず、オリンピック開催ねぇ・・・

少なくとも私は、ボイコットだね。


関連商品など買わない。放送など見ない。

スポーツ選手が4年に一度の大会に出たいと思う気持ちは尊重するけどね。

でも、それは自己責任で行ってくれ、と。




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