中国終了のお知らせ、その75・・・『聖火リレー終了その2』

文字制限の為、長野での聖火リレーについて続いて記しておこうかと。

今、テレビで長野での聖火リレー総括をやってるのを見ましたけど・・・



聖火の種火、スタートの点火式の時に消えてたんですね。
すぐに、予備の種火が用意されたようですが、そんなにいっぱい予備があるもんなんだろうか。裏で100円ライターで付けた火じゃ無いだろうな(苦笑)

まあ、なんと言いますか・・・これも見えない力の粋な計らいですかね。

卓球の福原愛選手が聖火を掲げて走っている時に乱入した人物は、チベットから亡命した人の二世だそうですね。
記事が出ています。



フリーチベット」の叫び届かず亡命2世、泣きながら乱入
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/140850/
 何のための、だれのための「平和の炎」なのか。26日、3000人規模の厳戒態勢の中で行われた北京五輪聖火リレー。沿道を埋め尽くす真っ赤な中国国旗と、時折揺れるチベット雪山獅子旗。出発式会場に一般客は入れず、平和の祭典を象徴するイベントは「市民不在」で進んだ。「チベットに自由を」「ゴーゴーチャイナ!」。チベット問題を訴えるプラカードも掲げられ、タレントの萩本欽一さんや卓球の福原愛さんが走行中には男が取り押さえられる場面もあった。善光寺で知られる仏都・長野市は終日騒然とした空気に包まれた。

 ハプニングは突然起きた。JR長野駅善光寺周辺と比べて、比較的観客の数が少ないコース中ごろの沿道。「フリーチベット!」。チベットの旗を握りしめた男がロープをまたいで車道へ飛び出し、聖火ランナーの列に飛び込んだ。警官隊に取り押さえられ、地面に顔を押さえつけられながらも、「フリーチベット」の泣き叫ぶような声は消えない。

 男は、台湾に住む亡命チベット人2世の古物商、タシィ・ツゥリンさん(38)。「私はオリンピックに反対しているわけではない。ただ、チベットの惨状を全世界に訴える絶好の機会だと思っている」。この日朝、沿道の別の場所でチベットの旗を広げていたタシィさんは記者にそう話していた。

 タシィさんは、中国のチベット侵攻後の1959年、チベットからインドに亡命し、その地で生まれた。紛争は直接経験していないが、父親の壮絶な体験がタシィさんの心に刻み込まれている。

 
父親は紛争の最中、政治的理由で中国公安当局に拘束され、死刑を宣告された。しかし執行の前日、一か八か、小さな窓から絶壁に向かって飛び降りて脱走、一命を取り留めた。その後、夫婦で当時7歳だった兄を連れて2週間かけて、命からがらヒマラヤ山脈を越えたという。

 「チベット独立は両親の悲願でもある。それを実現するためには、残りすべての人生を犠牲にする覚悟がある」

 チベット難民として暮らしたインドでは、常に「どこにも所属しないホームレスのような感じだった」。しかし、ダライ・ラマ14世の言葉に接し、考え方が変わった。「チベットチベット人のもの。
暴力を使わず、平和的に訴えることで、私たちの『自由』を取り戻したい」。

 タシィさんは25日夜に長野入り。タイの聖火リレーでも抗議活動に参加したが、そのときと比べると、
日本のほうがチベット支援者が多いことに驚いたといい、「応援してくれる日本のみなさんに感謝している」と述べていた。

    ◇

 穏健にチベット問題を訴える人たちもいた。市民団体「SFT日本」の代表を務める亡命チベット人2世、ツェリン・ドルジェさん(34)=名古屋市=らも長野入りし、「チベットに自由を チベットに人権を」と書かれた横断幕を握りしめた。

 「私たちは聖火リレーを妨害するつもりはない。ただ、中国政府にオリンピック精神に立ち返ってほしいだけ。自分の思うこと、感じること、自由に発言できる社会にしたいだけだ」

 SFTでは事前に、抗議をする場所や抗議方法について、長野県と協議を重ねていたが、ツェリンさんらの周りには、「ワン・チャイナ」と連呼し、中国国旗を翻す大勢の中国人たちが詰めかけ、その声はほとんどかき消された。

 チベットの中心都市、ラサでは中国人の人口がチベット人を超え、子供たちも中国語を話すようになっているといい、「このままでは私たちの文化や宗教は確実に跡形もなく消えてしまう」。

 この日、長野を訪れたチベット人らの多くは3グループに分かれて抗議活動に出かけた。あるチベット系中国人男性は「チベットに残してきた家族が中国の公安当局に尋問を受けており、顔や名前を出して抗議活動をするのは正直怖い」とこぼした。



ここの証言だけでも、彼らがどれだけ悲痛な思いで反対運動を行っているか良く分かります。


さて、この聖火リレー。日本の警察は非常にうまく混乱をさばいたと言えるのではないかと。
他の国のような大混乱が起きると、日本と言う国の面目がつぶれてしまいますからね。まあ良くやったと言っても良いかと。

ただ、この聖火リレーのゴール地点。ネットの情報によれば、中国国旗を持った人たちは入れて、それ以外の人たちは入場を認められなかったとか。
まあ、出発地点にいた中国国旗を振る人たちは中国大使館の人たちだという事だから、事によると中国大使館の人たちだけがゴール地点に入る事を認められた⇒結果的に赤一色になったという事かもしれんけど。

もしくは、混乱を避けるために、入れなかったらより手に負えなくなるほうを入れたのかも知れんけど。




赤一色のゴール地点の映像ってのは、異常だと思うけどな。

マスコミのカメラも、上手い具合に中国国旗ばかりが映るように撮っていた様な気がするのは気のせいか。

とりあえず、言えること。



大きな混乱が無く終わって本当に良かった。
でも、やはりこの聖火リレーは異常だった




チベットに自由を!!
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