麻生総理、国連演説

麻生総理の最初の仕事は、国連での演説であったようで。
その映像をテレビで見ましたけど、なかなか良かったんじゃないですかね。
同時通訳のシステムに不具合があり、日本語でのスピーチから英語のスピーチに切り替えるアクシデントがあったようですが、なかなか上手いジョークで切り抜けてましたね。
その時に見せた笑顔ってのは、なかなか魅力的なものがありました。



テロとの戦いに積極参画」 麻生首相が国連演説 安保理の早期改革訴え

9月26日9時2分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000505-san-pol

 【ニューヨーク=高木桂一】麻生太郎首相は25日夕(日本時間26日午前)、第63回国連総会で一般討論演説を行い、アフガニスタンでの「テロとの戦い」に日本が引き続き貢献していく方針を示し、来年1月15日に期限切れとなるインド洋での海上自衛隊の補給活動支援を継続する決意を事実上表明した。国連改革については安全保障理事会の早期改革の必要性を訴えた。日本の首相が国連総会で演説するのは、平成17年の小泉純一郎首相(当時)以来3年ぶり。

 演説で首相は、「国際社会はテロに対する粘り強い取り組みを続けなければならない」とし、アフガンでの復興支援と海自のインド洋での補給活動に取り組んできた実績を強調した。補給活動の「継続」は明言しなかったが、「日本が今後とも国際社会と一体となりテロとの戦いに積極的に参画していく」と述べた。

 国連改革については安保理常任、非常任理事国双方の議席拡大を通じた改革を早期に実現しなければならない」と指摘するとともに、来月改選の非常任理事国選挙に立候補する日本への支持を呼びかけた。

 ただ、3年前の演説で小泉首相(同)は「わが国が改革された安保理常任理事国としてより大きな役割を果たす用意がある」と常任理事国入りへの「意欲」を示したが、麻生首相は直接的には言及しなかった。

 また、北朝鮮横田めぐみさんを含む拉致被害者の再調査と核放棄に背を向けている現状を批判。その上で「北朝鮮の行動に応じて両国間に残る懸案を解決し、不幸な過去にも取り組みながら日朝関係を前進させる用意がある」と述べ、北朝鮮拉致問題解決と核の放棄を促した。

 グルジア紛争に関しては同国に侵攻したロシアへの批判は避け、「ロシアを含む当事者の責任ある対応によって領土保全の原則に基づきながら平和的に解決することを強く期待する」と述べるにとどめた。

 さらに、日本の外交方針について「日米同盟を不変の基軸としながら近隣諸国との関係強化に努めてきた」として、経済的繁栄と民主主義という「基本的価値」を共有する諸国との連帯により平和の実現を目指していく立場を表明。核軍縮・不拡散に関しては、日本政府が今後、核兵器の全面的廃止に向けた決議案を提出し、天野之弥ウィーン代表部大使を国際原子力機関IAEA)の次期事務局長候補に擁立する考えを示した。

 一方、地球温暖化対策では、7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の成果を踏まえ、来年末の気候変動枠組み条約締結国会議での長期目標採択に向けた論議を日本が主導していくと強調した。米大手証券会社、リーマン・ブラザーズの破綻(はたん)などを念頭にした国際金融をめぐる問題に対しては「日本の持てる経験と知識の貢献に心がける」と述べた。



ちゃんと押さえるべきところを押さえているという印象かな。
スタートとしてはいい仕事をしてるんじゃ無いかと。

その麻生総理にさっそくケチをつける新聞社も・・・



麻生新首相に「中国との協調」を“進言” NYタイムズ

08:52更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/181577/
【ニューヨーク=長戸雅子】25日付の米紙ニューヨーク・タイムズ麻生太郎首相を社説で取り上げ、「隣国を対等に扱い、国粋主義を現実主義に入れ替える必要がある」と“進言”した。 

 「タロー・アソウの復活」と題した社説は麻生氏について「隣国では好戦的な国粋主義者としてよく知られている」と紹介、「日本が植民地支配下で行ったことを称賛し、第2次大戦での旧日本軍の残虐行為を正当化して中国や韓国との関係を損ねた」と記述した。

 さらに「日本の将来は最大の貿易相手国である中国、韓国、急速に発展する他の近隣国と政治・経済的関係の強化にかかっている」と協調姿勢をとるよう提案した。

 一方で、「麻生氏が現実主義的な政策を取れれば、首相として成功するだろう」とエールも送った。

 同紙は、2006年2月にも「日本の不愉快な外相」と当時外相だった麻生氏を社説で取り上げ「(日本の植民地支配などに関する麻生氏の発言は)誠実さも賢明さもない扇動的なもの」と批判。日本政府が同紙に反論を投稿した経緯がある。



なんだ、ニューヨークタイムズか(苦笑)

ニューヨークタイムズと言うと・・・

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%BA

日本においては朝日新聞社と提携しており、東京支局を朝日新聞社東京本社ビル内に設けている。東京支局長はノリミツ・オオニシ(2007年3月現在)。また共同で英字紙ヘラルド朝日International Herald Tribune/The Asahi Shimbun)を発行している。




アメリカの朝日新聞という事ですね、わかります。


>「日本の将来は最大の貿易相手国である中国、韓国、急速に発展する他の近隣国と政治・経済的関係の強化にかかっている」



それはそれはご丁寧に。ところで、ニューヨークタイムズってアメリカの新聞社だよな?
確か、今年貿易額では中国が第一位になったけれど・・・

それまではアメリカが一位じゃなかったっけか?

しかも、貿易相手としての韓国など・・・


まあ、所詮はアメリカの朝日新聞。その発言など意に介さない方が良かろう、と。


つーかね。



アメリカ人ってのは、このニューヨークタイムズって新聞をどう見てるのか知りたいな。

朝日新聞のように嘲笑の対象となっているなら面白いのだけど。


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