塩浸温泉：霧島市

現在、鹿児島に帰省中です。

先日、かつて坂本龍馬が新婚旅行で訪れた事で知られている『塩浸温泉』が老朽化のため廃止されると言うニュースが流れており、今回の帰省中に行って見ようと。

塩浸温泉、廃止

＜福祉の里＞龍馬が日本初の新婚旅行で入った温泉、老朽化で廃止へ

　坂本龍馬が日本で初めてと言われる新婚旅行で訪れた鹿児島県霧島市の「塩浸（しおひたし）温泉」。唯一残る市営温泉「福祉の里」が老朽化のため、０９年３月末で廃止される。

　「寺田屋事件」で負傷した龍馬が１８６６年３月、西郷隆盛や小松帯刀（たてわき）らに湯治の名所として紹介され、半月ほど滞在。妻お龍（りょう）と高千穂峰登山などを楽しんだ。

　夫妻が使ったという浴槽跡が一角に残り、「坂本龍馬　お龍新婚湯治碑」もある観光名所。今年は「篤姫」ブームで沸いたが、湯煙は間もなく静かに消える。

で、大晦日の今日、ようやく時間が出来て行って見ました。

坂本龍馬が入った湯船は健在ですが・・・

『12月31日と1月1日の二日間は休みます』

との事。残念だが、来年行くことにしましょう。

せっかくここまで来たんだから、前から気になっていた所に言ってみるか、と。

この塩浸温泉から少し降りたところに『ラムネ温泉』というバス停があります。

以前、このあたりに、『日本一のラムネ温泉』という看板が出てたんですが、どうもそこはだいぶ前に閉鎖された様子。

どんな感じなのかがとっても気になってました。

バス停の手前にある橋も『らむねはし』

昔は有名な温泉であったのでしょう。

橋の上から川を覗いて見ますと・・・

なかなか美しい光景です。ってか、下の写真の上に写ってる錆びた橋、これまで気が付かなかったな・・・

そう思って、いい年して冒険心が（笑）

ボロボロの橋への入り口を見つけ、端の上から一枚。なかなか美しい風景です。

温泉側の階段は、ほとんど崩壊してましたが、ちょっと降りてみました。

ぬかるんだ地面の先に源泉がありました。

大量に積もった湯の花が、効能の印とでもいえるんでしょうか。流れている水に手をつけて見ても、まったく温かくない・・・

温泉としては、枯渇してしまったのかも知れません。

源泉にはこんな『注意書き』が。

いや、飲みませんって（＾＾；）

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