中川大臣、残念ながら辞任

G7の後の会見で、ロレツが回らない姿で臨み、それが批判されて、中川財務大臣が辞任の運びになりました。
正直に言って、非常に残念な事です。
当初、『酒に酔って酩酊状態で会見に臨んだ』というニュースが流れていましたが、私はあの会見を見て
『酒に酔ってるとして、果たしてこんな風になるだろうか?』
という疑問を持ちました。
真っ先に浮かんだのは、『小渕元首相のように、脳の疾患が出たのでは』という事。そして、次に浮かんだのは・・・
『一服盛られたか?』
という事でしょうか。仮に、中川(酒)大臣が酔っ払って会見に臨んだとしましょうか。
もっと爆弾発言するんじゃないのか、と。
しかし、残念ながらイメージの悪化は否めないわけで。是非再起を望みたいもんです。


中川財務相が辞意表明=G7後の問題会見で

2月17日12時52分配信 時事通信
 中川財務・金融相は17日、緊急会見し、2009年度予算と関連法案の衆院通過後、辞表を提出すると表明した。先進7カ国財務相中央銀行総裁会議(G7)後の記者会見で、ろれつがまわらないなどの失態を演じたことで批判を浴び、責任を取る。

辞任と言っても・・・

>2009年度予算と関連法案の衆院通過後、辞表を提出する


法案成立と引き換えですか。
この辺の駆け引きは、評価して良いと思いますね。


今回問題となったのは、G7の会合の後の会見なわけです。
会見について、何度も何度も繰り返して放送しているけれど・・・

肝心のG7の評価はどうだったのか。

この点については、全く報道されていない理由は、一体なんだろうか。

一つの答えが、時事通信のネットニュースにありました。





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IMF拠出で署名=過去最大の1000億ドル-中川財務相

(↓時事通信ニュースのキャッシュhttp://を小文字で頭に追加してください。)
72.14.235.132/search?q=cache:F89-zTrkWIUJ:www.jiji.com/jc/c%3Fg%3Dpol_30&hl=ja



IMF拠出で署名=過去最大の1000億ドル-中川財務相
 【ローマ13日時事】中川昭一財務・金融相と国際通貨基金IMF)のストロスカーン専務理事は13日、日本政府がIMFに最大1000億ドル(約9兆円)を拠出する取り決めに正式に署名した。IMFの資金基盤を強化し、金融危機を受けた加盟国への資金提供などを後押しする。
 日本政府は昨年11月の主要20カ国・地域(G20)金融サミット(首脳会合)で、麻生太郎首相が提案の目玉として表明していた。 
 加盟国支援が必要になった場合、要請を受けた日本が約100兆円の外貨準備からIMFに貸し付ける形で拠出する。加盟国による資金提供としては過去最大で、ストロスカーン専務理事は「人類の歴史上、最大の貢献だ」と謝意を表明。財務相は「有効活用を期待したい」と述べた。(了)
(2009/02/14-10:03)

この最後の段落に注目。

>加盟国支援が必要になった場合、要請を受けた日本が約100兆円の外貨準備からIMFに貸し付ける形で拠出する。加盟国による資金提供としては過去最大で、ストロスカーン専務理事は「人類の歴史上、最大の貢献だ」と謝意を表明。財務相は「有効活用を期待したい」と述べた。

評価されてますな。

さて、このニュースは今・・・

IMF拠出で署名=過去最大の1000億ドル-中川財務相

時事通信ニュース


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 【ローマ13日時事】中川昭一財務・金融相と国際通貨基金IMF)のストロスカーン専務理事は13日、日本政府がIMFに最大1000億ドル(約9兆円)を拠出する取り決めに正式に署名した。IMFの資金基盤を強化し、金融危機を受けた加盟国への資金提供などを後押しする。
 日本政府は昨年11月の主要20カ国・地域(G20)金融サミット(首脳会合)で、麻生太郎首相が提案の目玉として表明していた。


財務大臣の評価、見事に消されてますな。

G7では、きちんと仕事をこなしていた事がここから見ることが出来るのではないか。それから会見までの食事会の間・・・

あれはやはり、薬によって変調をきたしたのでは。
そう考えても不自然ではないような気がするんですがね。


中川昭一財務大臣。大臣を退任された後も、ご活躍を期待しています。


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