お前が言うな。

日曜日に義理の母の所に行ってました。義理の母の家では、朝日新聞を購読してます。ま、勧誘に来る順番に取ってるだけでありましょうが。

その朝日新聞にこんな記事が載ってました。


テレビ界、下請けいじめ是正へ 番組買いたたき禁止など
2009年2月22日3時2分
http://www.asahi.com/national/update/0221/TKY200902210212.html

 テレビ業界が、番組作りを発注する制作会社への「下請けいじめ」をなくそうと、総務省と自主ルールをまとめた。契約書もかわさずに発注し、金額を一方的に下げることが珍しくない現状を改める狙いだ。制作会社の著作権も尊重する。NHKと地上波テレビ放送を手がける120社余りの全民放を対象に、3月中に実施する。

 自主ルールは「放送コンテンツの製作取引適正化に関するガイドライン(指針)」。総務省と放送局、番組制作会社の代表が1年間協議してまとめた。制作会社の大半は中小企業で経営が苦しく、長時間の不規則勤務にもかかわらず「年収100万、200万円台の社員がぞろぞろいる」(大手プロダクション社長)という。ワーキングプア(働く貧困層)が社会問題になったこともあり、業界として改善を目指すことにした。

 指針は「放送局は制作会社に対して取引上、優位な地位にあることが多い」と明記。
(1)制作会社への発注書・契約書の交付と契約金額の記載を義務づけ
(2)番組「買いたたき」を禁止
(3)制作会社が持つ著作権の譲渡強要を禁止

の3点を盛り込んだ。

 関係者によると、昨年の調査では全放送局の約6割が、少なくとも一部の書面を交付していなかった。総務省の調査では、制作会社が「書面を渡されても金額の記載がない」「金額は口頭で告げられるだけ」などと回答。今後は、下請け業者保護について定めた下請法に沿った発注書・契約書のひな型を用意し、書面を交付するよう求める。契約金の早期支払いも促す。

 番組「買いたたき」は、テレビCM収入が落ち込み始めた一昨年後半から目立つという。総務省の調査では「一方的に単価引き下げを通告された」「値下げ圧力が強く、赤字で受注した」などの訴えが制作会社から寄せられた。「安い単価に変える時は番組内容やキャストも見直す」「番組種類ごとの単価表を放送局と制作会社が話し合って決める」ことを推奨する。

 制作会社が番組内容を放送局に提案し、制作に責任を持つ場合は、制作会社に著作権があると判断される。ただ、この場合も放送局が著作権を握る例が少なくない。放送局が著作権譲渡を迫ることを「不当な経済上の利益の提供要請」として禁止する。

 違反行為があると公正取引委員会が放送局に是正を勧告し、局名を公表する。総務省も、放送局に対して契約に関する調査を行う方針だ。(橋田正城)



なんとまあ・・・。先日テレビ局の社員の平均年収の高さってのを記事にしました⇒http://blogs.yahoo.co.jp/moai33jp/58379003.html

TBSの社員の平均年収は1550万円とか。

そんな彼らの元で、番組制作に携わる人々は・・・


制作会社の大半は中小企業で経営が苦しく、長時間の不規則勤務にもかかわらず「年収100万、200万円台の社員がぞろぞろいる」(大手プロダクション社長)という。

なんつーか・・・

格差社会を問題視していた番組を作っていたテレビ局の中にも大きな格差があったようで。

派遣問題を騒ぐ前に、自分の足元の格差を何とかした方が良いと思うけどな。



あ、これはもちろん、新聞社も一緒な。

本社の人間と末端の販売所との間は、天国と地獄くらい格差があるだろ。まず、それなんとかしろ。




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