中国終了のお知らせ、その207・・・『中国のポジティブな人たち』

アメリカ発の金融恐慌。その震源地となったアメリカでは、不動産価格が下落している状態であるとか。
基軸通貨のドルも弱い状況ですから、下落したアメリカの不動産に投資しようとする人たちが出てきてもおかしくは無いわけで。
そういえば、日本もバブルの時に、アメリカの不動産を購入して話題になっていたなぁ~
アメリカが日本に買い占められる!!』と当時アメリカ危機感を持ってましたな。
結局、あの時に購入した不動産を、今も保有している会社は少ないと思うんですがね。

そして、今。中国の富豪がアメリカの不動産を買いに行くのだと。


金融危機>中国の大富豪が救世主に?初の「米不動産買い付けツアー」出発―中国
2月25日11時35分配信 Record China
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090225-00000011-rcdc-cn

2009年2月24日、個人資産1000万元(約1億4000万円)以上を持つ中国人富豪40人によって構成された中国初の「米不動産買い付けツアー」が米国へ向けて出発した。中国経済網が伝えた。

ツアーは、中国最大の不動産関連サイト・捜房網が主催したもの。参加者は捜房網の顧客が中心で、個人資産1000万元以上を有する全国400人以上の参加希望者から40人に厳選された。参加者の年齢は35~50歳が中心で、職業は不動産関連、小売業、企業の上級幹部などが多い。参加者の3分の2が不動産購入の目的を投資または自分で住むためと答えており、今回のツアーに参加した目的は米不動産市場の現状や購入手続き、関連法規などを理解するためとする人が多かった。彼らは主に値下がりした住居用不動産に興味を示しているという。

日程は11日間で、ロサンゼルス、ラスベガス、サンフランシスコ、ボストン、ニューヨークの5都市を回る予定。これらの都市を選択した理由について、捜房網の関係者は、中国系住民が多く居住していることや有名大学など教育関連施設が充実していることを挙げている。

一方、金融危機による不動産不況にあえぐ米国にとって、今回のツアーはまさに「救世主の出現」とも言え、受け入れ側の各都市では地区政府が率先してツアー歓迎の意向を示している。また、地区の不動産協会や不動産仲介会社は、参加者のニーズにあった不動産の紹介準備をすでに終えるなど、受け入れ準備は万全だとしている。(翻訳・編集/HA)



不動産不況に喘ぐアメリカの救世主ですか。(笑)

大体だね。バブル期の日本でアメリカの不動産を購入していたのは、個人ではなく会社であったと思う。
今回、アメリカに不動産買い付けに行くのは、中国で富豪と言われる人々だとか。

で、その富豪さんたち。中国には日本よりも多くの富裕層が居るとの事だけど・・・


個人資産1000万元以上を有する全国400人以上の参加希望者から40人に厳選された


個人資産が1億4千万円ってのはそりゃ大したもんですよ。私など足元にも及ばない。
まあ、1億4千万円以上って事だから、そりゃもっと資産の多い人も多くいるんだろうけどね。


救世主となるには、スケールが小さすぎね?

その資産で、価値を生み出せるような不動産を購入することが出来るのか。


>参加者の3分の2が不動産購入の目的を投資または自分で住むためと答えており

投資目的なら、売れ残った住宅なんか買っても投資効果なんか無いだろうし。自分で住む為なら分からんでも無いけど、仕事とかどうするのん?
今の資産で暮らすわけ?


『中国に住み続けるより、よっぽど安全アルよ』

それなら納得だけど。

しかし、どこまでもポジティブシンキングな人たちですな・・・
十分の一位は見習った方が良いかも知れない



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