中国終了のお知らせ、その208・・・『チベットを忘れるな』

チベット僧のデモに対し、武力を使って弾圧を行い、多くの死傷者を出した事件は昨年の3月頃でありましょうか。
中国に対しての抗議の声は一気に高まり、中国と言う国のイメージは地に落ちたと言っても過言では無いでありましょう。
そのチベットでは2月25日がお正月であったとか。
しかし、その正月を祝う雰囲気では無かったようで。


抗議のチベット正月、僧侶ら恒例の祝賀拒否

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090226-OYT1T00287.htm?from=main1

 【甘孜(かんし)(中国四川省)=加藤隆則】チベット暦の正月を迎えた25日、四川省甘孜チベット族自治州甘孜県では、昨年3月14日のチベット自治区ラサ暴動に端を発した反政府デモ弾圧に抗議し、市民や僧侶らが恒例の祝賀を拒否した。

 地元政府は花火を打ち上げ、「ともにチベット正月を祝おう」と融和を呼びかけたが、町にはデモ再発を警戒する多数の警察や軍が配備され、殺伐とした空気に包まれた。

 「何百人もの仲間が投獄されたままだ。新年の気分ではない」。約100台の軍用車両を高台から見下ろすチベット仏教寺院・甘孜寺で僧侶らが口をそろえた。甘孜県では、昨年3~5月に何度かデモが発生。州内では最大の厳戒態勢となっている。年配の僧侶は「犠牲者と投獄者のために読経をするだけだ」と話した。

 同州と、隣接するアバチベット族・チャン族自治州では、国際電話やインターネットが遮断されている。

(2009年2月26日10時14分 読売新聞)



2009年の現代に、しかも、発展著しいと言われた国でこのような弾圧が行われている事は、信じがたい事です。

チベットの人々に自由を。そして、中国の人々に、本当の意味での自由を。そう願わずに追われません。


その中国の人権の現状について、このような批判があるようで。



中国の人権状況「お粗末」、北は「底抜け」 米国務省が批判

2009/02/26 10:45更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/225961/

 米国務省は25日、世界各国の人権状況に関する2008年版の年次報告書を公表し、中国について「依然としてお粗末で、分野によっては悪化している」と厳しく批判した。

 報告書は中国で人権状況が悪化した例として、新疆ウイグル自治区チベット自治区での「少数民族に対する厳しい文化、宗教の抑圧」を挙げ、昨年春のチベット暴動や8月の北京五輪の際に弾圧が強化されたと指摘。共産党一党独裁体制の廃止などを呼び掛けた「〇八憲章」に署名した人々への圧力も強めたと非難した。

 また北朝鮮についても「底抜けにひどい状態が続いている」と批判。確認が困難としながらも、人権が抑圧されているとの報告は増えているとし「政権は市民生活のほぼすべての側面を管理下に置いている」と強調した。

 さらにロシアでは政府の圧力で、言論の自由や報道機関の独立性が損なわれていると指摘。報道に携わる人々にとって「危険な情勢」が続いていると警告した。(共同)




残念ながら、ここに挙げられた国は、全て我が国の隣国なんだよな。

日本人としては、この事実を忘れてはならないと思うんですが。



チベットに自由を!!
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