北朝鮮、瀬戸際外交実施中。

人工衛星の発射などと主張して、冷ややかな目で見られている北朝鮮
狙いが外れたんでしょうかねぇ。
だって、相手にしてる状況じゃありませんからねぇ。
で、北朝鮮の後ろ盾の国に、なにやら擦り寄っているような。


北首相が訪中、「衛星」に理解求める?
3月17日19時7分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090317-00000560-san-int

 【北京=野口東秀】北朝鮮金英逸首相は17日、北京に到着、中国を公式訪問した。

 21日までの滞在中、胡錦濤国家主席温家宝首相らと会談し、北朝鮮が予定している「人工衛星」の打ち上げについて中国側の理解を求めるとみられる。

 金首相は17日、山東省を訪問し、大規模農場などを視察した後、18日に再び北京に戻る。

北朝鮮は、4月4~8日の間の「人工衛星」発射計画を国際機関に事前通告したとされる。日米韓がこれを長距離弾道ミサイルの発射として懸念を示し、対北制裁の必性を主張する一方、中国は慎重な姿勢だ。一連の会談では、金正日総書記の年内訪中について協議する可能性もある。

 金首相の訪中は2007年4月の就任後初めてで、北朝鮮の首相が中国を訪れるのは06年1月の金総書記の訪中に朴奉珠首相が同行して以来。今回の訪中は、中朝国交樹立60周年を記念した首脳の相互訪問の一環。



まあ、日米韓がそろって懸念と対抗手段について口にしているわけで。頼みの中国に擦り寄るのは分からんでも無いけどね。

情け無い話ですな。

とりあえず、まだまだ対抗策は有るようだし、粛々と圧力を強化するのが良いのでは無いかと思いますが。


北朝鮮への輸出、全面禁止も…自民特命委が追加制裁案
3月17日12時47分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090317-00000544-yom-pol

 拉致問題など北朝鮮をめぐる懸案が進展しないことを受けて、自民党拉致問題対策特命委員会(古屋圭司委員長)は17日午前の会合で、北朝鮮への追加制裁案を決定した。

 週内に官房長官に対し申し入れを行う。

 政府の対北朝鮮制裁措置が来月13日に期限を迎えるため、新たな制裁措置として、
〈1〉日本からの輸出の全面禁止
〈2〉輸出入制限などで違反した在日朝鮮人ら在留外国人が北朝鮮渡航した場合の再入国の原則禁止
〈3〉政府の対北朝鮮制裁措置の期間を1年以上(現行6か月)に延長-

-を求める。制裁延長にあわせて実施を目指す。

 さらに、ミサイル発射準備など北朝鮮情勢の推移を見極めたうえで、金融・税制面での制裁も実施する。具体的には、北朝鮮渡航する際に所持する現金で届け出が必要な額を100万円超から30万円超に、送金する際に報告が必要な額を3000万円超から1000万円超にそれぞれ引き下げる。在日本朝鮮人総連合会とその関連団体施設への固定資産税課税も徹底する。

 北朝鮮への圧力を強めるため、金正日総書記の個人資産を扱う金融機関等の調査、ミサイルなど大量破壊兵器計画に関与する団体・個人の指定拡大のための調査も政府に求める。



つーか、まだ北朝鮮に対しての輸出ってのは行われていたんだ。ちょっとびっくりですな。
日本から北朝鮮への送金を止めるという事と・・・


>輸出入制限などで違反した在日朝鮮人ら在留外国人が北朝鮮渡航した場合の再入国の原則禁止


これは、今すぐにでも実行するべきじゃないのかな。





にほんブログ村でランキングに挑戦中。応援URLクリックお願いします。
にほんブログ村 国際政治・安全保障↓
https://politics.blogmura.com/international/