民主党の『決断の早さ』を称える。

イメージ 1

今度の選挙では、野党の民主党が極めて有利な状況だそうです。
この状況で私が、長いものに巻かれて見たいと思ったとして、誰が攻められましょうや。
保守系の皆さんから、裏切り者と呼ばれようと、民主党の決断の早さを褒め称えようと思います。

民主党は、ブレにブレた自民党とは違います。あくまでも、状況にあわせてフレキシブルな対応をしているのです。それは『決断の早さ』の表れです。

民主党『政策集INDEX2009』と言うのがネット上で流されています。(一番上の写真)

しかし、何故か民主党のHPには公開されていません。

不思議です。何故でしょうか。見られては拙いのでしょうか?

それは誤解です。政策として掲げたものも、状況によって大きく変化しますから、載せられないのです。

これは決して、『ブレている』わけでは無く、現実に即した方針変更なのです。

いくつか例を挙げましょう。

鳩山代表は、麻生総理との党首討論で、消費税は少なくとも4年間は上げないと断言しました。
立派です。役人の無駄を省く事で消費税のUPなど不要なくらいの財源を捻出できるそうです。

消費税、4年凍結明記せず=増税論議を容認-残る財源不透明感・民主政権公約
7月27日18時32分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090727-00000113-jij-pol

 民主党は27日発表したマニフェスト政権公約)で、自民党が総選挙の争点に掲げる消費税への言及を見送った。鳩山由紀夫代表は会見で、増税論議を容認する意向を示し、これまで一貫して主張してきた「4年間は議論すべきでない」との方針を撤回した。しかし、将来の増税に含みを残しながら、その方針に一切言及しない政権公約は、不誠実との印象を与えかねず民主党に対する財源批判は今後も続くのは必至だ。
 マニフェストには「子ども手当」創設や高校授業料無償化、高速道路無料化など家計重視の政策が並んだ。政権奪取後4年目に必要な政策財源を16.8兆円と試算。このうち、公共事業見直しなどで9.1兆円、特別会計の剰余金「埋蔵金」活用などで5兆円を手当てするとしている。
 消費税については、鳩山代表が5月の代表戦で、消費増税による財源確保策を早々と「封印」した。しかし、こうした方針に対し「財源の裏打ちのないけた違いのばらまき政策」(麻生太郎首相)と与党側は批判を強めている。
 これを受け、民主党内では「4年間(議論を)すべきではないということでは必ずしもない」(岡田克也幹事長)との声が出始めた。こうした状況から、鳩山代表も4年以内の消費増税論議を容認する方向に転換したとみられる。




            〃∩ ∧_∧    
            .⊂⌒(  ・ω・) はいはい現実路線、現実路線
               .`ヽ_っ⌒/⌒c
 

民主党は、労働者の生活を守るために、最低賃金を1000円に引き上げると言ってました。
確か、全国一律で最低時給千円でした。これは働く方としてはありがたい話でしょう。
労働者を雇う側としては、人件費が高騰して経営が成り立たなくなるかも知れませんが、国民の生活が第一です。
国民の生活の為には、会社が倒産してしまっても仕方がありません。労働者に優しい企業だけが生き残ればいいのです。そんな企業があるかどうか知りませんが。


「全国最低賃金」を公約=時給800円、4年内に実現-民主党
7月27日20時24分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090727-00000165-jij-pol

 民主党は27日発表したマニフェスト政権公約)で、全労働者に適用する「全国最低賃金」を新設し、水準は時給800円を想定していると表明した。直嶋正行政調会長は記者会見で「4年のうちに実現したい」と強調、「最終的には平均で1000円を目標に置きたい」と語った。
 最低賃金は現在、都道府県ごとに設定され、ばらつきがある。昨年度の全国平均は703円。民主党は最低水準の全国統一基準を新設するとともに、大幅引き上げを公約したことになる。



まあ、今の最低賃金よりは大きく引き上げる、と。



            〃∩ ∧_∧    
            .⊂⌒(  ・ω・) はいはい現実路線、現実路線
               .`ヽ_っ⌒/⌒c
 


ってか、そうすると日本の製造業の海外流出がますます盛んになり、サービス業の時給も上がる事を考えれば、様々なサービス料金が高騰する事になりそうですね。
まあ、それも現実路線なのでしょう。


つーかね。

どう見ても『ブレて』います。

これは麻生総理の主張が正論です。


財源、無責任であいまい=民主マニフェスト麻生首相
7月27日19時52分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090727-00000128-jij-pol

 麻生太郎首相は27日夜、民主党マニフェスト政権公約)に盛り込まれた子ども手当の支給や公立高校の無償化などについて「財源(の裏付け)が無責任で、極めてあいまいだ」と批判した。また、インド洋で給油活動を続ける海上自衛隊の撤収を同党が主張していたにもかかわらず、マニフェストに明記しなかったことに関しても「『ぶれた』と言われることになる」と指摘した。首相官邸で記者団の質問に答えた。 



いや、一箇所麻生総理が間違っているところがある。

>インド洋で給油活動を続ける海上自衛隊の撤収を同党が主張していたにもかかわらず、マニフェストに明記しなかったことに関しても「『ぶれた』と言われることになる」と指摘した。


ぶれたと言われる事は無いだろう。マスコミは全力でスルーするだろうから。


最後に、民主党のばら色のマニフェストを聞いてみるか。


年31万円の子ども手当=ガソリンなど暫定税率廃止-民主が政権公約
7月27日17時35分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090727-00000106-jij-pol

 民主党鳩山由紀夫代表は27日午後、都内のホテルで記者会見し、衆院選マニフェスト政権公約)を発表した。1人当たり年額31万2000円の子ども手当創設や公立高校無償化、ガソリン税をはじめとした暫定税率廃止など生活支援策を前面に掲げた財源は徹底した無駄の排除や特別会計の「埋蔵金」活用で捻出(ねんしゅつ)するとした。政権構想も盛り込み、「政治主導」確立のため、国家ビジョンや予算の骨格を策定する首相直属の「国家戦略局」の設置を打ち出した。鳩山氏は記者会見で「このマニフェスト政権交代を懸けた戦いをする。目的は国民主役の政治をつくることだ」と強調。公約が実現できない場合は「政治家として責任を取る」と不退転の決意を表明した。
 マニフェストは、「無駄遣い(根絶)」「子育て・教育」「年金・医療」「地域主権」「雇用・経済」を「五つの約束」に掲げた。
 子育て・教育対策では、中学生までを対象とした1人月2万6000円の子ども手当を創設し、2010年度は半額、11年度から満額支給するとした。公立高校の授業料は10年度から無償化し、私立高校生には年間12万~24万円を助成する。生活保護母子加算も復活するとした。地域主権では、ガソリン税など暫定税率を10年度に廃止し、2.5兆円の減税を実施。高速道路無料化は10年度から段階的に始めて、12年度に完全実施。農家への戸別所得補償は11年度から行う。
 これらの政策実現に必要な予算は、政権交代から4年後の13年度には16.8兆円になると積算。公共事業、各種補助金見直しなど無駄削減で9.1兆円、財政投融資特別会計の運用益など埋蔵金活用、政府資産売却で5兆円、所得税配偶者控除廃止などで2.7兆円を確保するとした。消費税引き上げには触れていない。




いや、なんつーかねぇ。


これまでそんなに無駄があって、それを無くせばここまでばら撒けるなら、この国の未来はばら色だね。

なんか、こないだ民主党の人が、
天下りの役人の為に数兆円ものお金が使われている』ってテレビで断言してましたけどね。


そんなお金が本当に存在するんですかね?
さて、そこまで財源のあてがあるんなら・・・


所得税配偶者控除廃止などで2.7兆円を確保するとした。

配偶者控除も廃止しないで何とかなるんじゃねーのか?あぁん?

とりあえず、一言。このマニフェストも・・・



            〃∩ ∧_∧    
            .⊂⌒(  ・ω・) はいはい現実路線、現実路線
               .`ヽ_っ⌒/⌒c
 

という事になるんでしょうね。



にほんブログ村でランキングに挑戦中。応援urlクリックお願いします。
にほんブログ村 政治ブログ↓
https://politics.blogmura.com/