鳩ポッポ、米から鉄砲を食らう

衆議院選挙で大勝した民主党。もうじき、民主党政権ってのが始まる事になりそうです。
これが、他所の国の事なら笑い事ですが、自分の国の出来事だと思うと、憂鬱な気持ちになります。

しかし、そんな事を言ってても始まりません。私もいい年をした大人です。時に長いものには巻かれたほうが良いって事も知っているわけです。
そこで、鳩山氏の政治手腕を称えて、期待したいと思います。

私は、決して親米の人間ではありません。かつてアメリカは日本に対し、極めて非人道的な虐殺行為を行った国だと思っています。

制空権を失った日本の大都市、軍の施設ではなく一般市民の住むところに無差別に絨毯爆撃を行い、戦闘に参加していない多くの一般市民を虐殺した。
広島と長崎では原子爆弾を落下させ、都市を壊滅させ、ここでも多くの一般市民を虐殺した。
そして、その行為を今でも正当化している

私の母は、8歳の頃、米軍機の機銃掃射を受けたという事を、昨日のことの様に話してくれる。
『もう、顔が見えるくらいのところまで飛行機が近づいてきて、バババババッってすぐ横を弾が飛んでいくんだよ』

わずか8歳の子供を見つけ、低空飛行で追いかけて機銃掃射を浴びせる。

人間のすることではない。

だけど、今は同盟国である。過去のしがらみはあるが、今の友好関係は認めよう。
そして、今となっては、『対等な関係だ』と言っても良いよな、オバマよ。
日本がアメリカに対して、どんだけ金貸してると思ってるんだ。対等だよな、オバマよ。


我らが鳩山さんも、アメリカとの対等な関係ってのを目指しているようで。
その事が、インド洋での給油活動の停止に繋がってくるようですな。
さて、鳩山さんの対米外交どーなりますやら。


インド洋給油撤退に米反発 初訪米に懸案 鳩山氏に勝算は?

9月11日0時42分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090911-00000506-san-pol

 次期政権を担う民主、社民、国民新3党が、インド洋で給油活動を行う海上自衛隊を来年1月に撤収させる方針を固めたことを受け、米政府はさっそくイエローカードを突きつけた。米政府は米軍再編をめぐる日米合意の見直しにも強い懸念を示している。民主党鳩山由紀夫代表は9月中旬に訪米し、米国のオバマ大統領と初の首脳会談を行う考えだが、懸念材料は増えるばかりだ。

 鳩山氏は10日、記者団から米国防総省のモレル報道官の発言について問われ、「うちには(派遣継続は)求められていない」とあっさりとはねつけてみせた。

 社民党福島瑞穂党首は「まあ、人間は誰でも何か要望することってある。アフガン支援は違う形でやるべきだ」。社民党重野安正幹事長は「われわれの方針が変わることはない。いちいち発言に反応していたらきりがない」と強気を崩さなかった。

 3党は連立政権合意でアフガニスタンの実態を踏まえた支援策を検討する」と打ち出したが、具体策の協議はこれから。鳩山氏らが強気の姿勢をみせたのは、新たなアフガン支援策を打ち出せば、米側の懸念は払拭(ふっしょく)できるのではないかと踏んでいるからだ。

 だが、政府内では「ことは容易ではない」(防衛省幹部)との見方が強い。問題は3党の「新支援策」の中身だ。もともと、民主党の対アフガン政策のキーワードは「油より水」。給油活動(油)をやめ、井戸掘り(水)などの民生支援を充実させるという方針だ。社民党も同様だ。

 だが、オバマ米大統領は3日未明、鳩山氏との電話会談で「アフガンでのテロリスト制圧」への日本の参加を要望した。テロ制圧は民生支援では不可能。鳩山氏は国際政治の現実を突きつけられた形となった。

 アフガン情勢の悪化により、米軍や北大西洋条約機構NATO)の国際治安支援部隊(ISAF)に多数の死者がでている。日本は陸上自衛隊の派遣を断っているだけに、海上自衛隊までも撤収すれば、米政府の反発は必至だといえる。

 社民党との連立により、自衛隊を当分海外に出せなくなることはほぼ確実だ。鳩山氏は、月刊誌「Voice」9月号に寄稿した論文で日米同盟を「日本外交の基軸」と断じた。ではどう発展させるのか。具体策を提示しない限り、国際社会の理解は得られない。(加納宏幸)



いや、さすが鳩山さん。アメリカの要求があってもはねつける。男、いや漢(おとこ)やねぇ。

しかし、いつまで突っ張っていられるかな(笑)

私は、決して『親米』では無い。しかし、『反米』でもない。
現実的に考えた時、日本一国で世界を動かせるほどの力は無い。
そして、その力は弱まったとはいえ、一番強力な力を持っているのはアメリカであることは事実ではなかろうか。
急速に成長している中国が、次の世界のリーダーになるなどと夢物語を口にする人もいるけれど、それは実現しないだろう。
一党独裁共産党政権が、あの国をまとめられるのか。
あの国の人口の殆どは、生活水準の極めて低い農民だ。果たして彼らが豊かになることが出来るのか。
どう考えても破綻するだろう。

現実として考えた時に、『一緒に組む相手』はアメリカしかないだろ。

で、アメリカと対等の関係を作ると言うのであれば、それなりのやり方ってもんがあるわな。

普通に考えると、『相手に何かを与えて、優位に立つ。』って事かな。

『相手に与えていた物を引っ込めて、自分の大切さを思い知らせる』って方法もあるだろうけどね、それは元に戻して理解し合うっていうフォローが必要よね。

で、今回、対等な日米関係を主張する我らが鳩は・・・


>米国防総省のモレル報道官の発言について問われ、「うちには(派遣継続は)求められていない」とあっさりとはねつけてみせた。


お互いの関係をぶち壊したいんですか?


>3党は連立政権合意でアフガニスタンの実態を踏まえた支援策を検討する」と打ち出したが、具体策の協議はこれから。鳩山氏らが強気の姿勢をみせたのは、新たなアフガン支援策を打ち出せば、米側の懸念は払拭(ふっしょく)できるのではないかと踏んでいるからだ。


ふーん、で、どんな支援を用意して、相手に与えようとしているのかね?


民主党の対アフガン政策のキーワードは「油より水」。給油活動(油)をやめ、井戸掘り(水)などの民生支援を充実させるという方針だ。社民党も同様だ。

ほー。テロ活動が活発化して、軍の死傷者が増えている地域に貢献する為に井戸掘りですか。

>アフガン情勢の悪化により、米軍や北大西洋条約機構NATO)の国際治安支援部隊(ISAF)に多数の死者がでている。


こんな状況で誰に井戸掘らすねん?

民間人?あんたらの命令で、命がけで井戸掘りに行くんか。丸腰で。
それを主張するのならばな。


鳩山、福島、小沢、菅、岡田。お前らで井戸掘りに行け。
率先垂範や、率先垂範。体を張って、見本を見せよ。



それなら、オバマ大統領も納得してくれるかも知れんで。

犠牲になっても安心していいよ。君ら、軍人じゃないから靖国神社には祀られないから。




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