(続)高速道路無料化詐欺

民主党が、『国民との契約』として掲げたマニフェストには、こう書いてありました。

高速道路原則無料化

いや、ね。日本道路公団の腐敗の構造が明らかになって、分割民営化され、今、高速道路は株式会社が運営してるんじゃなかったっけ。
そのおかげで、SAやPAは昔に比べるとよくなったね。

高くて不味いレストランばかりだったのが、有名店やチェーン店などが入ってすっかり綺麗になった。
『サービスエリアに行きたい為に高速道路に乗る』って人も居るらしい。私はそこまで高速は好きじゃないけど。

その民営化された高速道路会社の道路を無料化する。これは、再び国有化するって事ですか。
そうじゃなきゃ、高速道路会社に費用の補填をする必要がありますな。

高速道路が無料化されると聞いて、騙されて民主党に投票した人も少なくは無いと思うけど、実際のところ、無料化されるところは限定されるばかりか、ETC割引も限定されるようで。


高速無料化 予算は1000億円、上限1000円は見直し
12月22日17時31分配信 レスポンス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091222-00000023-rps-soci

前原国交相は、22日の閣議後の会見で高速道路無料化予算はマニフェスト項目として6000億円概算要求していたが、ほぼ1000億円になろうかと思う」と、大幅な縮減になる見通しを示した。

また、2009年3月から2年間を予定した土日祝日の全国一律上限1000円は、無料化社会実験の開始とともに期限を待たずに縮小される公算が高い。

上限1000円などの料金割引実施は高速道路の利便増進事業として実施されている。前原氏は無料化のための社会実験について、圧縮された予算とともに「利便増進事業を使うことになろう」と話しており、民主党の要望でも「利便増進事業の抜本的な見直し」が求められている。

新たな無料化予算は1000億円に圧縮されたが、利便増進事業費は上限1000円の割引を手当てする09年度から2年間5000億円と、高速道路の有効活用や機能強化を図るためのETC活用した料金引き下げに10年間で2兆5000億円が既に予算化されている。

民主党は社会実験実施に際して「軽自動車に対する負担の軽減を図る」ことも求めており、利便増進事業費を組み替えることで一定の配慮を示す見込み。

「制約要因の中で、党の要望も含めて今まで通りの無料化実験、割引実験を全国に渡って行っていきたい」と、前原氏は語った。



予算の規模は六分の一。そして、休日のETC上限千円も見直しの対象にってか。

実質的に、価格上昇ですね。

ここまで『国民との契約』を軽んじるならば、解散して民意を問うてみたらどうなんだろ。

実現できなかったら、政治家として責任を取るって断言してたもんな、鳩は。

まあ、『釣った魚に餌はいらない』って思ってるんだろうけどな。裏で鳩を操ってる小沢民国家主席は。


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