赤松&山田&ルーピーズ口蹄疫 2010年6月30日 鹿児島にも影響

本日は6月30日。一年のちょうど真ん中って事ですか。大祓式が行われる日でもありますね。
一年の折り返し地点、口蹄疫については忘れられた感がありますが、決して解決しているわけではありません。
 
今頃になって、
口蹄疫なんて、2週間で治る病気であるから気にしなくてもいい』
『法律を変えるべきだ。法律によって殺処分を余儀なくされているのだ』
等と、珍妙な意見を口にする人も出てくる有様。
 
そもそもね。そういう意見は、『法律』を変えてから言わないと、ただの戯言です。
後、国際間の取り決めも変えないとね。それができるのかと言えば、絶望的に無理だろうからね。
一応、宮崎県のワクチン接種した家畜の処分は本日で終わる見込みだとか。


口蹄疫問題 家畜処分、30日にも終了
6月30日18時40分配信 日本テレビ

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)の問題で、篠原農水副大臣は、ワクチンを接種した家畜の処分を30日にも終える見通しを示した。
 宮崎県は、家畜を埋める作業が終了すれば、非常事態宣言を一部解除する方針。解除後も、口蹄疫まん延防止のため、消毒作業は引き続き実施される。


結局、皆殺しにして漸く終結が見えてきたか・・・
しかし、隣県はまだまた緊張した状態です。
 


口蹄疫:霧島・牧園が悲鳴 宿泊キャンセル、2カ月間で9900人 /鹿児島
6月30日16時29分配信 毎日新聞

 霧島市霧島・牧園両地区の宿泊施設で、口蹄疫(こうていえき)を理由とした宿泊キャンセルが、2カ月間で約9900人に上っていることが分かった。28日にあった霧島市商工観光業緊急経済対策会議で、市観光協会が報告。関係者は「客が激減している」「予約の電話が途絶えた」と悲鳴をあげている。
 市観光協会によると、旧霧島町と旧牧園町の宿泊施設45軒を対象に、6月25日までの実態を調査した。宮崎県えびの市で感染疑い例が発表された4月28日以降徐々に増えた。6月9日には同県都城市でも感染疑い例が発表されたため、キャンセル数は11~25日の約2週間だけで約6100人に達した。
 前年は月平均約6万3000人が宿泊しており、急増した2週間のキャンセル数は前年宿泊客の約2割を占める。農協関係の団体や、スポーツ大会縮小によるキャンセルが目立っているという。
 会議では商工会議所や商工会、市内各地の温泉旅館の関係者らが、窮状を報告。霧島温泉協会の蔵前壮一会長は霧島温泉から人が消えてしまった。8月まで続いたら大変なことになる」。また、市商工会の中村博美会長は「農家には手当てがあるが、商工業者にも対策を講じてほしい」、市特産品協会の植山利博副会長も「終息宣言後の風評被害を抑えてほしい」と、行政対応を要望した。
 前田終止市長は「国や県にもしっかりと声を伝える。最大限の防疫対策をしながら、ピンチをチャンスに変える一手を早急に考える」と話した。【川島紘一】


まあ、農協関係者の団体は、取りやめますわな。
ただでさえ、霧島温泉では、シンボル的存在であった『林田ホテル』も倒産して、残念な感じですから。
 
雅叙園とか、テレビで紹介されて、お客さんを集めてるところもあるけれど。ま、あれは霧島温泉じゃ無くて妙見温泉か。
 
いずれにしても、一部を除いて客足は少なくなってるだろうな。
そういえば、坂本龍馬がお龍さんと新婚旅行で入ったという塩浸温泉(しおひたしおんせん)は廃止になって公園にするって言ってたけども。大河ドラマ効果はまだ出てこないか。
 
お~い、ちび市長。
 
>前田終止市長は「国や県にもしっかりと声を伝える。最大限の防疫対策をしながら、ピンチをチャンスに変える一手を早急に考える」
 
なかなか難しいぞぉ~今の総理大臣は残念な事に、『チャンスをピンチに変える男』だからね。
 
ちび市長。あの辺はな、交通の便が悪すぎるんだよ。鹿児島空港から近いのにな。
とにかく、空港を起点にした足(これも、林田グループが倒産したのが痛いけど)。
それから、鉄道からの足。この辺を考えないと、あのあたりにお客を呼び込むのは難しいと思うぞ。
 
日豊本線霧島神宮駅からも、肥薩線霧島温泉駅からも、霧島温泉は遠いからね。
肥薩線に至っては、鉄道の本数が絶望的に少ないけどね。
 
アクセスを向上しないと、お客はあつまらんだろうなぁ。
 
 
 
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