北朝鮮、ミサイル発射準備?

北朝鮮テポドンが発射準備されているそうで・・・
一応、衛星で監視もしているでしょうから、ミサイルを出してきても、燃料を注入して撃つ気かそうでないかは分かるでしょうから、冷静に対処すればよいと思いますが。


北、ミサイル発射準備か テポドン2号 直前の兆候はなし
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060520-00000009-san-int
 北朝鮮北東部の咸鏡北道花台郡にあるミサイル実験場で、ミサイル発射準備の兆候があることが十九日、分かった。車両の動きが活発化していることが衛星写真で確認され、約一週間前から無線交信も急増している。長距離弾道ミサイルテポドン2号」とみられているが、発射台への設置や燃料注入といった発射直前の兆候は確認されていない。
 テポドン2号は射程三千五百-六千キロで、米国のアラスカにも届く。北朝鮮は、米国全土に到達する新型のテポドン3号(射程一万二千キロ以上)の開発も進めているとされる。
 実験場周辺では、通常より無線交信の回数が増え、機材を運ぶトレーラーなども活発に動いている。日本政府も「(発射準備を)かなり前から知っていた」(麻生太郎外相)としているが、発射台へのミサイルの据え付けや燃料の注入など発射直前の兆候はない。
 北朝鮮弾道ミサイルを発射する危険性が高まれば、米軍は発射を探知して軌跡を追う電子偵察機「RC135S」(コブラボール)を沖縄県の嘉手納基地に展開、監視飛行をしているが、今回は展開していない。ミサイル追跡艦も日本海周辺に配備されておらず、安倍晋三官房長官は「発射が差し迫っているとの認識は持っていない」と述べた。
 ただ、米軍は、大気中の塵(ちり)などを集め、核実験を確認する気象観測機「WC135C」を十八日から嘉手納基地に展開している。
 これに関連、小泉純一郎首相は十九日夜、記者団に、「日本は日米安保条約で安全確保に努力しており、北朝鮮もよくわかっている」と述べ、発射の可能性は低いとの認識を示した。
     
【用語解説】北朝鮮弾道ミサイル
 北朝鮮は1980年代から旧ソ連が開発した短距離弾道ミサイルスカッド」を生産。90年代にかけて日本のほぼ全域が射程に入る「ノドン」を開発、平成5年に日本海に試射した。平成10年にはテポドン1号(射程約2500キロ)の発射実験を行い、ミサイルの一部が日本上空を通過し、太平洋に着弾した。


どうだろう・・・彼らは発射するだろうか。
と言うか、発射できるだろうか?
確か、テポドンは液体燃料で飛ぶロケットではなかったかな?その燃料がまだ注入されていないようで。
これが弾道ミサイルだとすると、衛星を打ち上げるミサイルとそれほど変わるものではないだろうと。
要は、打ち上げにはそれなりのコストがかかるわけで

たとえば、日本のH2Aロケットの打ち上げ費用は、1回あたり約85億円とか。

北朝鮮だからといって、打ち上げ費用が劇的に安くなるわけでは無いだろう。

そもそも・・・



打ち上げに必要な燃料とか、用意できるのか?

H2Aロケットの場合、260tの総重量のうち、燃料が90パーセントとか。
H2Aの一号機は全長53m。テポドン2は全長32m。
ま、テポドンH2Aよりも確に小型だけど、燃料食うのは一緒じゃないか?

テポドン2の発射時の最大重量は、64000kgその90パーセントと言うと、60t近くですか?





テポドン撃つにも、いろんな意味で勇気がいりそうです。


50tの燃料用意して、700kgの爆弾を日本に飛ばす。
日米安保が発動したら、多分、金正日は終わりでしょう。



私が思うに・・・


飛ばしたとしても、わざと外すね。