一方的な廃棄は無いそうで。

六カ国協議の北朝鮮代表である金桂冠外務次官さんの発言だそうですがね・・・

一方的な核放棄あり得ず 北朝鮮次官、日本批判も
http://www.sankei.co.jp/news/061130/kok012.htm
 6カ国協議北朝鮮首席代表、金桂冠外務次官は30日、昨年9月に合意した6カ国協議共同声明を「履行する準備はある。さまざまな公約があるが、現段階で一方的な核放棄はあり得ない」と述べた。協議再開時期については「外交的な協議過程にある」として明言を避けた。北京市内で韓国首席代表の千英宇外交通商省平和交渉本部長と1時間余り協議した後、記者団に語った。

 金次官はこの後また、「日本が協議に参加する資格があるのかというのがわれわれの考えで、会う必要は感じない」とし、核・ミサイルや拉致問題の解決を強く迫る日本を批判した。

 一方、千氏は「再開される協議で進展がなければならないという大きな枠組みでは見解の相違はないが、具体的には引き続き調整しなければならない状況が残っている」と話し、協議再開にはまだ準備が必要との見方を示した。

六カ国協議の共同声明を履行する準備はある、と。共同声明って、これだよね。

1.六者は、六者会合の目標は、平和的な方法による、朝鮮半島の検証可能な非核化であることを一致して再確認した。

 朝鮮民主主義人民共和国は、すべての核兵器及び既存の核計画を放棄すること、並びに、核兵器不拡散条約及びIAEA保障措置に早期に復帰することを約束した。

 アメリカ合衆国は、朝鮮半島において核兵器を有しないこと、及び、朝鮮民主主義人民共和国に対して核兵器又は通常兵器による攻撃又は侵略を行う意図を有しないことを確認した。

 大韓民国は、その領域内において核兵器が存在しないことを確認するとともに、1992年の朝鮮半島の非核化に関する共同宣言に従って核兵器を受領せず、かつ、配備しないとの約束を再確認した。

 1992年の朝鮮半島の非核化に関する共同宣言は、遵守され、かつ、実施されるべきである。

 朝鮮民主主義人民共和国は、原子力の平和的利用の権利を有する旨発言した。他の参加者は、この発言を尊重する旨述べるとともに、適当な時期に、朝鮮民主主義人民共和国への軽水炉提供問題について議論を行うことに合意した。

2.六者は、その関係において、国連憲章の目的及び原則並びに国際関係について認められた規範を遵守することを約束した。

 朝鮮民主主義人民共和国及びアメリカ合衆国は、相互の主権を尊重すること、平和的に共存すること、及び二国間関係に関するそれぞれの政策に従って国交を正常化するための措置をとることを約束した。

 朝鮮民主主義人民共和国及び日本国は、平壌宣言に従って、不幸な過去を清算し懸案事項を解決することを基礎として、国交を正常化するための措置をとることを約束した。

3.六者は、エネルギー、貿易及び投資の分野における経済面の協力を、二国間又は多数国間で推進することを約束した。

 中華人民共和国、日本国、大韓民国ロシア連邦及びアメリカ合衆国は、朝鮮民主主義人民共和国に対するエネルギー支援の意向につき述べた。

 大韓民国は、朝鮮民主主義人民共和国に対する200万キロワットの電力供給に関する2005年7月12日の提案を再確認した。

4.六者は、北東アジア地域の永続的な平和と安定のための共同の努力を約束した。

 直接の当事者は、適当な話合いの場で、朝鮮半島における恒久的な平和体制について協議する。

 六者は、北東アジア地域における安全保障面の協力を促進するための方策について探求していくことに合意した。

5.六者は、「約束対約束、行動対行動」の原則に従い、前記の意見が一致した事項についてこれらを段階的に実施していくために、調整された措置をとることに合意した。

6.六者は、第五回六者会合を、北京において、2005年11月初旬の今後の協議を通じて決定される日に開催することに合意した。

全然、遵守してねぇ~(爆)

そんなことだから、こんな事になるんだよ。

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北応援団は全員男性? 美女軍団は現れず ドーハ・アジア大会
http://www.sankei.co.jp/news/061130/spo004.htm
 前回の釜山アジア大会で話題を集めた北朝鮮の「美女軍団」。ドーハ・アジア大会には現れず、代わりに男性ばかりからなる応援団が登場した。

 男性応援団が一糸乱れぬ応援を披露したのは、29日に行われたサッカー男子2次リーグF組の北朝鮮-シリア戦。濃茶の色目でそろえた服を着た労働者など約50人が、野太い声を張り上げた。(美女軍団が歌った)北朝鮮の応援歌も数小節合唱した。

 韓国の聯合ニュースによると、美女軍団のほとんどが女子大生だったのに対し、今回は30-40代の男性が主流。北朝鮮の5、6倍の人数がシリアを応援したが、男性応援団は「組織力」で対抗していたという。

 駐カタール韓国大使館は「ドーハには北朝鮮籍の住民はいないので、近隣のクウェートから派遣された労働者が、サッカーの応援に来たのではないか」などと話しているという。

要はさ・・・
美女軍団の旅費も出せないってのが現実なんじゃないの?
ま、このまま経済制裁を続ければ良いんじゃないですかね。


暴発するなら、暴発すればよいっ!!

北朝鮮体制崩壊以外に、拉致被害者を取り戻す方法は無いだろうし。もうひと踏ん張りだな。