韓国経済は・・・

そういえば最近、寒国の話題を取り上げていなかったか・・・2~3取り上げて見ますかね。
最初は、WON高、円安について。


ウォン高:円安止まらず100円=775ウォン
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/01/19/20070119000008.html
 ウォンに対する円安が進み、100円=775ウォンにまで急落した。これは18日にドルに対する円安が進んだ上に、日本銀行による金利の引き上げが見送られたことから円安がさらに進んだことによるもの。

 18日のソウル外国為替市場でウォンはドルに対し、前日より0.10ウォン高い1ドル=936.80ウォンまでウォン高が進んだ。韓国の輸出企業が大量のドル売りを行ったためだ。

 一方円は1ドル=121円にまで下落した。日本銀行金利引き上げ見送りの影響でドル高を予想した機関投資家がドル買いに乗り出したためだ。

 これにより円・ウォンレートは100円=775.11ウォンとなり、1997年10月27日以来の円安水準となった。


ウォン高:100円=771.6ウォンの最高値
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/01/20/20070120000003.html
 日本円に対するウォンのレートは9年3ヶ月ぶりの最高値を記録した。円は19日の外国為替市場で、前日比5ウォン以上ウォン高の100円=771.6ウォンで終わった。これは1997年10月27日に記録した100円=771.44ウォン以来のこと。対円レートは昨年10月初めに800ウォン台を突破、その後もウォン高の勢いは衰えていない。

 特に、今月18日に日本銀行が基準金利を0.25%で凍結したことが、19日の円安に拍車をかけていると分析されている。基準金利が上がれば円に対する需要が増え、円高になるかもしれないという期待が、この利上げ見送りで消えたためだ。

 円安が続くことで、韓国企業の懸念も増大している。韓日両国の企業は、特に電子・自動車分野で世界を舞台に生き残りをかけ競い合っている状況だが、円安は日本製品の価格競争力を高める効果がある。また、円安により韓国を訪れる日本人観光客も若干減る見通しだ。以前は100円を両替すると約1000ウォンになったが、今は800ウォンにもならないためだ。


ちょっと前まで、会社の会議で
『このWON高は異常だ。韓国からの仕事は減ってくるから対策を講じるべき』

そう発言する私には・・・

『WON高になれば、日本からの輸入は増えるだろ。仕事増える方向に行くんじゃないの?』

と、いう反応が多かったのですが、最近は

『もあいのいう通りかなぁ・・・』

と、いう人も出てきましたね。
だって、最終製品の輸出価格が上がることが明らかだし、WON高のおかげで、人件費が日本より高くなるというような減少も起きてますし。

韓国からの見方もこうなってます。


日本、円安で輸出好調 06年11月経常黒字21.5%増
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/01/18/20070118000019.html
 日本の11月の経常収支黒字が原油価格の下落により前年同期比21.5%増の1兆7600億円を記録した。ブルームバーグ通信が財務省の発表を引用し、17日付で報じた。これは同社が集計した専門家による予想値の1兆9300億円を下回る数値だ。

 また円安で自動車や電気など輸出関連企業の黒字幅が拡大した。輸出の増加は日本銀行による金利引上げの背景にもなる。

 貿易黒字は1兆321億円で前年同期比48.3%増加した。輸出は11.8%増の6兆2820億円、輸入は6.7%増の5兆2499億円だった。

 第一生命エコノミストの長谷山氏は「円安が日本の輸出企業の黒字規模を拡大させた。これは日本の経済成長を堅実なものにする」と説明した。



それに対する韓国経済・・・もちろん、マイナスだけではないわけで。
例えばこんな感じ。



国産化率0% 携帯電話の核心部品18品目
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/09/23/20050923000026.html
 携帯電話核心電子部品47品目のうち、18の品目の国産化率が0%であることがわかった。

 国会科学技術情報委員会ジン・ヨン(ハンナラ党)は23日、情報通信部国政監査報道資料を通じて「今年度上半期IT関連輸出全体の13.8%に相当する116億7000万ドルの輸出を記録している携帯電話の核心電子部品47品目のうち、18品目の国産化率は0%で、国産化率50%以下の品目も7つあった」とし、携帯電話部品の国産化率の低調ぶりを指摘した。

 産業資源部によると昨年対日部品素材輸入額にしめる情報通信部品素材は38.1%(97億ドル)を占めている。科学技術部によると、99の未来核心技術を米国を100としたとき、日本が87.6、韓国65.1、中国52.5%で日本とは既存の産業に比べ格差が広がった状態で、中国との格差も既存産業より縮まっている。

 ジン議員は「5年間で核心技術及び源泉技術開発に投入された費用が864億ウォンなのに比べて技術開発によって得た売り上げは1億7000万ウォンに過ぎない」と核心技術開発投資に比べ成果が上がっていないことを指摘した。





そうか、全部輸入だと、WON高のメリットを享受できるのか(笑)


・・・これって・・・。







終わってるよね?(苦笑)