不二家はもうダメかもわからんね・・・

帰りが遅くなったので、一つだけ・・・
先日より、不二家の品質管理の問題がクローズアップされてますが・・・


不二家埼玉工場、プリンの消費期限延ばし出荷10万個
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070123-00000513-yom-soci

 大手菓子メーカー「不二家」(本社・東京)が、プリンなどの消費期限を、社内基準より長く表示していた問題で、埼玉工場(埼玉県新座市)が、期限を延ばして出荷したプリンは約10万個にのぼることが、農林水産省の調べでわかった。

 同省は23日、桜井康文社長を呼び、厳重注意した。

 同省によると、2005年10月27日~06年12月25日、泉佐野工場(大阪府泉佐野市)で製造し、埼玉工場に送られてきたプリン4種類に、同工場で社内基準よりも1~2日長い消費期限を表示し、出荷していた。出荷個数は約10万個に達し、社内調査で、期限切れの原料使用の問題が明らかになった06年11月以降も、不正表示が続けられていた。


確か最初に発覚した問題は、消費期限を一日過ぎた牛乳を使っていると言うことだったかと。
多分、消費期限を一日過ぎたからといって、健康被害が出る事は無いだろう。
それほど、大きな問題ではない、と思ってました。もちろん、消費期限については今もその思いのまま。

ただ、これは『品質管理』の問題ではなく、『生産管理』の問題だろうと思ったのは前に書いたとおりです。

どういうことかというと・・・



今時、なんで生産にあわせた仕入れをしないのか
と、いう事。生産にあわせて仕入れをしていれば、消費期限が切れるような在庫を抱える事などありえない。
不二家というブランドは、そんな事を意識しなくても利益を上げられる程のブランド価値があったという事でしょうか。
在庫を抱えず効率的な生産を行うなら、もっと利益は向上するはず。そんな事は考えなくても良かったのか、それとも、全く見当はずれな努力を続けていたのか・・・

ある意味、本当に羨ましい仕事をしていたのだなと。

しかし、それももう終わりでしょうね。



同工場で社内基準よりも1~2日長い消費期限を表示し、出荷していた。出荷個数は約10万個に達する。

消費期限を一日や二日過ぎても、恐らく健康被害は無いだろう。
しかし、こうして消費期限が信用できないという事が明らかになると・・・

不二家という『ブランド』が失墜するわけで。

もう、前のやり方では売れないし、利益も上がらないんだろうな。

これは、もうダメかもわからんね・・・













社民党並みに。