本日感じた事・・・

TOPの記事を変えてみました。なんとなく感じたこと、ちょっと書き足したいと思ってたので、この記事ここに置いときます。

今日、買い物に出かけた時に感じたことです。結論の無い独り言なのですが・・・

今、野菜の値段が下がってますね。キャベツが一玉58円、大根が一本90円・・・
野菜が豊作だからでしょうか。安くて嬉しいと思った一方、これを喜んで言いのだろうかと疑問に思ったのです。

キャベツが不作だった時、一玉数百円の値段も珍しくなかった。その時のキャベツと、今の58円のキャベツとは、品質が違うのか?品質で言えば、豊作の今の方が良いのではないかと。

不作で値段が上がった時、その生産者は儲かったのか。豊作でたくさんの作物が取れたとき、その生産者は儲かったのか。キャベツ一玉58円。この値段で生産者は利益を得る事が出来るのか。

値段は『市場』で決まる。ま、これは理解できる。物が少なければ少しでも高く買ってくれる人に買って貰う。物が大量にあって、買う人よりも物が多ければ、売れる値段に下げなければならない・・・
当然といえば当然の事。しかし、それだけの事なのか・・・
なんとなく、その法則とは外れた現象が起きているのではないかと・・・

値段は市場が決めるという事。それは、買う人間が値段を決めているという事かと。

そして、今日感じた事は・・・


『買う人が、物の価値を認めずに値段だけを決めている』

という事になってないかと。

どんなものにも、『価値』って物があるはず。
しかし、その『価値』ってのは、それを使う人が認めて初めて生まれるもの。その『価値』をどこに求めるのか・・・
『価値』を認めたものにお金を多く払う。それはよくある話なわけで。
分かりやすく言えば、『ブランド物』といわれるヤツですか。ブランド物の時計が刻む一秒の正確さと、ブランド物では無い時計の刻む一秒の正確さ、それには全く代わりが無くっても、方や数十万、数百万の値段がつく。方や数千円で売られている。
買う人が、そのブランドを身につけることに『意味』を見つければ、その価格差は全く気にならないわけで。

そういう物に、『意味』を見つける人が多くいる一方・・・


『そんな意味など認めない』という人が増えているのではないかと


確証があるわけでは無い、私の仮説ですが。

『安ければ安いほうが良い』

これは、私もつい肯定してしまうんだけど、でも本当にそれでよいのか?と、不安になったわけです。
『作り手の事も考慮する必要があるのでは?』と。
経済が利己主義に脅かされている・・・ぼんやりとそういう印象を持ったわけで。

『安ければ安い方が良い』

そういう考え方が正しいのであれば、(今なら)中国産のものに切り替えるのが良いでしょう。
いや、もう中国産は遅いかも知れない。中国のコストは上がって来ているから。

『国内で作る?何故そんな無駄な事を。安く作れる国から買って来れば良い』

その結果、国内に何が残るのか・・・

何が言いたいのか・・・ん~自分でも上手くまとまらない独り言なんだけど・・・

やはり、人が生み出す物(成果物)の価値を認めるという事が大事なのではなかろうかと思う次第です。
やっぱ、安けりゃ良いってもんじゃない。物の本質を見抜いて、その価値を認めるそれが大事な事なのではなかろうかと・・・

2月22日竹島の日に追記。

先日、高速道路で観光バスの事故がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070218-00000011-mai-soci
人員を合理化する中で、交代の運転手もいない中、連日運転していたとか・・・

何故そんな無茶な事を・・・と、思うんだけど、バスを運行する会社や、運転手からすれば他社との競争に勝ち残るために、どうしても必要な事だと言うのかも。
そうして合理化して、価格競争・・・そして、事故。

これって、本末転倒だよね。と思うわけですよ。
そりゃ、スキー場に行くなら、少しでも安い手段を選ぶのも人情だけど、よくよく見極めないと安さの裏にはこんな事も隠れているのかな、と。

思うんだけどね、そろそろ価格破壊ってのは終わりで良いんじゃないか、と。

地球上の金属資源は、2050年には無くなってしまうという報告もある。それ以前に、急速に進む温暖化・・・そろそろ、大量消費の時代終わりにして、物を大事に使うようにしなきゃならないんじゃないかと思います。

まだ、まとまらないなぁ・・・