おじいちゃんに聞いた話。慰安所について

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盧溝橋事件が起きた、日本軍の演習に参加されていたおじいちゃん。
最近ブログの更新がされていないのが気になります・・・

直接お会いし、お話をうかがったのは、もう一昨年になるんですね。

その時に録音した会話のデータは、約3時間にも及びます。改めて聞きなおして記事にしようと思ってはいたのですが、なかなかのボリューム・・・

ただ、その時の会話がふと蘇る事もあるのです。


最近、『いわゆる従軍慰安婦』について、米下院に「従軍慰安婦謝罪要求決議法案」というのが提出されているそうで。

おじいちゃんと話したときに、慰安所の話が出たのですよ。




おじいちゃん:あの、慰安所ってのはね。当時は違法でも何でも無いんですよ。
私:そうですよね。あれは、軍がやってたと言うのはどうなんですか?
おじいちゃん:民間の業者だね。だけどね、軍で護衛するんですよ。
私:護衛ですか?
おじいちゃん:そう・・・この話はね、家族にも一度も話したことは無いんだけどね。
       私は、慰安所の護衛をしておった(笑)
私:護衛って何を護衛するんですか?
おじいちゃん:客で来るやつが、悪さをせんようにね



この会話で、頭の中が完全に混乱したことを覚えています。

慰安所を護衛?・・・そうか、軍人が裸で客として入るから?・・・え?客が悪さする?
何ですかそれ・・・女性を護衛するって事ですか?・・・と。



私:客が悪さをするって、どういうことですか?
おじいちゃん:あのね。例えば中に入って居座るやつがいるんですよ。
       慰安所の女性はね、客を取ってお金を貰うわけだ。ところが中には悪いやつがおってね
       居座ってなかなか出て行こうとせん。そうなりゃ、女性は商売にならんだろ。
私:そんな事があるんですか・・・
おじいちゃん:だから、そんなのを見つけたら、私らが入っていって追い出すんだよ(笑)
       慰安所にいたと言うのは、聞こえが悪いから、初めて話した事だけどね。



これは、中国大陸での話。南苑での戦いで負傷し、そこから隊に復帰した後、南京に進軍する前の事と思いますので、恐らく上海あたりでの事でしょうか。

アメリカの下院で、『従軍慰安婦謝罪要求決議法案』を決議しようと動いているのは、マイク・ホンダ議員。この議員は、本当にこの問題について調べて決議を行っているのか

今朝、テレビ番組に出演していたそうですが、残念ながら見始めたのは、マイクホンダ氏が居なくなってから。その後の桜井よしこさんのお話によれば、『証拠も何も、河野洋平氏の発言によって謝罪しているではないか。謝罪したという事は、そういう事実があったと認めたという事だろう?』的な発言があったとか・・・

やはり、その場を丸く治めようとして、相手の言い分を認めるのは、間違いであったという事でしょうか。

写真は、慰安婦の募集に当たって、『強制を行ってはならない』という通達とか。



件名 軍の慰安所従業婦等募集に関する件

副官より、北支方面軍及び中支派遣軍参謀長宛 通達案

支那事変(日中戦争)地に慰安所設置するため、内地において従業婦(慰安婦)を募集する際、日本軍の軍部了解などの名義・権威を利用するため、日本軍の威信を傷つけ、一般人の誤解を招く恐れがあること。あるいは、従軍記者、慰問者などを通じて不統制に募集し、社会問題を引き起こす恐れがあること。あるいは、慰安婦を募集する業者が相応しくない場合、誘拐に類した方法を使い、警察の検挙・取調べを受ける等、注意を要する事例が少なくないので、今後、慰安婦の募集に関しては、派遣軍がこれを統制し、慰安婦募集を任ずる選定を周到・適切に行い、慰安婦募集に際しては、関係地方の憲兵、及び警察当局との連携を密にし、日本軍の威信保持、また社会問題上、手落ちのないように配慮するよう依命通達する。

陸支密七四五号 昭和十三年三月四日



一体、どういう事なのかね・・・