中国の話題、あれこれ。

中国が力を入れているのは、やはり来年の夏に行われる北京オリンピックでしょうか。
国家の威信を懸けた大イベントだけに、何としても成功させたいという思いはあるようで。
そんな中、こんなニュースが。


台湾、北京五輪の聖火通過を拒否
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070426-00000017-yom-spo
 2008年北京五輪組織委は26日、来年3月に始まる聖火リレーのルート・日程案を発表した。

 前回アテネ五輪に続き五大陸すべての都市を回るが、通過が焦点となっていた台湾にはベトナムホーチミンから入り、その後、中国特別行政区の香港、マカオを抜けて中国本土に入るルートを採るとした。

 これに対し、台湾の行政院体育委と台湾五輪委は、北京側の発表直後に、「中国は、台湾ルートを国内路線と見なし、台湾を中国の一部ととらえている」などと台湾通過を拒否する声明を発表した。

 台湾から香港に入るルートを問題視した。台湾の陳水扁政権は、台湾から東南アジアなど「第三国」へ抜けるルートを求めていた。



この聖火リレーのルートについては、中国の譲歩を示したものだという話もありますが、私から見れば、台湾の反応の方が正しい選択のような気がします。


五輪聖火ルート 中国調和戦略に狂い 「譲歩」効果なし
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070427-00000000-san-int
 2008年北京五輪組織委員会が26日夜発表したベトナムホーチミン-台湾-香港-マカオ-中国大陸に抜けるルートは中国側が名を捨て実を取ろうとした表れといえるが、台湾側の拒否でメンツを完全につぶされた形だ。五輪本番で胡錦濤指導部が掲げる「和諧(わかい)(調和のとれた)社会」を世界にアピールする狙いに狂いが生じた。戦略の練り直しを迫られるのは必至だ。

 台湾の通過をめぐっては、台湾オリンピック委員会の代表団が2月、北京を訪問、聖火リレーのルートに関して協議し、「第三国から台湾に入り、中国大陸に抜けるルート」で大筋で合意していたという。北京の関係者は「われわれは『一つの中国』を薄め、譲歩した」と打ち明けた。

 中国は当初、「台湾は国内都市の一部」と強調する狙いから、台湾を含めたすべての省・自治区の通過を主張した。これに対し、台湾側は香港、マカオを含めた中国側から台湾に入り、再び中国側に戻るルートは「国内扱いの印象を与えるため受け入れられない」と拒否し「第三国から台湾に入り、第三国に抜けるルート」を力説した。

 中国側の正式発表を受けた台湾側の拒否反応は「一国二制度」の香港と同列視されることを嫌ったようだ。台湾側と完全合意ができないまま中国側が発表したとみることができる。



台湾は、まだ中国の思い通りになるつもりは無いのかも知れん(笑)

さて、そんな中国で流行っているレストランの話題。



漆黒のレストランへようこそ―遼寧省大連市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070427-00000013-rcdc-cn
2007年4月26日、遼寧省大連市に暗闇レストラン「独立夜」がオープンした。中国では今この「暗闇」飲食店がちょっとしたブームで、北京、上海、長春に続き4店目、アジアでは中国にしかないという。

フロントと待合室には照明があり、ここで注文を済ませた後、次に照度を落としたエリアで携帯電話やライター、デジタル時計など明かりの漏れるものすべてを預ける。どうしても携帯を手放せない人のために密閉袋も用意されている。エプロンをつけ、いよいよ漆黒の世界へと足を踏み入れる。真っ暗な中、客は暗視スコープを持った店員の肩に手を載せ、そろりそろりと進む。

店のコンセプトは、外界の喧騒から切り離された暗闇の中で食事と音楽をゆっくりと堪能してほしい、とのこと。目新しいアミューズメントレストランに早速飛びついたのは都市部のホワイトカラーたち、だそうだ。


中国で、真っ暗な中食事するんですか。それは所謂・・・


闇鍋ですか

中国でそれは怖すぎます。何を食べさせられるかわかったもんではありませんから。

そんな中国の食材の影響でこんな事が起きているとか。


米、豚肉の流通禁止 NYなどで中国産汚染飼料食べ
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070427/usa070427006.htm
 米食品医薬品局(FDA)は26日、カリフォルニアやニューヨークなど7州の養豚場で、化学物質が混入した飼料を食べた豚の一部が食品として流通していた可能性があると発表した。問題の飼料は中国から輸入した米グルテン(米タンパク質濃縮物)が原料。人体の影響は低いとしているが、FDAは同じ飼料を食べた豚の流通を禁止するとともに、中国での現地調査を検討している。

 中国から輸入された米グルテンをめぐっては、原料にしたペットフードを食べた犬猫が相次いで死んでしまい、3月半ばにカナダのペットフードメーカーが自主回収を発表。化学物質のメラミンが混入していたことが判明し、FDAは4月初旬、中国からの輸入を禁止している。

 しかし、不要となったペットフードの一部が7州の養豚場に豚の飼料として運ばれたことが判明。約6000頭が食べたとみられ、数百頭が食料用に加工、流通した可能性があるという。

 メラミンは肥料や樹脂に使われる化学物資。FDAはメラミンに汚染された食品を食べた人間が病気になる可能性はとても低いとしている。



中国からの汚染物質の影響で、豚の流通がストップするとは・・・
どんだけ汚染が深刻なんだ、と。
しかし、アメリカも神経質な一面があるもんだねぇ・・・



狂牛病は心配してないのに。