靖国問題に一石。

過去の侵略戦争で、日本はアジア各国に大きな犠牲をもたらしました。
その戦争による犠牲者を祀る靖国神社を巡って、アジア各国は強い反発を見せています。


・・・コレが各新聞に載る代表的な意見でしょうか。
さて、アジアのある国の元代表者が、この問題で一石を投げかけているようです。




靖国、参拝したい」=時期は明言せず-李登輝

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070530-00000083-jij-int
 30日から訪日する台湾の李登輝前総統は、成田空港に向かう機中で、同行した日本人記者団の質問に答え、靖国神社参拝について、「六十何年間会っていない兄貴がそこに祭られているのに、行かないというのは弟としても人情としても忍びないことだ」と述べ、初参拝したいとの希望を明らかにした。明確な時期については示さなかったが、「そのことは行ってから決めましょう」と語った。
 仮に実現した場合、中国が政治活動とみなして反発するのは必至だ。李氏の2歳年上の兄は1945年2月、旧日本軍人として、フィリピン戦線で戦死した。



李登輝前総統は、ご兄弟が日本兵として戦死し、靖国神社に祀られているという特別な理由があると言えるかも知れません。
しかし、『靖国神社の参拝に対し、アジアの人々全てが反対しているというわけではない。』
という極めて当たり前のことを示す一例ではあるかと思います。

そういえば、国賓として日本を訪れた方で、靖国神社を参拝された国の一覧を見たことが有るけど、
アジアの特定の国以外の多くの国から参拝されていたような

李登輝前総統の参拝がまた新たな一石を投じることになりそうですね。

あくまでも李登輝前総統をご案内するという名目で安倍首相が靖国神社に行くなんて、なかなか面白いのでは無いかと思いますね。(笑)