アメリカの下院にて決議採択

いわゆる従軍慰安婦決議が、アメリカの下院で可決されました。
ま、そんなもんでしょうね。



米下院外交委「慰安婦」決議を採択…日本政府に謝罪要求

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070627-00000002-yom-int

 【ワシントン=五十嵐文】米下院外交委員会は26日午後(日本時間27日未明)、旧日本軍のいわゆる従軍慰安婦問題で日本に公式な謝罪を求める決議案の修正案を賛成39、反対2の賛成多数で採択した。

 ナンシー・ペロシ下院議長(民主党)は決議案採択後、「本会議で採択し、強いメッセージを発したい」とする声明を発表した。決議案が7月中にも本会議で採択されるのは確実な情勢となった。

 決議案の修正案は民主党のトム・ラントス外交委員長と、共和党のイリアナ・ロスレーティネン筆頭理事が提出した。安倍首相が4月の訪米時に元慰安婦へのおわびを表明したことなどを踏まえ、原案が要求した「日本国首相の公式の声明としての謝罪」を、「首相が公式な声明として謝罪すれば、これまでの声明の誠意に関し繰り返される疑問を晴らすのに役立つだろう」とやや表現を弱め、日米同盟の重要性を指摘する文章も新たに追加した。



本会議で採択するからには、当然事実関係の調査も行うんだろうね。
この問題、日本政府としては静観する構えのようだけど、いつまでも黙ってると、それを認めた事になりはしないかという事が、非常に懸念されるんだけど。


この決議案が採択されたのと同じ今日、こんなのも採択されたそうで。



台湾、ウイグル問題でも決議案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070627-00000034-san-int

 米下院外交委員会は26日、台湾要人の訪米規制撤廃や、ウイグル人女性人権活動家の親族釈放を求める決議案を可決した。外交委は同日、慰安婦問題での対日非難決議案を可決したが、中国に対して刺激的な2決議案も同時に処理された形だ。

 台湾要人の訪米については、民主的に選出された総統を含めて訪米規制を撤廃し、閣僚級の交流を全面的に進めるよう連邦政府に求める内容。ウイグル問題では、在米の著名活動家、ラビア・カーディル氏の子供が中国で投獄されている問題で、身柄の即時釈放を中国政府に要求している。



アメリカの下院も、思わぬ形でバランスを取るもんです(苦笑)


とりあえずね、決議されるんだったら、堂々と主張すべき事を主張しておいた方が良いと思うけど。
とりあえず、首相官邸にメールでも出しとくかな。