中国も少しは変わりつつあるのかな

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なでしこジャパンってのは、日本代表女子サッカーチームのニックネームですか。
今、北京でワールドカップの1次リーグが開催されているようですが、相変わらずのブーイングの中試合が行われたようで。




なでしこ「謝謝」横断幕に中国で賛否激論

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070922-00000091-sph-soci
 日本の女子サッカー代表チーム「なでしこJAPAN」が、17日に杭州(中国)で行われた女子W杯1次リーグA組ドイツ戦で、観客からブーイングを受けたにもかかわらず、試合後に「謝謝」(ありがとう)と中国への感謝を表した横断幕を掲げたことが、中国内で論争に発展している「勇気に感動した。見習うべきだ」と称賛する声と「過去の侵略を認めない日本の宣伝活動に感動するなど中国の恥だ」と反発する声がメディアも巻き込んで交錯。08年の北京五輪に向け、中国では観客のマナー向上が課題となっており、今後も騒動は広がりそうだ。

 日本チームが横断幕を掲げたのは、17日に杭州で行われた女子W杯のドイツ戦。ドイツ・サポーターを装った圧倒的多数の中国人観客からブーイングを浴びる中、0-2で敗れたが、選手は試合後に観客席前で整列。「ARIGATO 謝謝 CHINA」と書かれた横断幕を広げ、深々とおじぎした。

 翌18日、四川省成都商報(電子版)が写真付きで伝えると、話題は全国に飛び火し、主要サイトには「最大の敗者は日本選手ではなく(マナーの悪い)観客だ」(中国網)と反省を促す書き込みが。しかし「日本に手心を加えるな」「ブーイングは当然」との反論も相次ぎ、一部ではネット上でののしり合いも起きているという。

 こうした中で20日付の週刊紙「国際先駆導報」は、日中の歴史問題の重要性を認めつつも「中国には未来志向で健康的な大国意識が必要」と強調。歴史問題をスポーツに絡める態度をやんわりといさめた。

 中国では2004年のサッカーのアジア・カップで、日本チームに激しいバッシングが巻き起こった経緯がある。日本対中国の決勝では、6万人のブーイングが国歌斉唱のときから鳴り響いた。日本が勝利を収めた後も、怒った中国人群衆が会場周辺で騒ぎを起こしている。

 こうした背景を受けて、08年に行われる北京五輪に向けて中国では、観客のマナー向上が最大の課題となっていた。北京五輪組織委や北京市では、スポーツ観戦のマナー向上の活動を展開している。日本女子サッカーチームの行動は、感動か、恥か、今後も論争は続きそうだ。





日本の新聞社の記事なんだけど、一箇所どうしても理解できないことがあるな。


>日本女子サッカーチームの行動は、感動か、恥か、今後も論争は続きそうだ。


日本サッカーチームの行動がなわけ無いだろ。

日本女子サッカーチームの行動は、堂々としたもので、恥じるべきものは無い。
恥を感じるとすれば、中国サポーターのマナーの悪さだけだろう。
ただ、日本女子サッカーチームの行動に、感動を求めるのは違うと思うけどね。

アレだけのアウエィの中で、感謝の横断幕を広げると言うパフォーマンス自体に、感動の意味も何も無いだろ。ま、当然の礼儀と言うべきものか、と。

ただ、この行動が一石を投じた結果・・・



「勇気に感動した。見習うべきだ」と称賛する声

こんな声が出るだけでもたいした進歩でしょうな。

これから先、中国との関係は見直していかねばならないと思います。
しかし、それは、中国と国交を断つべきという現実感の無い主張をするほど私も子供ではない。
基本的に、中国政府との関わりは注意すべきと思いますが、民間の交流は可能な限り行って、相互の誤解を解く努力は必要なことです。
そして、それは相手の主張をそのまま受け入れて、土下座を繰り返すような行動ではあってはならない、と。


ま、なでしこジャパンが投じた一石で、彼らの中に、自らを振り返る動きが出てきたのは歓迎すべき事ではないのかと思いますね。



ただでさえ今度の福田政権は、『それでうまく行くのなら』と謝罪を繰り返すようなことをやりかねない政権だから。


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