赤福ぅ~餅はえっじゃないか♪

子供の頃、大阪に住んでいた私にとって、赤福餅のコマーシャルソングはなんとも懐かしい響きとして記憶に残ってます。
その赤福餅ですが、不二家や『白い恋人』に続いて、売れ残りの再利用、再出荷の問題が浮上しているようで。

まあ、なんと言いますか、残念な事です。


再出荷や再利用の事実知らず、「赤福」社長が会見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071019-00000104-yom-soci
 「赤福餅(もち)」の表示偽装問題で、赤福の浜田典保社長(45)は18日深夜、三重県伊勢市内で記者会見し、店頭に売れ残った商品の再出荷や再利用について、「現場の判断」を強調し、経営陣はこうした事実を知らなかったとの弁明を繰り返した。

 浜田社長は再出荷の実態について、「経営側の『商品管理を適正にするように』との意思が行き届かなかった。出荷商品と未出荷商品との区分が現場にはっきりと伝わっていなかった」と述べた。

 報道陣から「現場の社員が勝手にやったということか」と質問が飛ぶと、「現場の責任とは認識していない。(経営者として)知るべきだった。原因を特定して報告したい」とあいまいな表現で答えた。




この『経営陣は知らなかった』という弁明・・・
一昔前ならその言い訳が通ったかも知れないんですがね。

今は時代が変わっています。

こういう弁明をする事で、その企業は内部統制に問題があるという判断がなされてしまうわけです。
来年の3月に施行される、日本版SOX法ってのも、この内部統制と言うのを重視しているものであったはず。

この事例の場合はというと・・・


『経営陣は、賞味期限が切れた商品を再利用する場合のリスクを認識し、消費者の健康を害する可能性が極めて低いと判断し、再出荷を許可した。その際の条件は***である。』


という回答を用意していなければ、その企業は『内部統制がされていない』という判断が下されてしまうという事なのでは無かったか、と。

まあ、今回の場合、健康被害が出ていないはず。なので、『経営陣は知らなかった』というような対応をするべきではなかったのでは無いかな、と思うんですがね。

創業300年とも言われる老舗では、このような危機管理的な準備はされてなかったんでしょうね。

ま、赤福餅が復活するのは、しばらく先になるんでしょうね。



そういえば、赤福餅に良く似たお餅のお土産もあるよな。
アレは今、売れてるんだろうか。それとも風評被害で売れて無いんだろうか。

他人事ながら、ちょっと気になります(苦笑)



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