即身仏、inインド

衆生の救済を願い、厳しい修行の末自らの体をミイラとして残されたお姿を、即身仏と言います。日本には23体の即身仏が存在するとか。
私は、まだ即身仏と対面した事はありませんが、衆生の為を思い、自らの命を断って、仏になろうとした・・・
その覚悟を思えば、なにやら切なく、そしてありがたく思います。

この人もそのお一人なんでしょうかね。



インドの聖職者、2日後に生き返ると約束し自殺

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071225-00000046-reu-ent
 [ライプル(インド) 24日 ロイター] インド中部チャッチスガル州に住むヒンズー教の聖職者(25)が、2日後に生き返るとの約束して服毒自殺した。警察が24日に明らかにした。
 それによると、この聖職者の男性は23日、当地の寺院内で複数の人の目の前で毒を飲んだ。その後病院に搬送されたものの、間もなく死亡したという。
 警察ではこの事件を自殺と認定。しかし、男性の支持者が何が起きるか見届けるため遺体を寺院に戻したいと主張しており、遺体の検視ができない状態が続いている。
 警察側は、25日夜には支持者らがあきらめることを期待しているという。




服毒自殺して蘇るってのは、どうなんだろ。
『自分をなげうって、その結果仏となり衆生を救う』
というのと、
『私は奇跡を起こす。自ら命を絶つが、二日後に必ず蘇る!!』


後者には、『俺ってすげーだろ!!』というような気持ちが見え隠れするような。


日本で一番新しい即身仏は、新潟県村上市にいらっしゃる仏海上人様。
明治36年に入定なさったとか。明治時代となり、即身仏として入定する事が自殺と見なされて違法となり、何度も止められたとか。それでも、『三年後に掘り出せ。仏となって衆生を救おう』という言葉は法律の壁により、昭和36年に学術調査の名目でようやく世に出る事になったとか・・・

明治36年に入定された仏海上人様。ちょっと前までは、生きた仏海上人様を知っていると言う方もいらっしゃったとか。今に伝わる仏海上人のお話は、類稀な霊力があり、そして、全く無欲な優しい、まさに仏様のようなかたであったとか。


ヒンズー教の聖職者の方。別に、批判するつもりは無いけれど・・・


命を無駄にするのは、聖職者としては失格だと思うな。



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