チャールズ皇太子、ナイス判断。

ま、私らの立場からすれば当然の事でも、公の立場のある方はそうは行かないものもあるわけで。それを考慮すれば、『ナイス判断!!』と。


五輪=英皇太子、北京五輪開会式を欠席へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080129-00000202-reu-spo
 [ロンドン 28日 ロイター] チャールズ英皇太子が、ことし8月に開催される北京五輪の開会式への出席を見合わせることがわかった。皇太子のスポークスマンが明らかにした。
 同皇太子はチベット問題に関心を持ち、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の長年にわたる支援者。
 チャールズ皇太子は、チベット自治区での人権弾圧を理由に中国政府を批判している団体「フリー・チベット・キャンペーン」に書簡を送付。同団体によると、その中で皇太子の個人秘書が、開会式に出席しないとの皇太子の意向を伝えたという。欠席の理由については明かされていない。
 皇太子のスポークスマンは開会式を欠席することについて認めたものの、詳細についてはコメントを避けている。
 北京五輪組織委員会(BOCOG)のスポークスマンは28日、北京で行われた記者会見で、皇太子側からの連絡をまだ受けていないと述べ、五輪に対するあらゆるボイコットは不当であると主張した。
 一方、「フリー・チベット・キャンペーン」のスポークスマンは皇太子の決定を歓迎すると発表した。



中国の人権問題に関心を寄せているという、チャールズ皇太子
北京オリンピックへの開会式への参加を見合わせると言う判断は、思い切った行動では無いかと。

そもそも、ご招待ってのは、『出るも出ないも招待された側の自由』のはず。
それなのに・・・



五輪に対するあらゆるボイコットは不当であると主張した。


そんなもん、ボイコットする側の自由じゃ。
4年に一度のスポーツの祭典。それに焦点を合わせ、世界一を目指してきたアスリート達にとって、北京オリンピックへの参加はとても大事な事だろう。
同じく、北京オリンピックを楽しみにしていた中国の方にとっても大事な事だろう。

しかし、中国では、そんなことよりも、自由を求めている人たちの方が多いんじゃ無いのかと。

中国の人口の9割を占めるといわれている貧困層の人たちにとって、ホントにオリンピックって楽しみなイベントなんだろうか。

日本国内でも、北京オリンピックを楽しみにしている人は少なく無いんだろうけど・・・




少なくとも、私は北京オリンピックには関心は無いけどね。


いや、むしろ・・・



本当に開催できるかどうかには関心がある。

にほんブログ村 国際政治・安全保障↓
https://politics.blogmura.com/international/