本日の中国毒餃子。season28 サブタイトルは『彼らの結論』

中国製の冷凍餃子に毒物が混入し、それを食べた家族が入院、一時重体となったという衝撃的な事件。
中国はやはり、開き直りの方向のようで。

これは・・・


中国製食品、終了のお知らせになるかも知れませんね


<中国製ギョーザ>「毒物混入の証拠なし」中国公安省発表

2月28日11時25分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000033-mai-cn

 【北京・大塚卓也】中国製冷凍ギョーザの中毒事件で、中国公安省刑事偵査局の余新民・副局長らが28日、北京で記者会見。有機リン系殺虫剤メタミドホス」が冷凍ギョーザの包装袋にしみ込むことが実験で確認されたとし、「中国国内で混入した可能性は極めて低い」との見解を改めて示した。日本の警察庁は、密閉された袋の内側からメタミドホスが検出されたことなどから、「日本国内で混入した可能性は少ない」とみている。両国捜査当局の見解が大きく食い違ったことで、事件解決には時間がかかる可能性が強まった。

 公安省が今回の中毒事件で公式な見解を示したのは初めて。捜査は原料の生産地や運送段階を含めて実施。製造元の「天洋食品」(河北省石家荘市)の従業員ら、包装工程や製品保管などにかかわった55人を対象にメタミドホス接触した可能性などを調べたが、余副局長は「疑わしい人物は見つからなかった」と語った。

 また、マイナス18度の条件下で、60%、30%、10%、1%の4種類の濃度のメタミドホス水溶液を完全密封した包装袋の外側に付着させる実験を実施したところ、62個の包装袋のうち87%で袋の内側からメタミドホスが検出されたという。メタミドホスが冷凍ギョーザの包装袋にしみ込むことが確認されたとし、「密封された製品内からメタミドホスが検出されたことで、中国国内での混入を裏付けることにはならない」と主張した。

 これとは別に、日本の業者が中国側に提供した冷凍ギョーザの袋を調べたところ、袋の両面からメタミドホスが検出されたことを明らかにした。王桂強・公安省物証鑑定センター副主任は「袋の内側より外側の方がメタミドホスの量が多く、外側からしみ込んだ可能性がある」と語った。

 さらに、同省が派遣した訪日団が日本の警察当局に物証や鑑定結果を見たいと要求したところ、拒否されたとして、「深い遺憾の意」を表明した。

 今後の見通しについて、余副局長は「真相がまだはっきりしないので、両国の当局は捜査を終えるべきではない。さらに協力を強めるべきだ」と強調した。



何と言いますかね。ここまで堂々と開き直るのも彼らの『才能』ですね。

コレに対し、日本の警察はと言うと・・・



<中国製ギョーザ>「根拠あるのか」警察庁困惑 中国発表に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000055-mai-soci
 「正式な連絡は受けていないが、中国側の主張に科学的根拠はあるのか」。中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、中国公安省が28日、「中国国内で殺虫剤の混入した可能性は極めて少ない」との見解を示したことで「日本国内での可能性は少ない」と逆の見方をしている日本の警察庁には困惑の声が広がった。

 同庁の見方の根拠は
(1)冷凍ギョーザの密閉された袋の内側から「メタミドホス」が検出された
(2)日本国内のものと成分特徴が異なる
(3)中国から被害の出た千葉、兵庫両県まで別ルートで運ばれ、陸揚げ後に接点がない-

-など。こうしたことは21、22日の日中警察当局の情報交換会議で中国側に示し、鑑定結果などのデータも提供。「日本の警察が鑑定結果などを見せなかった」とする中国側の見解を明確に否定している。

 25日には警察当局の首脳級会議も開催され、捜査の連携を確認したばかり。今回、事件に対する両国警察の認識の違いが浮き彫りになり、今後の捜査に影響を与える可能性も出てきた。



困惑もするだろうけどね、彼らに普通の常識が通用するわけは無いわけで。


「まったく理解できない」=客観的なデータ提示を-中国公安省発表で警察庁幹部

2月28日13時33分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000078-jij-soci

 中国製ギョーザ中毒事件で、中国公安省が同国内での有機リン系殺虫剤「メタミドホス」混入の可能性は極めて低いと発表したことについて、警察庁幹部は「まったく理解できない」「科学的根拠を示してほしい」と話した。
 同庁は詳しい内容を確認するため、大使館などを通じた情報収集を急いでいる。
 事件では警察庁の安藤隆春次長が25日に訪中し、同省幹部と早期解決に向けた連携強化で合意したばかり。同庁幹部は「連携もできるのか分からない。とにかく理解できない」と繰り返した。
 中国側が、日本の警察当局が被害現場の視察や物証確認に応じなかったのは遺憾とした点についても、「視察は捜査と解釈でき、主権侵害になるため認められない。物証は捜査状況の説明を受けた上で、必要性があれば外交ルートで提供すると伝えている」と首をかしげた。 


日本の警察も、ちょっと頼りないと思うことは有るけれど・・・
どう考えても、その信頼度は



日本の警察>>>>>>>>>>>>>>>韓国の警察>中国の警察


となる事は当然の事な訳で。

当然、中国食品を輸入している会社からはこういう反応も出ますわな。



「輸入再開できない」=業者ら中国側見解に戸惑い-ギョーザ中毒事件
2月28日13時4分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000064-jij-soci

 ギョーザ中毒事件で、中国公安省が中国国内で冷凍ギョーザに殺虫剤が混入された可能性は極めて低いと発表した28日、輸入や販売にかかわった業者からは「原因究明されないと輸入再開はできない」などと戸惑いの声が相次いだ。
 子会社がギョーザを輸入した日本たばこ産業JT)は「さらなる原因究明を望むという以外、何とも言えない」(IR広報部)と困惑。1月末の被害判明後、天洋食品からの輸入を中止したが、
JT」の名前が記載されているだけで店頭から撤去されるケースもあるという。
 売り上げも激減しており、同社は「原因が究明されない限り、天洋食品の製品を輸入することはあり得ない」と改めて強調した。 



輸入できないのは天洋食品の製品だけですかね。どこでも同じような管理状態で作られている事は容易に想像が出来る。そして、問題が発生した時の中国政府の対応もコレで明らかになった

それにしても、日本の生協が、中国側に問題の製品サンプルを渡した事がこんな結果になるとはね。
中国よりの立場と思われる生協も、裏切られた気分でしょうな。

そんな彼らですら・・・



1都7県の生協、「中国製」全冷凍食品の販売中止へ
2月28日3時10分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080227-00000069-yom-soci

 関東・信越1都7県の生協でつくる「コープネット事業連合さいたま市)は、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、消費者の不安が高まっているとして、原則すべての中国製冷凍食品の販売を3月から当面、中止する方針を決めた。

 冷凍食品以外でも、春雨など一部の中国製加工食品の販売を見合わせる。

 広域をカバーする生協の事業連合が販売中止に踏み切るのは初めてという。すでにコープネット事業連合傘下の生協の一部店舗は、該当商品の撤去や国内産商品への置き換えを始めている。共同購入の商品については、3月末に国内産などに変更する。まず、36商品について、カタログの内容を差し替えるという。

 同事業連合はこれまで、取扱商品の原料や原産地などをホームページで公開したり、日本生活協同組合連合会などと連携して中国の工場を調査したりしてきたが、消費者に不安を訴える声が多く、当面の販売中止が適当と判断した。



あの生協ですら。まあ、売れなきゃ仕入れないのは当然の事。
仕入れる会社が無くなれば、中国の天洋食品は製品の売り先を失うだけのこと。

ただ、気に入らない事は一つ。



原則すべての中国製冷凍食品の販売を3月から当面、中止する方針を決めた。
春雨など一部の中国製加工食品の販売を見合わせる。




加工食品だけでは不十分だと思うが。

中国からの食品は全て見合わせるべきではないか。


まあ、確実に言えることは、『中国製』と表記された食品は売れないだろうという事。


売れないものは、誰も仕入れませんわな。

その結果、主食が米とサツマイモだけになったとしてもそれはそれで良いんじゃ無いか。

毒を盛られて健康を損なうよりは100倍マシだからね。



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