中国終了のお知らせ、その35・・・『チベットに自由なし』

まあ、改めて口にするまでも無いことですけどね。そりゃ、中国のすることですからねぇ。
チベットの騒乱(と言うか、中国軍による一方的な殺戮行為)の後、チベット入りを認められた外国メディアにチベットの僧侶が直訴したと言うニュース。
その場面は日本でも一部紹介されましたが、この僧侶達の命がけの行動について余り多くの時間を裂いた報道は見られませんでした。

とりあえず、その詳細をここに。




「中国政府に真実はない」…チベット僧侶、外国メディア取材団に直訴

03/28 20:30更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/133569/
 外国メディアの取材団が27日、中国チベット自治区ラサのジョカン寺を訪れた際、僧侶たちは実情を伝えようとした。その主な言い分は次の通り。

 「政府側の主張に真実はない。いつでもウソばかりついている」

 「チベット人に自由はない。チベットに自由を」

 「政府は、僧侶に対する国民の見方を変えてしまった。この地では、われわれはまるで受刑者のようだ」


 「(寺院内の僧侶姿の人々は)本当の信者ではない。中国共産党員だ。彼らは政府が送り込んできた役人だ。そして、われわれは外出を禁止された」


 「治安当局や軍は100人以上のチベット人を殺害した。さらに1000人以上を逮捕・拘束している」


 「ダライ・ラマに帰ってきてほしい。政府はわれわれにダライ・ラマを冒涜(ぼうとく)するよう望んでいるが、それは正しいことではない」


 「逮捕されてしまうことはわかっているが、われわれは戦い続けなければならないのだ」


               ◇

 中国外務省の秦剛報道官は27日の定例会見で、ラサを訪れた外国人記者に対して中国政府を批判した僧侶がいたことについて、「個別の僧侶の言っていることを私は把握していない。わたしたちが取材団を編成した目的は、みなさんに客観的に、本当のチベットをみてもらいたいからだ」と語った。



まあ、中国政府の主張に真実が無いことなど、毒餃子事件で知れ渡っている事ですが。

「(寺院内の僧侶姿の人々は)本当の信者ではない。中国共産党員だ。彼らは政府が送り込んできた役人だ。そして、われわれは外出を禁止された」


外国メディアを入れたのも、証拠隠滅が出来たからという事が明らかになったと。いう事か。

この事件に対して、中国政府は寛大な処置をにおわしている。




チベット暴動>直訴の僧侶は処罰せず
3月28日21時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080328-00000132-mai-cn

 【中国総局】中国チベット自治区ラサの名刹(めいさつ)ジョカン寺院で、チベット人僧侶のグループが外国報道機関の記者らに「中国政府が言っていることは正しくない」と直訴した問題で、同自治区のペマ・チリン副主席は27日、「僧侶たちは処罰を受けない」と言明した。国営新華社通信が伝えた。

 一方、28日付の中国各紙は海外メディアがチベット人僧侶たちの発言を大きく取り上げたことを批判する記事を掲載した。

 共産党機関紙「人民日報」系の国際情報紙「環球時報」は「一部の西側メディアは少数の僧侶が叫んだことに重点を置いて報道した。安定と繁栄を支持し、民族の団結を主張する最大の声を否定するのであれば、とてつもない大うそをつくことになる」と指摘。英字紙「チャイナ・デーリー」は「海外メディアは事実関係の確認をせずに一方的な主張を引用した」と強調した。




はいはい。処罰は受けないね。


そんな事信用できるものか。

本人は大丈夫でも、きっと家族や親戚縁者が迫害されるの事は有るんだろうな。

「海外メディアは事実関係の確認をせずに一方的な主張を引用した」と強調した。


事実関係の確認をして欲しかったのなら、騒乱の最中の取材も認めるべきだろう。
中国政府、中国共産党の残酷さと言うのは、これでまた多くの人たちの知るところになったという事ですかね。

本当にこんな国で、オリンピックを開催するつもりなのか。疑問に思いますね。



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