中国終了のお知らせ、その72・・・『オーストラリアの青空に』

本日、オーストラリアで聖火リレーが行われました。ニュースでは大きな混乱は無かったと報道されています。
実際にそうであったのでしょう。一万人にも及ぶ中国人留学生が動員され、それに対し『フリーチベット』を叫ぶ人たちは2000名程度であったとか。
暴力沙汰は無かったようですが、インタビューを受けるチベットの旗を持つ人物の後ろには中国の国旗を振りかざした人々が圧力をかけている。それをテレビカメラが捕らえている・・・
なかなか異常な光景だと思いますが。

オーストラリア政府は、今回、青ジャージの聖火防衛隊随行を認めなかったとか。
これは、日本も同様の意思表示をしているようで。

豪州で聖火リレー「青い軍団」蚊帳の外 25日に長野へ

http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080424/oth0804242045014-n1.htm
 【シンガポール=藤本欣也】北京五輪聖火リレーが24日、オーストラリアの首都キャンベラで行われた。フランス通信(AFP)によると、沿道には北京五輪を支持する中国人留学生や中国系住民ら約1万人が集結、中国の人権弾圧に抗議するチベット人ら約2000人のグループを規模で圧倒した。小競り合いなどが起きて7人が拘束されたが、聖火リレーは大きな混乱はなく終わった。聖火は25日に長野市に到着する。

 豪州政府は今回、中国が派遣した「聖火防衛隊」には聖火を警護する権利はないとして認めず、約10人の豪警官がランナーの周りを囲んで走った。聖火防衛隊は火の管理をする名目で2人だけが伴走を認められたが、聖火に近づこうとすると豪警官に阻止される一幕もあった。

 聖火リレーは当初、中国大使館前を通る20キロのコースで予定されていたが、警備上の理由から大使館を通らない16キロのコースに短縮された。妨害を防ぐためバリケードが張り巡らされる中、競泳男子金メダリストのイアン・ソープ氏ら約80人が聖火をリレーした。

 沿道では、豪州各地から集まった中国人留学生や中国系住民が中国国旗を掲げながら、「ワン・チャイナ(中国はひとつだ)」を連呼。これに対し、チベット人のグループは「フリー・チベットチベットに自由を)」と叫んだ。聖火ランナーの前で座り込もうとして拘束された男性もいた。

 報道によると、中国大使館などがバスをチャーターし、シドニーメルボルン在住の中国人留学生、中国系住民をキャンベラに動員。中国系学生組織も「豪州の中国人学生はわれわれの聖火を防衛する義務がある」などと参加を呼び掛けたという。


聖火防衛隊は火の管理をする名目で2人だけが伴走を認められたが、聖火に近づこうとすると豪警官に阻止される一幕もあった。

これは、是非日本でも貫いていただきたい。
ところで、聖火リレーが行われているオーストラリアの青空にこんなものが・・・



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飛行機雲のメッセージは妨害出来ないようですね(笑)


聖火防衛隊随行を拒否した日本の対応について、中国は多少諦めが入ってるんでしょうか。こんな記事も出てます。


長野聖火リレー「安全に行われると信じる」…中国外務省

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080424-00000040-yom-int

 【北京=杉山祐之】中国外務省の姜瑜・副報道局長は24日の定例記者会見で、26日に長野で行われる北京五輪聖火リレーについて、「中日双方の共同の努力の下、順調に、安全に行われると信じている」と語った。

 日本側が中国側の警備行動を認めなかったことや、コースを変更したことに関しては、「日本の警察が現地の状況に応じて適切な判断をするだろう。積極的で有効な協力をしてくれると信じる」と述べた。

 姜副局長はまた、「聖火は中日友好の象徴。両国間の友好的感情を高めるよう願う」と話した。

 長野での聖火の安全に対する中国政府の懸念は強い。もともと国民の感情的反発を招きやすい日本でリレーが妨害された場合、すでに仏スーパー不買運動を引き起こしている民衆のナショナリズムがさらに刺激され、制御が難しくなるほか、5月6日からの胡錦濤国家主席訪日を前に、反日機運が一気に高まるという最悪の状況にもつながりかねないためだ。


むしろ中国側の暴動の方が心配なのだが。







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