麻生総理の発言、問題か?

マスゴミ麻生首相へのバッシングは、相変わらず続いてますね。
雇用不安が言われる中、ハローワークで視察したときの発言について問題であると主張しているとか。


首相ハローワークへ、また的外れ発言?
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20081219-441795.html
 麻生太郎首相は19日午前、東京都渋谷区のハローワーク渋谷を訪れ、非正規労働者向けの緊急特別相談窓口を視察した。職を探す若者に対し、首相は「何かありませんかと言うんじゃ仕事は見つからない。目的意識がないと雇う方もその気にならない。何をやりたいか決めないと就職は難しい」と声を掛けた。

 目的があっても仕事を見つけるのが困難な雇用危機の最中だけに、首相の発言には「的外れ」との批判も出そうだ。

 首相はパソコンを使った求人検索コーナーで、自らパネルに触れて操作。視察後、記者団に「政府が思い付く限りのことはすべてやらせていただいている。ハローワークが雇用への意識を持って緊急対応しているのが分かった」と強調した。(共同)



的外れかな。これは、批判をするための批判のような気がするんだけど。

まあ、「なにか目的があって、職を探す」という人は、ハローワークには来ない」かも知れんとは思うけど。

私、一度だけハローワークに行ったことがありますけどね。
あの雰囲気ってのは、ちょっと嫌ですね。
私が行ったのは、職探しではなく、ある資格を得るために講習を受けたときの還付金の手続きだったけど。

>職を探す若者に対し、首相は「何かありませんかと言うんじゃ仕事は見つからない。目的意識がないと雇う方もその気にならない。何をやりたいか決めないと就職は難しい」と声を掛けた。

これに対して。

目的があっても仕事を見つけるのが困難な雇用危機の最中だけに、首相の発言には「的外れ」との批判も出そうだ。


最後の一文が、記者の願望を示しているようだ。

で、麻生首相が話しかけた若者ってのはそんなに何人もいたんだろうかね。
昨日の記事・・・→http://blogs.yahoo.co.jp/moai33jp/57758081.html

雇用対策取り組みアピール=麻生首相ハローワーク視察
12月19日12時48分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081219-00000085-jij-pol

 麻生太郎首相は19日午前、東京都渋谷区のハローワークを視察した。景気後退を背景に企業の採用内定取り消しや派遣社員の解雇などが深刻化する中、雇用対策に取り組む姿勢をアピールする狙いだ。
 首相は職員から雇用を取り巻く環境や利用状況の説明を受けたあと、職を求める人たちで混雑する求人情報の検索コーナーなどを見学。非正規労働者が対象の特別相談窓口では、北海道から上京したという若い男性と意見交換し、「どうせなら六本木とかおしゃれなところで働きたい」と語る男性に、「世界中どこでもそうだが、何となく格好いい仕事は給料が安い。力仕事やしんどい仕事は実入りがでかい」と諭した。 



この若者に話したのであれば、麻生総理の発言は正論と言ってもいいんじゃないかな。


そういえば、派遣の契約解除に関して、朝日新聞の記事にこんなものが。


弱者に打撃 高まる不安
2008年12月18日
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000812180004

  大手自動車メーカーの相次ぐ人員削減や減産は、県内の労働者や中小企業に深刻なダメージを与えている。17日発表された日産自動車の大幅減産は、受注減にあえぐ中小企業の不安感を一層高めた。三菱ふそうトラック・バス派遣社員らは同日、契約解除の撤回などを訴えた。

  横須賀市の日産追浜工場。同社の下請け会社で働くという女性(49)は「世の中全体の景気が悪いから仕方ないかもしれない。うちでは具体的な話はないけど、みんな無関係で済まないことはわかっている」と話す。

  地元・横須賀市にも影響が予想される。同市経済部の幹部は「厳しい経済状況のなか、生産も雇用も維持されるという情報もあったので、今回の派遣社員削減には驚いている」という。

  日産など大手自動車メーカーと取引する県内の部品メーカーは生産計画の組み直しを迫られている。相次ぐ大手の減産に、担当者は「どの程度の売り上げを見込んでいいのか見通せない」と不安を隠せない。

  ■ 「クビにするな」派遣社員ら訴え

  非正規従業員500人を削減予定の三菱ふそうトラック・バスの川崎工場(川崎市中原区)の玄関口では17日午前7時から、契約解除を告げられた派遣社員の男性(35)らによるビラ配りがあった。「派遣・期間工のクビを切るな!」「寮から追い出すな!」などと訴えた。

  男性は務めていた飲食店の閉店をきっかけに、仙台から出てきた。約4年間、半年ごとに契約を更新しながら、派遣社員としてトラック部品の取り付けに従事してきた。住まいは三菱ふそうの寮。作業に追われた今夏、手取りは25万円にまでなった。

  派遣契約の打ち切りを伝えられたのは11月中旬。昼休み時間に派遣会社の職員に呼び出された男性は、「12月25日付で仕事は終わりです」と告げられる。突然のことで、男性は「わかりました」としか答えられなかった。

  後日、退職願の記入用紙とともに寮に送られてきた書類には引っ越しの期限が「12月29日夕方」と明記されていた。退職願の記入例には退職理由として「派遣先都合による人員削減の為」とあった。

  「貯金はゼロ。解雇され、寮も追い出されれば生活できない」。男性は今月14日、非正規雇用者が多く入る労働組合首都圏青年ユニオン」に、同僚とともに加入。この日、普段働く工場の外でビラ配りに参加、会社に契約解除撤回を求める団体交渉を申し入れた。

  「寮を出ればホームレスになってしまう。退職合意書にサインするのはやめましょう」。次々と工場内に歩いていく従業員に、組合のメンバーは拡声機で訴え続けた。



どんな人にも、様々な事情はあるだろう。だから、一概に言うことは出来ないが・・・

手取り25万円にもなる仕事で寮生活を4年間。
それで、『貯金がない』って言われてもねぇ。

そりゃ、けっこういい収入じゃ無いかな。


この派遣会社社員の方が、雇用の確保を求めているのは、『契約先の企業』に対してだろうか。それとも『派遣会社』に対してだろうか。

基本的に、この人が所属している『派遣会社』が責任を持って、次の就職先を探すのがってもんだと思うんだけど。

そうじゃなきゃ、何のためにこれまでピンハネしてたんだ、と。


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